「田崎」と聞いて思い浮かぶのはこの人ではないでしょうか?

 

 

 

 おそらく「ソムリエ」という言葉を日本に広めたのは、この人の存在があったのではないかと白さんが言ってましたが、確かにそうかもしれないです。

 

 白さんはワイン音痴らしいですけど。

 

 私も似たようなもので、ワイン教室に1年ぐらい通っていたのですが、好きか嫌いかしか判断できないです。

 

 ワインの産地やブドウの種類が全部カタカナなので、覚えられないのです。

 

 私はカタカナが覚えられない病気を持っていて、高校時代、世界史のテストは1桁の点数しかとったことがありません。

 

 ですので、ワインの話になっても、私は相槌しか打たないです。ちゃんと正確にブドウの品種を言えないからです。

 

 あ、こっちの「田崎」で、ここまで話を広げるつもりはありませんでした。

 

 

「田崎」といえば、女性の方は、「田崎真珠」の方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

 

 

 おお、写真もこっちの「TASAKI」の方が断然いいですね。

 

 ちなみに私はこの服のデザインが大好きなのですが、何と呼ばれるものなのでしょうか?

 

 あ、また、横道に逸れました。

 

 白さんはこっちのTASAKIには鬼詳しくて、ミキモトとの違いを教えてくれました。

 

 実は私は真珠といえば、ミキモトしか知らなかったのですが、この機会にTASAKIをネットで調べてみました。

 

 TASAKIはミキモトに遅れること5年、1970年に真珠の養殖に成功しているそうです。

 

 ってことは、ミキモトが真珠の養殖に成功したのは、私が生まれた年です。

 

 どうでもいいか、そんなこと。

 

 昨年、TASAKIはアジア系のファンド会社に買収されていました。

 

 今後、積極的に世界進出するのですかね? 上場してないから、株買えないじゃないか……。

 

 でも、銀座のTASAKIのお店に白さんと入ってみたのですが、ガラガラでした。

 

 真珠って、経年劣化するのですね。

 

 真珠の暖かい光沢は、人とともに生きるって意思が込められているようで、なんだか生きているかのように感じました。

 顔、赤いけど大丈夫ですか?

 

 先日、今年初めて会社に行ったときに、社長から言われた言葉です。

 

 倒れないでくださいよ

 

(倒れられると会社が大変だから、って思っているに違いない)

 

 ええ、大丈夫です

 

 そう答えたのですが、現実は違ってまして、道をまっすぐ歩けないぐらい疲弊しています。すぐに息切れしちゃうし。

 

 

 会社に行ったのは、白さんに会うためです。今度は白さんたちが、私の会社を訪問してくれたのでした。

 

 でも、話をするのは、白さんが連れて来たおっちゃんばかり。白さんは優しく微笑んでいただけでした。

 

 

 白さんとは、1週間に1度のペースで、いっしょにサテライトワークしています。今、仕事が殺人的に忙しく、本当に殺されそうなくらいなのですが、白さんの柔らかいオーラに接していると、本当に癒されます。過労死しないでいるのは、彼女のおかげかも。

 

 

 

 正子先輩とも今年は、今のところ週一ペースで顔合わせしています。たまたまそうなっているだけですけど。

 

 顔が赤いよ。今まで見た中で一番疲れている顔している!

 

 なんでこの人はこんなに嬉しそうなのでしょうか。

 

 ええ、マジで疲れてます。血圧が高いのですかね?

