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司馬さんの本が読みたくなった。
何回読んでも面白い。
お気に入りの箇所や、これまで気づかなかった箇所などが出てくる。
・いずれにしても、関ヶ原という史上空前の大事件は、事のおこりを割ってみれば、ふたりの女性のもとで自然と出来た閨閥のあらそいであったといえる。
・豊臣政権の成立のエネルギーは「利害」であり、正邪ではない。
・ばくちは勝つためにうつ。勝つためには、智恵のかぎりをつくしていかさまを考えることだ。あらゆる細工をほどこし、最後に賽をなげるときにはわが思う目がかならず出る、というところまで行ってから、はじめてなげる。それが、わしのばくちだ。
・権謀術数のたのしみである。
若いころには、「世間」が、頭上にあって見あげなければならないが、年老いて地位もあがり、またたかをくくって人を見るようになると「世間」というものが自分の目で見おろす位置にさがってくる。



