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・直江山城守 「絶ヲ継ギ傾ヲ扶ク」
藤原惺窩 「天心いまだ禍を悔いざるか。億兆の生霊再び塗炭の苦を受けんとす」
直江山城守 「仁がそれ孔孟の道なら、義もまた孔孟の道である。惺窩先生賢なりといえども男子にあらず」
・大将の態度にニはない。ただひたすらに床几に静まりかえっているものだ。… 大将と本陣のゆるがぬ姿がそこにあればこそ全軍はいささかの動揺もせずにふるいたつものだ。
・かれは信長や秀吉のように自分の天才性わわ自分自身が信じたことは一度もない。つねに衆議のなかから最も良好とおもわれる結論をひろいとった。
… 衆議にかけることによって、幕僚たちは頭脳を練ることができたし、それを平素練りつづけることによって徳川家の運命を自分の運命として感する習性を養った。
・物事を大胆に割り切るのは若者の特徴であり、同時に弱点でもある。
「老人というものはそうではない」
物事の陰翳を考えすぎて、そうやすやすと割りきれるものではないということを常に感じ、常にその立場に立っている。



