5.終わりに

いかがでしたでしょうか。

こちらで提示したやり方は、あまり華々しくない成績に思えるかもしれません。

しかし、弊社としては、このような取引の仕方こそが「投資」であると考えております。

数千回の売買検証に耐え、長期間にわたって利益を出せる戦略であるからこそ、10年、20年と使い続けて頂きたいのです。

例えば1日4回のトレードチャンスのある手法を10年、20年と使い続けていくと、例え勝率が80%の手法でも、6連敗を喫する機会がほぼ必ず出てまいります。

なので、そのような事態が起きた時でも冷静に対処できるような資金管理を行う必要があるのです。

そのために、一見このやり方は地味に思えるかもしれません。特に1年目、2年目3年目は原資にくらべて利殖するのが地味に思えてくることもあるかと思います。

しかし6年、7年と利殖を続けていくと、複利的な運用を行っていれば、原資に対して素晴らしいスピードで資産が増えていくようになることがお分かり頂けるかと思います。

トレードプランを考える際に最も重要であるにも関わらず、その重要性があまり知られていない「資金管理」の考え方。ご納得いただければ大変嬉しく思います。

この資金管理の考え方ができていないと相場から退場をくらう可能性は大変高まります。

相場参加者の8割が1年で退場するというのは、この資金管理の考え方をせずに、計画なしにやみくもにトレードを行う人が多いのが要因であると考えております。

この資金管理の大切さをご理解いただければ、あなたはこれから相場から退場するということは、ほぼなくなると思います。

原資を増やし続ける安定感をお楽しみください。

最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
3.億万長者が資産を2カ月で溶かすメカニズム


半年で8割の個人投資家が破産しFXから退場すると先ほど話しましたが、 一体なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

それは戦略層の不在が原因だと先ほど結論付けましたが、ここでは資金管理に重点を置いて考察を進めていきましょう。

先ず最初に触れておきたい大事な点は、破産した個人投資家は潤沢な資産を持っていようが持っていまいが関係なく破産するという事実です。

実際に裏付けのとれたデータがあるわけではありませんが、6000万円相場で失った。

レベルの話は身の回りにあふれています。
つまり、例えあなたの口座残高が1000万円であろうが、100万であろうが、資金の大きさは相場から撤退する確率に関係ありません。

それはなぜか。 資金管理の概念を理解するのが大変難しく、ほとんどの人は資金管理をしっかり理解していないからです。


破産する確率 当然ですが、資金量に対して掛けるlot数の割合が同じであれば破産する確率は同じになります。 具体的に言うと、
手持ち資産100万円のトレーダーが、
その5%である5ロットを賭けて売買するのと、
手持ち資産1000万円のトレーダーが、
その5%である50ロットを賭けて売買するのでは、
破産する確率は変わらないというわけです。

しかし、手持ち資産1000万円のトレーダーが5ロットくらいでやってる人を見たこと、あるいは聞いたことはありますでしょうか?

1000万円トレーダーが、200pipsとったところで10万円ですよ?

通常10万円は決して少ない金額ではないと思いますが、手持ち資産1000万円のトレーダーが200Pipsも抜いて10万円というのは、物凄く地味な印象を持つのではないかと思います。


実際、手持ち資産1000万円で、一日の損益が5万円程度で満足できるトレーダーはほとんどおりません。

もし、手持ち資金に関係なく、小さな枚数で取引を行うことができれば、資金の大きさは自分の退場から守る大きな盾として使うことができるのですが。

しかし、そういう人は少ないです。

ほとんどのトレーダーは資金量に相応する枚数で賭けていきます。

そうすると、どれだけ資産が増えても破産する確率は常に変わりません。

例えば、相場で100万円を1000万円に利殖したとしても、常に5%の枚数をかけ続けていれば、破産する確率は資産が増えても全く変わらないのです。

それは1000万円が2000万円になろうが、3000万円になろうが変わりません。

永遠に破産する可能性はかわりません。 例えば、毎回資金の5%の枚数をかけて、一回の損切りが2円だとします。 そうすると一回の損切りが発生する度に自分の資金が10%なくなります。