 

 違うわね。これは、体の中の不調がにじみ出てきた不健康な赤だよ、きっと。やばいよ、この色は

 

 多分、赤茶色、土色なんだと思います。

 

 

 ちなみに、今年初のシンママさんとの月次定例会を先日開いたのですが、まったく機能しませんでした。

 

 恐らく疲れているのだと思います。

 頑張って「親」をやっている皆さん、何が正しいか、なんてわからないですよね。

 

 それでも、子供が生まれたときから、否が応でも「親」をしなければいけなくて、子供の将来を大きく左右する責務を負わされます。

 

 

 子供を作ってしまったら、生まれてきてしまったら、ずっと子供が居続けるんだよ

 

 かつてのパートナーは、そう言って、子供を作るのをずっと恐れていました。

 

 一方の私は、そんなに深刻には考えていませんでした。

 

 パートナーとの子供は、私にとって、パートナーとの絆を失わないで済む決定的な切り札でした。

 

 はっきり言って、道具でしかなかったのです。ちょっと言い過ぎか。もちろん愛情はあります。

 

 子供のことよりも、パートナーのことよりも、何よりも自分のために、私は彼女をなだめすかして、子供を産んでもらいました。

 

 

 

 生まれてきた娘は中学生になり、不出来な若い女性担任の執拗なパワハラにあい、不登校になりました。

 

 

 これまで、ずっと娘につきっきりだったパートナーは、苦悩しているようです。

 

 彼女が子供を作るのを躊躇していたのは、子供に一生懸命になってしまう自分の将来が見えていたからでした。

 

 私は彼女とは違っていて、子供は気の合う友達のような感じでしかなく、くっつきすぎたりはしないです。

 

 不登校とはいえ、毎日、楽しんでいるように見えましたので、このままでも全然問題ないって思っていました。

 

 最後は自分の人生なんだから、娘が自分自身で考えて、道を決めて進んでいくに決まってますから。

 

 

 でも、パートナーは違います。過度の干渉はやめてほしいと子供からも言われるぐらいの世話焼きしちゃっています。

 

 ああ、お母さんだな、そう思います。

 

 パートナーから何かを言われて腹を立てていた娘に言いました。

 

 あれが、「おかあさん」なんだよ

 世の「おかあさん」は、みんなあんな感じなんだ

 で、最後はどうなると思う?

 

 娘が不機嫌な顔のまま私を見つめます。

 

 母親はこういうものなんだって、諦めるんだよ

 それか、絶縁して逃げ出すんだ

 

 私としては深い真理を伝えたつもりだったのですが、娘はまったく表情を変えませんでした。

 

 なぜかパートナーにはウケてましたが。

 

 

 

 自分の部屋で仕事をしていると、階下で母娘が何やら言い争いをしていました。

 

 お父さん、ちょっと降りてきて

 

 23時からの1時間、私はこの時間にしかできない作業をするつもり(仕事です、変なことではないです)でしたが、降りて行かないとまずい気がして、パソコンを閉じました。

 

 

 私にだって、娘にとって、家族にとって、何が正しいかなんて、もちろんわからないです。

 

 でも、日頃思っていること、感じていることを話しました。 

 マンション成金になった私は、お金を使いまくっております。

 

 早くも売却代金の半分がなくなりました。

 

 毎週のように家族旅行に行っておりまして、先日は木更津のホテル三日月に行ってきました。

 

 プールが閉まってまして、娘は楽しさ激減だったと思います。

 

 お風呂はよかったですが、千原ジュニアが言うほど楽しくはなかったです。

 

 富士見亭の貴賓室に泊まりましたが、なんかいまいちでして、3倍払っても高級旅館に行く方が私は好きです。

 

 

 ところで、あのレベルのホテルの館内着って、なんであんなにダサいんですかね。盗まれないようにしているのかな?

 

 でも、館内着を着ていないと、お高くとまりやがって、と思われるんじゃないかと思いまして、勇気を出して館内着を着て部屋を出たのです。

 

 そうしたら、隣の客室から私服の老夫婦が出てきて、目が合いまして、そんなことはないとは思うのですが、館内着を着ている私をじろじろと見られているような気がしまして。

 

 それで、ものすごく恥ずかしくなって、部屋に戻って私服に着替えました。

 

 パートナーと娘は、館内着を持って来てすらいなかったです。

 

 おしゃれな旅館に作務衣とか置いてあるじゃないですか。彼女たちはあれも着ないので、ここの館内着を着るなんて、ありえないか。

 

 ノリが悪いなぁ。

 

