この質問は営業の仕事の人は多くの人から聞かれる質問ではないですか?


僕も会ってきた人には必ず聞いている質問です。


その返答で僕が思った「売れる人」と「売れない人」の違いなのですが。


売れない人は「お金」や「人」で返ってきます。


「この人と一緒なら・・・」「この人に憧れて・・・」や「これならもっと稼げる」などです。


もちろん悪い訳ではないですが、第一声でこの答えだとあまり印象を残せません。


僕が会ってきた「売れる人は」第一声を『可能性』で答えています。


「元々SEだったのですが、もっと直接人に影響を与えられる仕事につきたいと思い、この仕事を選びました。」

の様な返答が返ってきます。


全ての人がそうではなく、あくまで統計です。


「自信や結果」で動くのではなく、「自分の可能性」を信じて動いている人の方が多くの人に影響を与えられている人なのではないでしょうか?




あなたはなんでその仕事を選んだのですか?
3.資金管理のミスが手法も心理もぶち壊す

ここでは具体的な例をあげて、資金管理のミスは、手法、心理が揃っていても挽回できないことをご説明していきたいと思います。

例えば、以下のようなことをトレーダーXが考えました。

(戦略層)10万円を2日間の間に30万円に増やそう!と考えています。

(戦術層)1日4回ドル円でトレードチャンスがあり勝率75%で勝つと30Pip。

負けると30Pips失う手法を使っています(これは優秀な手法です)
(戦闘層)その手法を淡々と実行できる素晴らしいメンタルを持っています。

このトレーダーは戦術(手法)戦闘(心理)は大変優秀ですが、それでも戦略(資金管理)を何も考えずに設定しているので、
彼は破産する可能性があります。

そのことを以下の2ステップで考えてみましょう。

ステップ1 この手法は何連敗まで喫する可能性があるかを考え、
ステップ2 戦略に沿った資金管理によって運用するとどうなるかを考える。

ステップ1 連敗する可能性
①FXの市場は、土日祝日は開いていないので、だいたい1年に250日ほど開いていることになります。

②そうすると、この手法は1日4回のトレードチャンスがあるので
250日×4回=1000回 1年あたり1000回の売買回数が見込まれます。

③1回だけ負ける可能性は 100%-75%=25%
2回連続して負ける可能性は 25%×25%=6.25%
3回連続して負ける可能性は6.25%×25%=1.56%
4回連続して負ける可能性は1.56%×25%=0.39%
5回連続して負ける可能性は0.39%×25%=0.097%となります。

④1年で1回以上連続して負ける回数は 1000×25%=250回
1年で2回以上連続して負ける回数は1000×6.25%=62.5回
1年で3回以上連続して負ける回数は1000×1.56%=15.6回
1年で4回以上連続して負ける回数は1000×0.39%=3.9回
1年で5回以上連続して負ける回数は1000×0.097%=0.97回=ほぼ1回
となります。

⑤つまり、勝率75%のシステムでも、1日4回のトレードチャンスで1年間使い続ければ、5連敗することが1回あるのはむしろ普通である。ということが分かると思います。
ステップ2 トレーダーXの戦略による運用例
さて、そこでトレーダーXのプランに従って運用してみるとどのような結果になるでしょうか?
もう一度彼のプランを見てみましょう。

--------------------------------------------------------------------------------------------------
(戦略層)10万円を2日間の間に30万円に増やそう!と考えています。
(戦術層)1日4回ドル円でトレードチャンスがあり勝率75%で勝つと30Pip。
負けると30Pips失う手法を使っています(これは優秀な手法です)
(戦闘層)その手法を淡々と実行できる素晴らしいメンタルを持っています。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
①2日で10万円を30万円に増やすということは、2日のうちに1万通貨単位で2000pips獲得する必要があります。

②1日に4回30Pips稼げる機会がありますが、勝率は75%なので、
4回に1回(=1日に1回)は-30Pipsになることが考えられます。
そうすると、2日で
(2日×3回×30Pips)+(2日×1回×-30Pips)=120Pips稼ぐことが期待できます。

