加古川線の粟生駅は、新開地からの神戸電鉄や、北条鉄道と乗り換えができる
加古川線の途中駅では唯一他の鉄道路線と乗り換えができる駅です。
また粟生駅はローマ字だと「AO」となり、ローマ字限定で日本で一番短い駅となります。
乗り換え客が多く、賑わっているのかというとそうでもなく
神戸電鉄も1時間に1本程度走るだけで、廃線も度々取りざたされるローカル線です。
神戸電鉄の車両は3000系。50周年のヘッドマーク付きでした。
神戸電鉄は、改札口が別になっていて、乗り換えがやや面倒ですが
加古川方面からの加古川線と、北条鉄道は同じホームで乗り換えができ便利です。
北条鉄道は、加古川線の発着に合わせるように、
接続よく発車するため乗り換え客にとっては便利です。
北条鉄道がまだ国鉄北条線だったころ、中学生の夏休み初めて乗りました。
初めて一人での遠出というほどではありませんが、今日の旅行好きへとつながる
貴重な第一歩だったような気がします。
今でも当時の記憶は鮮明に残っています。
乗り換えた北条鉄道の列車はすぐに発車し、「法華口駅」に到着しました。
写真の奥にある古い駅舎は昔の法華口駅。
線路が1本に、ホームも1本という単純な駅でした。
しかし、駅の位置を少しずらして、今では線路が2本
ホームも2本という構造となり、列車の行き違いができるようになりました。
この駅の工事が終わるまでは、北条鉄道線内では
全線単線、列車の行き違いができる駅は全くありませんでした。
北条鉄道は全線で13.6㌔、片道23分で結んでいます。
終点で折り返し時間7分で折り返すと、きっちり1時間ごとの運転ができ
使う車両も1両のみという非常に分かりやすく、効率的に走っていました。
北条鉄道になってから、ずっとこのような形で走っていました。
日中は良かったのですが、朝通勤通学時間に、増発させることはできませんでした。
そこで、法華口駅で行き違いができるように工事を行い
車両も別途調達して、朝時間帯の増発が行われ、平日朝は1時間2本走ることになりました。
ローカル線の赤字や乗客減少は各地で問題となっていますが
北条鉄道は、積極的に経営している印象です。
駅の工事は国や市の補助金や寄付金などで行っているようです。
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