頑張って「親」をやっている皆さん、何が正しいか、なんてわからないですよね。
それでも、子供が生まれたときから、否が応でも「親」をしなければいけなくて、子供の将来を大きく左右する責務を負わされます。
子供を作ってしまったら、生まれてきてしまったら、ずっと子供が居続けるんだよ
かつてのパートナーは、そう言って、子供を作るのをずっと恐れていました。
一方の私は、そんなに深刻には考えていませんでした。
パートナーとの子供は、私にとって、パートナーとの絆を失わないで済む決定的な切り札でした。
はっきり言って、道具でしかなかったのです。ちょっと言い過ぎか。もちろん愛情はあります。
子供のことよりも、パートナーのことよりも、何よりも自分のために、私は彼女をなだめすかして、子供を産んでもらいました。
生まれてきた娘は中学生になり、不出来な若い女性担任の執拗なパワハラにあい、不登校になりました。
これまで、ずっと娘につきっきりだったパートナーは、苦悩しているようです。
彼女が子供を作るのを躊躇していたのは、子供に一生懸命になってしまう自分の将来が見えていたからでした。
私は彼女とは違っていて、子供は気の合う友達のような感じでしかなく、くっつきすぎたりはしないです。
不登校とはいえ、毎日、楽しんでいるように見えましたので、このままでも全然問題ないって思っていました。
最後は自分の人生なんだから、娘が自分自身で考えて、道を決めて進んでいくに決まってますから。
でも、パートナーは違います。過度の干渉はやめてほしいと子供からも言われるぐらいの世話焼きしちゃっています。
ああ、お母さんだな、そう思います。
パートナーから何かを言われて腹を立てていた娘に言いました。
あれが、「おかあさん」なんだよ
世の「おかあさん」は、みんなあんな感じなんだ
で、最後はどうなると思う?
娘が不機嫌な顔のまま私を見つめます。
母親はこういうものなんだって、諦めるんだよ
それか、絶縁して逃げ出すんだ
私としては深い真理を伝えたつもりだったのですが、娘はまったく表情を変えませんでした。
なぜかパートナーにはウケてましたが。
自分の部屋で仕事をしていると、階下で母娘が何やら言い争いをしていました。
お父さん、ちょっと降りてきて
23時からの1時間、私はこの時間にしかできない作業をするつもり(仕事です、変なことではないです)でしたが、降りて行かないとまずい気がして、パソコンを閉じました。
私にだって、娘にとって、家族にとって、何が正しいかなんて、もちろんわからないです。
でも、日頃思っていること、感じていることを話しました。