③そうすると、2日で2000Pipsに到達するためには2000÷120=16.666….
なので、17万通貨で取引しないと目標を達成できません。

④もし1回目に負けが来ると(25%=4回に1回負けが来ます)
17万通貨×30Pips=51000円の損失を計上してしまいます。
手持ちの証拠金は100000-51000=49000円です。

⑤49000円になってしまうと、もう17万通貨で取引することができません。
(レバレッジ200倍まで取引できるとして、1ドル100円だとすると、17万通貨取引するためには17万×100=1700万円必要になります。
49000円しか必要証拠金が無いと、レバレッジ200倍掛けても980万円までにしかならず、最高取引通貨枚数は9万枚になってしまいます
レバレッジ400倍ならば最高取引通貨枚数は18枚まで可能ですが、次負けたら破産します。)

⑥そして運悪く2回連続で負けてしまったとしましょう。(年に62.5回あります)
レバレッジ400倍で張っていれば49000円-(17万通貨×30Pips)=破産。
レバレッジ200倍で張っていれば49000円-(9万通貨×30Pips)=23000円

⑦もしレバレッジ200倍までの業者でやっており、
23000円残っていたとすると、次に掛けられる枚数は
23000×200=460万円なので、もう4万通貨しかかけられなくなります。
そこでもし3回連続で負ければ(年に15.6回あります)
残金は11000円になってしまいます。

⑧そうするともう取り戻すのは至難の業です。
次は2枚でしか取引できないので、そこから10万円に戻すためには
1回勝利 11000+(2枚×30Pips)=17000円(もし負けていれば5000円)
2回勝利 17000+(3枚×30Pips)=26000円(もし負けていれば8000円)
3回勝利 26000+(5枚×30pips)=41000円(もし負けていれば11000円)
4回勝利 41000+(8枚×30Pips)=65000円(もし負けていれば17000円)
5回勝利 65000+(13枚×30Pips)=104000円(もし負ければ26000円)
と5回連続で勝利しなければいけなくなります。

しかも、その間一回でも負けると階段から転げ落ちるように資産を減らします。
このように、手法と心理は完璧でも、資金管理をしっかりと考えなければ相場で成功できるようにはなりません。

レバレッジ400倍で行っていれば2連敗しただけで破産してしまいました。

これでは統計的に有利な手法も優れたメンタルもあったものではありません。

これは、資金が100万、200万の状態でも全く同じ確率で破産しますので気をつけてください。

(100万円を2日で300万円にしようと考えて資産運用すれば、2連敗を喫すれば破産します)
この例は少し極端すぎたかもしれませんが、とにかく、心理や手法は、資金管理という大きな器を先に考えることによって初めて生きてくる。と覚えておいてください。
相場では、誓約と制約が大事になってきます。


誓約=誓うこと。

制約=条件をつけて守ること。


です。 

自分の中でルールを作り、それを遵守するということですね。



今日の格言です。


「自分はプロである、という自覚を持つ。

プロのディーラーとして雇われていると思ってトレードする。」



です。


プロのディーラーの制約は厳しいものです。

ルールを破れば厳しい罰則が待っているようです。

そういった厳しい環境にあるがゆえに、自分を律することができます。


逆に、個人トレーダーには何もありません。

何もないので、ルールもバンバン破ります。

破っても誰もとがめません。


そしたら甘えてしまって、枚数を増やしてみたりとか、
ストップを取り消したり、ストップを置かなかったりいろいろします。


あなたも一度は経験があるはずです。


ルールを設定することはマストです。

絶対しなくてはならないことです。

そして、絶対に破ってはいけないものです。

そうするためにも、自分はプロである、という自覚を持つことが重要です。

自分はプロのディーラーであり、ルールを守ることはマストであり
破れば、もうトレードはしない。

このくらいの強い覚悟が必要です。

僕はそのくらいの覚悟でトレードしてます。


何回連続で負けようと、ストップロスは消しませんし、
枚数も増やしません。


自分は雇われディーラーであり、人のお金を動かしている
大金を動かしている、と思ってみましょう。

慎重になれます。

自覚を持ってください。

自分がプロである、という自覚を持ってトレードに望んでください。

トレードをする以上は勝たなければなりません。

勝つためには、プロにならなければなりません。

プロであるためには、自覚を持たなければなりません。


とても大事なことです。

しっかり心に免じてくださいね。


では、また。