 そういえば、シンママさんはあんなに美人なのに、どこのホテルのどんな変な館内着でも、すぐに着替えちゃうのが笑えます。

 

 

 帰りにアウトレットに寄りました。

 

 私は仕事がとにかく忙しくて、フリーラウンジに入り浸って、ずっと仕事をしていたのですが、昼休みにパートナーにフードコートに呼ばれまして、つけ麺を注文したのです。

 

 そしたら、お店で麺を受け取るときに、どういうわけか、お盆を自分側にひっくり返しまして、おなかから下がラーメンまるけになっちゃいました。


 ラーメンの油で床がつるつるになってしまって、スリップ注意にしてしまったのは、この私です。すみません。

 

 

 おかげで、着替えを買わないといけなくなって、ラーメン臭漂わせて、トミーの店で上下一式と靴まで買って、買った服をそのまま着てお店を出たのも私です。

 

 なんでこうなるんですかね?

 退職金をプレゼントします♪

 

 なかなか素敵なフレーズだと思いまして、シンママさんのクリスマスプレゼントにしようとしたら、白さんに叱られました。

 

 そういう大切なものは、ご自分で使うか、パートナーさんに渡してください

 

 はあ、そんなものですかね?

 

 シンママさんには、同額を別の名義でお渡ししたら?

 

 はい、そうします

 

ってことで、現金を下ろしに銀行に行ってきました。

 

 シンママさんもパートナーも、喜んではくれたものの、振込は困るって言うので……

 

 退職金といっても本当に大した額ではないのですが、2人分ともなると簡単には下せなくて、銀行の窓口に行く必要があったのでした。

 

 

 最初、三菱UFJに行って、散々待たされた挙句、キャッシュカードがないとダメって言われました。

 

 どうして実印だけでいいと思ったのか、自分でも不思議です。考えるまでもなく、ダメに決まってます。

 

 なのに、なんか三菱UFJって、毎回腹が立ちます。30年前、窓口で行員のお姉ちゃんを罵倒したこともあります。完全なカスハラ男でしたが、さすがに、今はもうそんなことをするはずもなく、笑顔で「じゃあ、いいです」って言えました。

 

 それで、電車で一駅隣に移動して、三井住友銀行に行きました。

 

 待つこと5分、窓口のおばはんから意外なことを言われました。

 

 

 え? そうなんですか?

 

 はい、大変厳しくなっておりまして、全銀協や金融庁からも通達を受けておりまして

 

 なんと、自分のお金を下ろすのに、使途を説明して、請求書を見せて証明しないといけないというのです。

 

(そんなアホな……、あんた、私のおかあさんですか!?)

 

 思わず絶句していると

 

 どのような目的なのでしょうか?

 

って、行員のおばはんが、申し訳なさそうに聞いてきました。

 

 実は退職金が出まして、それを妻にプレゼントしたいのです

 

 できるだけ柔和な表情を作って、めっちゃいい旦那を演じてみました。

 嘘は言ってないです。もう一人の方は、妻でもないし、退職金でもないですけど。

 

 え? そうなのですか。でも、振込ではだめなのでしょうか?

 

 まさか税務署の目から逃れるために現金がいいとはいえません。

 

 やはりこういうのって、現金で渡したいのです(にっこり)

 

 行員のおばはんの私に対する雰囲気が、どんどん好意的なものに変わっていくのがわかりました。

 

 上の者に相談します

 

 窓口おばはんがそう言い終わらないうちに、上の者らしきこれまたおばはんが現れました。

 

(銀行って、もっと若い姉ちゃんがいるところじゃなかったっけ?)

 

と失礼なことを考えていると、上司おばはんが金融庁うんぬんの台詞を言い始めました。

 

 すると、それを窓口おばはんが遮って、上司おばはんに耳打ちしています。

 

 上司おばはんの目が「え? そうなの?」って感じになり、二人のおばはんの私を見る目が、なんというか、実に暖かかったです。

 

 わかりました。今回限りということでお引き出しします

 

 こうして、無事に現金を手に入れることができたのでした。