100万円なら5Lotかけて2円下がると損失は10万円 1000万円なら50Lotかけて2円下がると損失は100万円 それで負けが例えば7回続いたとします。

7回続くのは、現実的に十分起こり得る話だと思います。

そうすると資金は30%にまでなってしまいます。 もちろん貴方が1000万円の状態で負けたらば、30%になるので300万円ありますし、100万円の状態でまけたらば30万円です。

同じ割合の資金の喪失とはいっても、資金量は全然違います。相場退場確率は明らかに残り30万円の人の方がすくないようにおもえます。

本当に、そうでしょうか? ここで人間の特質なのですが、人間には、現状維持メカニズムというものがありまして、常に同じ状態でありたいという潜在的な欲望があるわけですね。

例えば毎日500円くらいの食事に慣れている人が、次の日も500円で生活しろと言われても別に、なんてことないですよね。

それでも、昨日まで大金持ちで、一回の食事に20万円くらいかけて食事していた人が急に転落して500円で生活しろといわれたらどうなるでしょうか。

もうそれは、ものすごいストレスになるとおもいます。

これは現状維持メカニズムが働いていて、自分の状態が変わることに対して潜在意識的に危険信号を鳴らしているから起こるものです。

もともと500円の人は次の日も500円で過ごせと言われてもなにも感じないでしょうが、金持ちの転落だとこれは、おかしい、なんとしてでも元に戻りたい、いや、戻ってやる!という感覚を持つと思います。

これが相場でどのように作用するかというと、最悪に作用します。

先ほどの例にもどります。 1000万円→300万円になった貴方と 100万円→30万円 になった貴方がいます。 二人の資金は天と地ほどの違いがあります。


しかし、貴方の心理状況はまったく同じです。上述の現状メカニズムが働きます。

絶対に取り返す・・・!元の資金まで・・・・!!(ざわ・・・) ・・ええと、少しカイジが入ってしまったのですが。

そうると普通の人がとる行動は、lot数を倍に増やすという大勝負にでます。

lot数を倍にするとどうなるか。 元の資金に戻るまで1400pips必要だったのが、700pipsでよくなるわけです。 まぁ。それなら4倍にしても構いません。350pipsで元に戻るわけです。

350pip sならば、なんだか、見えてきた・・・!資金を回復する兆しが・・・!!

しつこくてすいません。

ここで忘れがちなのですが、資金の回復が早くなるということは、お金を減らす速度も速くなるということです。 もし2倍なら、60pipsで退場。 4倍なら、30pipsで退場です。 この厳然たる事実をわすれないでください!!!

相場の難しいところなのですが、50%の損失を埋めるには、何%勝たなければいけないかご存知ですか?

答えは。50% ではありません。 100%です。 (100万円の50%は50万円。50万円になってから100万円に戻すには50万円の勝利すなわち100%の勝ちが必要ですね。)

資金の60%の損失になってしまったら、取り戻すのには250%勝たなくてはなりせんし、70%無くしてしまえば333%勝たなくてはなりません。

そのような時にレバレッジを増やして取引するのはもはや博打以外の何物でもありません!

資金の減るスピードをなめないでください!

もはや貴方は今までと同じだけの取引量で取引することすら危険です。

120pipsで退場になります。120pipsなんてすぐに届く額になってしまいます。

70%無くしてしまったら、もう、短期間で元にもどることは限りなく不可能に近いが、短期間でそのすべてをなくすのはとても簡単であることを忘れないでください!

ですので、破産しないためにはどうすれば良いのか。

勝率70%の手法でも、6回連続で負ける可能性は1000回取引すれば1回でてくる程の確率ででてきます。その時に自分の財産が50%になってしまったというようになれば取り戻すのに多くの時間がかかります。

ですので、自分の最大ドローダウンを多くても20%に留めるというのが目安ではないでしょうか。 システムトレードならば、そのシステムの最大ドローダウンの2倍程の値を、資金の20%で収めさせるくらいのlot数で考えた方が良いと思います。

20%の損失なら、取り戻すのに必要な額は125%です。取り戻せます。 システムトレードは負ける額をある程度推測できるというメリットがあります。 資金管理をしっかり考えれば、退場になることはすくないでしょう。

