一通り観光も終え、阪堺線で引き返すこととした。
本来なら、行きとは違う方法で帰りたいところだ。
出来れば、目の前の南海本線に乗り込みたいところだが、
今日は阪堺線の1日乗車券を持っているので、
仕方なく、住吉までは同じ道を引き返すことになる。
ここから先は、違った道のりで帰ることができる。
乗り換え待ち時間があったので、住吉大社と絡めて撮り鉄した。
住吉大社ももちろん有名だが、上町線と阪堺線が交差する複雑な
線路となっており、昔から有名な撮影ポイントともなっている。
上町線に乗るのは実に久しぶり、どんな感じだったのかさっぱり覚えていない。
前方にかじりついて、車窓を眺めていた。
線路を見ていると、平面軌道の線路は道路の片側に寄っており
軌道内車乗り入れ禁止どころか、軌道を走らなくては、走れない状態だ。
阪堺線も、車に交じって、ゆるゆる進んでいく。
渋滞時には、バイクはもちろん自転車にも追い越されてしまう。
道路の片側に軌道がある構造は、高知等でも見られるが
道路幅の問題もあって、当面このままやりくりするしかないだろう。
周辺は小高い山になっており、高級住宅街の趣だ。
下調べを十分にしておらず、ぐるっと一周して駅まで戻ってきた。
安倍晴明ゆかりの場所なのかもしれない。
駅近くまで下って来ると、下町っぽさの残る路地越しにハルカスが見える。
新しいものと、古いものが隣り合わせの阿部野周辺。
また来たくなってしまう。
路面電車としては立派なターミナル駅だ。
駅舎もあるが、そこはやはり路面電車らしくこじんまりしている。
しかし、階段も、改札も特にない分、気楽に乗れるという良さはある。
その後、隣接している堺筋線に乗り換え、扇町下車。
ちょっと飲んで今日の旅を締めくくった。







