今週は、北朝鮮問題やユーロ圏の不安材料と為替相場にとっても影響力が
ある材料がでてきました。

北朝鮮、韓国については死者もでてしまい緊迫した状態です。

当然日本は隣接国としてはリスクがある状態です。

個人的には、北朝鮮の考えていることは分からないですね。

今回のきっかけも韓国軍の軍事演習から断りを入れて実践したのですが
それに対しての砲撃ですから。

ジョンウン氏のアピールなのでしょうか。

どんどん孤立化する国ですね。


ユーロドルにつきましては、テクニカル的にも1.3050のラインが見えてきて
いましてスイングで考えるととてもロングを仕込む気にはなれない状況です。

対してドル円は84円を瞬間的にでも見るかもしれませんね。
2.三層とは?

おそらく、上の説明だけでは良く分からないと思うので、三層の考え方についてご説明していきたいと思います。

物事には、大きく分けると、戦略、戦術、戦闘という三層があります。

戦略は、全ての土台です。

戦術は、戦略の土台の上にあります。

戦闘は、戦術の具体的実行手段になります。

別の言い方をすると、物事を進めていくにあたって、
戦略とは長期的、大局的な観点からみた進むべき方向であり、
戦術という戦略を達成するための具体的方法を使用して
戦闘という実際的な行動を遂行する。

ということです。

そして、三層の考え方で一番大切なことは
戦略層でのミスを、それ以下(ピラミッドで考える場合にはその上)の戦術層、戦闘層で挽回することは出来ない。

ということです。

例えば不況下、少子化の中でX君が、
「自分は今拡大政策を続けている大企業Jに入る!」
と考えて、受験戦争を勝ち抜き、就職活動も必死に行い、晴れて大企業Jに入ったとしますよね?
しかし、大企業に入ってみたものの、大きな不況に襲われてしまい、大きく拡大した店舗は負債となってしまい。人員削減でリストラが相次ぎ、満員電車で毎日揺られて出勤し、遅刻も許されず、サービス残業に上司にはおべっか、同僚との熾烈な出世競争の日々を送っているうちに、
「俺の一生はこんなはずじゃなかったはずだ・・・。」
という結果になってしまったとします。
これは三層の考え方を当てはめると

戦略層=大企業Jに入る!
戦術層=受験戦争を勝ち抜き、就職活動を必死に行う(具体的方法)
戦闘層=戦術を遂行するための努力(遂行)


ということになります。


いったいX君は何故、このような結果になってしまったのでしょうか。

これは、戦略層の不在が原因になります。

不況下の中で拡大戦略を続けている大企業Jに入る!

という目的は長期的、大局的な考え方ではありません。

つまり、戦略層の不在ということができます。

X君は戦闘レベルと戦術レベルは見事に達成しましたが、戦略層が不在であったために不幸な結果になってしまいました。

ここに戦略が入るとしたら、
現在不況である+日本は少子化で内需は余り見込めない→需要がすくなければ商品は必然的に売れなくなり不景気になる→拡大政策を続けている大企業Jは危険だ。

という結論に行き着きます。

そして、
不況下で伸びる職種は何か→不況になると皆家で過ごすようになる→そのため、不況下では視聴率が上がるが最近テレビ離れが進んでいる→皆インターネットに流れているからだ。→インターネットマーケティングが大変上手なベンチャー会社Dに入ろう!

というように、現在とかすぐ先の未来のことではなくて、長期的、大局的に考えるのが戦略です。
確認ですが、戦略層の不在は、それを達成しようとした道筋(=戦術層)も、努力(=戦闘層)も全て無駄になってしまいます。

これが、戦略層でのミスを、それ以下の戦術層、戦闘層で挽回することは出来ない。という意味になります。

この三層を相場に当てはめて考えてみましょう。

戦略層(資金管理)がひどいと、
戦術層(手法) 戦闘層(心理)
が優れていても挽回できないということです。
そして、半年で8割の個人投資家が破産しFXから退場する理由は戦略層の不在が原因です。
相場を戦略的に考えられる人はこのように考えます。

長期的に通用する売買戦略はどのようなものだろうか?

このように考えた時点で、

・ナンピン塩漬け手法を使い続けることはできません。(大暴落が来たとき必ず破綻するので長期的に通用しないからです)

・短期的に勝率が物凄く良い売買手法を使うこともありません。(大事なのはその売買手法が長期的に10年20年と通用するものか否かだからです。)

・大きな枚数でトレードすることもありません。(ドローダウンや連敗は必ずおこることを知っているからです。)

このように考えると、相場における戦略層というのは、
手法の選択(長期的に使用することができる手法かどうか)と、
適切な資金管理(ドローダウンが訪れても大丈夫なように)ということがお分かり頂けるかと思います。

長期的に考えられるようになると、一回の売買の勝ち負けに意味が無いことが分かり、統計的な考え方も身につけることができるようになりますが、このあたりは心理に入ってくるのでマインを参照になさってください。
昨日は、ユーロ圏懸念と北朝鮮の出来事から有事的なドル買いが出ています。

円で考えれば円売りが発生してもおかしくないできごとでしたが

材料を合わせ、全般的にストレートのドル買いが大量に発生しました。

テロのような地学的リスクとでもいいましょうか、これは突発的な

材料となりユーロドルも大きく変動した結果となりましたね。