★★⭐︎⭐︎⭐︎


休暇を利用して、空いてる時間に観れたのは良かったが、内容は…トム・クルーズのアクションを見せたいだけな感じだった。


Entityにしろガブリエルにしろ、なんでそうなるのか、何をしたいのかが結局よくわからない。

ついでに、ガブリエルって一体何者で、何でそんなに力を持っているのかもわからなかった。

最後もカッコ悪かったしなぁ。


トム・クルーズのアクション映画の集大成?ってことで、許してあげましょう。





★★★★★

ハードカバーで出たときに買おうか悩んだが、意外と文庫本が早く出たので、待ってて良かった。

「深夜特急」は何度も読み返して、若いときには短期間でバックパッカーもどきの経験もさせてもらったが、あのころと同じかそれ以上に旅心をくすぐられる。

戦時中に軍の密偵として、ラマ僧に扮して内蒙古から定遠営、タール寺、日月峠、青海、シャン、そしてチベットのラサへ。

Google Mapで地理や写真を見ながら読んでいると、楽し嬉し…だな。

密偵としての成果がどれほどあったのかはわからないが、20代の「西川」にとっては、日本人がその路を往くことにこそ意義がある、との意識がほとんどだったのではないだろうか。

若い頃の自分が、旅に往くことそのものを目的としていたように。

ラサに到着した後、どのようになっていったのか、下巻が楽しみだ。
★★★⭐︎⭐︎

若い頃、大前研一さんの影響で一度は憧れたコンサル業界の「現在」を学ぼうと、読んでみた。

戦略、マーケティング、データ分析、テクノロジー(ITシステム)、そして運用(業務オペレーション)と、上流から下流までを自社で一気通貫することで、総合コンサルの最大手となったアクセンチュア。

現社長の江川氏が15年に就任して以来、いち早くデジタルビジネスへ振り切り、DXの追い風を受けたことと、組織横断的なサービス提案としていったことで、売上高が10年で1300億から7200億弱にまで拡大したという。

先見の目で「時代の流れとともに時間を味方にする」と共に、社内体制を大幅に組み換えて「圧倒的なスピードを実現」するダイナミズム、これぞ経営といったところか。

そして、次の10年に向けて生成AIに注目しており、人間が介在しなくても代理人のAIどうしで話し、その結果が提案されたりする。

それらは「勝てる仕組み」を持つことになる。

社長の後継者に必要な資質として、
・勝てる仕組みを考えられる
・テクノロジーを先読みできる
・読みが外れたときに耐えられる胆力がある
が挙げられており、非常に興味深かった。


★★★★⭐︎

職場の同僚がNetflixの本作を薦めていた。

Netflixには加入していないため、YouTubeで切り抜き動画を観てみたら面白かったので、原作も読んでみた。

実際にあった事件を基にしているのだが、コワイ世界があるもんだ。

多額を騙し取ったとしても、そこに至るまでの労力とリスクを考えると、リターンは決して大きいとは言えないのではないだろうか。

それでも地面師をする意味は、やはりハリソン山中のように、騙されて壊れていく相手を観ていることに何かしらの悦楽を感じるから、なのかもしれない。

うまい話には気をつけ過ぎて損はない、な。

★★★★★


ファティマにはあんまり興味がないので、中盤のファティマリレーはどうでもいいやって感じだったが(笑)、ナカカラでの攻防やバインツェルの話など面白かった。


バーシャではなく"エスト"


追っていたのは、デコースでもエストでもなく"騎士"



そういうメインの物語とは別に、今巻で惹かれたのはこの、ナオ・リンドーが"クルマルス"の片鱗を見せたところかな。


普段はオチャラケなヘタレキャラなんだが…


ガマッシャーンと言えば、レイスル3党首の残りの御二方もイイ感じ。


ふだんは居眠りして、何をやってるのかわからない方たちだが、実はちゃんとわかっているし、できるんだ … と。



こういう物語に厚みをもたせるバイプレイヤーがたまらんなぁ。



バイプレイヤーといえば、フィルモアの参謀長も、正統派の軍人として、話を盛り上げてくれていた。

ミヤザとの対比で、政治家としてのミヤザを引き立てる意味もあったのかな。


騎士達の主張は置いといて、純粋に軍人としての気構えと戦術を示していた。



次巻は、バインツェルとデコースの闘いがメインだろうか、楽しみに待っていよう。