。+°:*.氷花.*:°+。 -HiKa- -7ページ目

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あなたにどうか、
とどいてほしい、
わたしのこころ。


くるくる くるくる 時代はまわる
くるうり くるうり 時代はめぐる

約10年まえ このページをはじめたとき ちいさかった子どもたちが
おおきくなって このページに たどり着きはじめてる


そうだ。まわるんだ。時代はまわる

12年まえ 生まれた赤ちゃん 思春期になり
99年まえ 笑顔の赤ちゃん 白寿をむかえ

無に還り また、あたらしいかたちで 生まれ変わる

そして地球のように くるくる まわる


まわる まわる まわるよ人間は
まわる まわる まわるよわたしたち

まわる まわる まわれることが…


平和の そう平和の 証し。

人間、20歳を過ぎれば細胞がいちにち10万個ずつ死滅する。
そうおそわった、19歳のときから。

20歳を過ぎると、生きることは成長することではなく、老いることだと、こころがおびえにふるえた。

けれど…


「これからある人生のなかで、きょうが いちばん若い日」


あたりまえのことだけど、そうおもうと、きもちが若くなった。

そんなたんじゅんなことに気づいた、「きょう」という 貴重な日。

わたしという ひつじがうろうろしているよ
あしたを憂えて うつむいて 哭いているよ

神さまは わたしのうしろについていって かなしそうにわたしを 凝視めているのに
わたしはそれに 気づかない

わたしはいつ うしろを ふりかえるのか…


あなたはいつ うしろをふりかえって 神さまを みつけるの…

わたしにとって、せつないって
哀しいことじゃない

わたしにとって、せつないって
こころ滾ること。
   胸に秘めた念いが、
     内で熱く燃えること。

わたしにとって、せつないって
神さまがくれた、

人間だけへの 最高のギフト。

むかしは

「時は積み重なっていくものだ」、と聞いて
そうなのか、と感嘆した

でもいまは

ほんとうにあっというまに
時間がながれてく


止まらない、ながれてく。

1歳の甥の さいきんおきにいりのおもちゃ…

上からボールを入れると、下から ころろ、と落ちてくる お城
 
それがふしぎで なんどもなんども くりかえしていたけれど

あるときから 入口よりも おおきなボールをいれようとするようになった
が…、はいらない

あたりまえだよね…
わたしたち、おとなは笑ってしまうけど 甥は真剣に ふしぎそうになんどでも 挑戦している


でもね、もっとふしぎなことはね

地球がまるくて でも重力があって きみが地面からふりおとされないことだよ
あたりまえのように きみはここにすわっているけれど そのことこそ もっとふしぎなことなんだよ

母は神さまを信じている。でも若いころは、
「神さまなんて」と信じていなかった

…―神さまがもしいるなら。

どうして自分の父は死んだの。どうして自分の母は苦労しているの。そして、どうして兄は、高校卒業してすぐに、家計をささえなければならなかったの

神さまなんて、もしいても、高みの見物をしているだけの存在。
自分とは関係ない―…


けれど母は信仰者に伝えられる。「神さまは、いつも泣いている孤独な存在なのですよ」と

哀れな人間を救えなかった、嘆きの神さまなのですよと
いつも哀れなわたしたちをうしろからみつめている、哀しい存在なのですよと
「神さまなんて」とつぶやかれているのを哀しいきもちでいつも聞いているのですよと

…―ああ、それは わたしのことではないの―…!


そのとき はじめて母は 神さまが 自分にいつも ちかしく寄り添っていることを実感した。涙した
神さま。いつも泣いているあなたのために、なにかしてさしあげたいと、こころから 誓った

いつもしあわせで笑っている存在になってほしいと、こころの底から つよく ねがった

ネットでのしりあいに、父よりひとつ年下の男のひとがいる

去年、ご自分のたんじょう日に お母さんを亡くした

「なんでぼくのたんじょう日なんだろう…」つぶやく彼。


わたしはかんがえて、メールした

「きっと、あなたのおたんじょう日のたびに念いだしてほしくて、その日に亡くなったんですよ」
きっと そうですよ


…自分で言うのもなんだけど、いい歳になってからのたんじょう日というのは、自分のことを祝うものでもない

いま、ひとり暮らしのそのひと。
たんじょう日に、ケーキを買って、花たばかかえて 自分を祝う? よりは

亡くなったお母さんを偲んで その日いちにちを かみしめて ほしい

あなたのカーから流れるメロディ、わたしの好みとほんとういっしょで いつも助手席に乗っているの、ここちよかったよ

とびきりうまくて、そしてせつない曲を歌う日本人アーティストが、おたがいすきだったよね


でもだけどだから…

離れた場所でおなじ曲を聴くのは せつないよ
こんなに離れたのに 曲は あのときと変わらないフレーズで わたしに ささやきかけてくる


おたがい こんな 離れたのに
あなたも おなじ曲 いまでも聴いているのかな

わたしが あなたを念いだしてるように
あなたもたまに わたしを念いだして くれているかな

わたしの母方の祖父は、母が8歳のとき、がんで亡くなった

どんなひとだったの? とわたしが訊くと、
部下おもいのひとだったんだって、と母が言う

部下をかばってばかりで上にたてつくから、課長どまりだったって
でも、部下には慕われて、祖父が亡くなってから何年も経ったあと、母たち一家が引っ越しするとき、近所のひとがおどろくくらいたくさんのひとが、手つだいに来たんだって

そんな祖父の大好物は、ワンタン。
しょっちゅうワンタンをお昼に食べているから、「ワンタン課長」と部下に言われていたという

親しみと、愛情のある呼びかただな。…


ワンタンが夕飯に出てきた日は、ひっそり祖父を 想う