上越線の土合駅、湯檜曽駅。北陸本線、筒石駅。野岩鉄道、湯西川温泉駅。
そして、この日降り立った北越急行の美佐島駅だ。
かつては青函トンネル内に竜飛海底駅と、吉岡海底駅も存在したのだが
現在は北海道新幹線工事の影響で廃止されている。
僕は、今まで「土合駅」「筒石駅」「竜飛海底駅」に降り立ったことがある。
この日は、ここ「美佐島駅」と、「湯檜曽駅」、「土合駅」に訪れる予定だ。
これで、予定通り進めば、残すは「湯西川温泉駅」だけとなる。

一見、地下鉄の駅みたいに見えるが、山岳トンネル駅である。
この日、この列車で降り立ったのは僕一人だけだった。

駅名看板を撮影し、すぐにホームを後にした。
監視モニターで監視され、いつまでもホームに残っていると
すぐ外に出るようにと注意されるらしい。

ホームと松合室を仕切っているのは、分厚い頑丈な自動ドアだ。
停車する列車が近づかない限りドアが開かないように管理されている。

ドアはもう1枚設置されており、こちらは地上の駅舎との仕切りドアだ。
こちらは、ホーム側のドアが閉まっていれば、いつでも開け閉めできる構造だ。
2か所同時に開くと、空気の流れが発生し、危険があるのだろう。
なぜ、ここまで厳重に管理された構造になっているのかというと
特急はくたかが高速で通過するためだ。
試運転時のテストでは、ホームのドアを開けたまま、高速で列車が通過すると
待合室のガラスが割れたそうで、列車の風圧もかなり危険なレベルだ。
地上区間でも発生する風圧が、トンネル内だと、トンネル内の空気が先へ先へと押し出され
圧力も増し、その分危険も高まるからだ。
特急はくたかの通過時。
キーンというものすごい音と、気圧の変化なのか、ガラスを曇らせて
あっという間に通過していった。
通過を見届け地上へと向かった。