海南駅で下車後、駅構内にある観光案内所でレンタサイクルを借りました。
レンタサイクルで、以前ここから登山口まで走っていた「野上電鉄」の
廃線跡をたどってみたいと思います。
過去幾度となく廃止が噂されながらも、補助金を受けるなどし存続していた
野上電鉄も補助金が打ち切られ、22年前の1994年に廃止されました。
1982年頃一度全線乗ったことがありました。廃止される12年程前です。
その時の印象としては、割合お客さんが乗っていたように思います。
しかし、その後好転することなく、廃止されてしまいました。
従業員は、おじいさんの運転士や駅員に対し、車掌さんは随分若い印象でした。
余りにも違う年齢差に、当時中学生だった僕も違和感を感じました。
経営状況が思わしくなく、定期的に採用ができなかったのでしょう。
車両も、当時としても古く、阪急1形を改造したものや
戦前の阪神電車を譲り受けたものなど、当時としても骨董品といえる車両で
趣味的には面白くても、毎日乗るにはすでに耐えられない状況でした。
海南駅の近くには広い空き地があります。
ここが恐らく、野上電鉄の始発駅、「日方駅」があった辺りではないかと思います。
駅から少し離れていて、JR(国鉄)との乗り換えが面倒ということで、日方駅構内ながら
海南駅に隣接した場所に「連絡口」という駅がありました。
日方駅から、登山口駅の丁度中間付近、沖野々駅までは「健康ロード」
という歩行者、自転車専用道になっていて、簡単に廃線跡をたどることができます。
健康ロードとはこんな感じ。
いかにも廃線跡といった感じの道が続いています。
ここから登山口終点まで、自転車でたどってみる予定です。
日常生活のブログ「短パン洗濯中」もはじめました。
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