櫻本坊参拝後、来た時とは別の道で山を下り、近鉄吉野駅を目指したいと思います。
途中までは、車の乗り入れができない、遊歩道を通る道です。
この先には、後醍醐天皇陵や如意輪寺があるようです。
こちらの遊歩道は、中千本地区の真ん中を通るコースです。
見頃の終わりごろではありますが、沢山の桜を見ることができる道です。
遊歩道は、下り坂となっていて、谷底へと向かって歩くような感覚です。
後醍醐天皇陵や、如意輪寺は、一旦谷底に下ってから、
再び向かいの山の上にあるようです。
チラっと屋根が見えているのが如意輪寺。
もう、ここまで下って、再び山を登るのは体力的に厳しく
今回は、谷底から眺めるだけに留めておきました。
谷底に下り切りました、後は比較的平坦な道を進みます。
長年の念願だった吉野の桜を存分に味わうことができました。
この先は遊歩道ではなく、車道通り吉野駅を目指します。
下千本あたりまで来ると、桜の多くは散ってしまい
新芽が目立つ葉桜状態になりつつありました。
下千本（標高：207ｍ）と奥千本（標高：756ｍ）とでは、桜の開花時期も
満開時期も、見頃の時期も当然異なります。
この日は6時間程歩きまわりましたが、こうやって歩くだけで、早春と
春といった微妙な季節の違いを体験することができました。
今回、奥千本はまだちらほら咲き状態だったので
いつか、時期を遅らせて、奥千本の満開状態も見てみたいものです。
吉野駅のすぐ手前、ロープウェイが見える場所までたどり着きました。
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