そう考えると、自分がかけられるロット数というのは、資金量に対してだいぶ小さなものになると思いますが、それが、資金管理の適切な値と考えて頂ければ幸いです。

来週は、冒頭でも述べたように月末月初の週であり、

イベントが重なるとともに世界情勢の動きが慌しくなっているため、

要注意すべき週であると言える。

そのような中、今週末に現れた安全資産としてのドル買いの流れが一段と明確化するのかという点が注目と考える。


まずユーロ情勢から見ると、アイルランド問題が予想以上に難航していると言え、事態が長引くに従い他国への悪影響の伝播力が強まっていると言える。

アイルランド政府が支援策請求に合意したのが21日、そこからほぼ一週間でなんら明るい進展はなくソブリン格付けの引き下げや大手銀行の大幅格下げ、支援するEU内での独の対立が見え隠れするなど足並みの乱れも出て、そのようにならないよう収めるつもりで実行した救済策が逆に他の周縁国への不安の波及をさらに強めるなど予想通り(?)の悪循環となっており、市場参加者の不安は募るばかりである。


独紙の煽り立てるようなポルトガル救済要請報道などもあり、アイルランドはもちろんのことポルトガル、スペイン両国の対独長期債利回り格差やCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)長期もののスプレッドも拡大し続けている。

今週習慣ベースで3.5%と言う8月以来(ギリシャショックで低迷時)の大幅な下げ幅を記録したユーロドルだが、ユーロ圏の財政問題の深刻化が進み、米国指標が良好となった場合、北朝鮮情勢もあることから下げ止まりはまだ感じられそうにないのが現状と
言えるのではないだろうか。

北朝鮮動向により急速に朝鮮半島情勢が流動化し、地政学リスクが前面に出た円の動向であるが、ドル円に関しては、上昇局面がまだ続く可能性ありと見る。

北朝鮮問題は28日の米韓軍事演習に関して当事国間でのやり取りが激しさを増しており、不透明感はぬぐえない。

仲裁に入る中国も今回の動きにはやや慎重で同演習への理解も示すなど、これまでと違う展開を見せている。

新体制移行のためにも簡単には引けなくなっている北朝鮮政府であり、まだこのリスクを市場は高い警戒レベルで見ざるを得ないであろう。


テクニカル的にも上向きのトレンドがようやく現れてきたようであるり、日足レベルで重要な節目である83.50円付近をすんなり突破してきており、目先84~85円での推移もありそうである。


長いスパンでも84.30円付近のポイントを確り抜けるようなら84円台定着も考えられ上値向かいの足がかりとなるかもしれない。


週末の雇用統計始め今週は米指標が刑期の改善傾向からあまり悪化予想されていない。


良好な結果が出れば強きの流れが出ることは十分に考えられる。


個人的には、ガイトナー財務長官が述べたとおりの住宅市場の下
音澆泙蠅?△襪里?30日(火)のケースシラー住宅価格、2日(木)の中古住宅販売成約数等注目している。

〈注目指標(上記除く)〉
30日(火)
〔豪〕10月住宅建設許可件数:豪景気判断上気になる指標〔独〕11月失業率:独の今後の景気を見るうえで注目も、ユーロ圏の指標はややおざなりになる可能性も。〔米〕11月シカゴ購買部指数、消費者信頼感:良好ならドルの上昇につながる、ISMへの影響も考慮。
1日(水)
〔豪〕3Q GDP:豪景気のバロメーター、良好なら再び利上げ期待も。〔英〕11月PMI製造業:ポンドはこれで結構動く。〔米〕11月ADP雇用調査、ISM製造業指数:米景気動向占う重要指標、雇用統計予測と製造業と言う雇用に繋がる部門での数値は注目である。〔米〕ベージュブック:米景気動向を連銀、FRBがどのように見ているか。良好的判断ならドル支援材料に。
2日(木)
〔豪〕11月小売売り上げ:豪景気動向見る上で重要。利上げの可能性見る上でも。〔ユーロ圏〕ECB政策会合、総裁会見:金利動向は無視、会見内容でユーロ圏財政問題への言及があるか。
3日(金)
〔英〕11月PMIサービス業:ポンドの目先の動きに影響〔米〕11月ISM非製造業指数:米景気情勢を見る重要指標。サービス業でも回復があるか。