★★★⭐︎⭐︎

孔明の南蛮行

劉備玄徳の死後、魏の曹丕は五路から50万の大軍で蜀を攻め入ろうとする。

孔明は四路には手を打っていたが、残る呉に対しては国交回復を図ろうとする。

呉の孫権が四路の戦況を眺めているうちに、魏軍は敗北し、蜀と呉は同盟を結んだ。

魏軍は30万の大軍で呉に進攻するが、赤壁の大敗に匹敵する損害を出して撤退した。

蜀では、南蛮王の孟獲が迫り、南部四郡の内、三郡が反乱を起こした。

孔明は自ら50万の兵を集め、益州南部へ向かう。
離間の策で三郡の太守を陥して平定し、さらに南蛮の地へ進軍する。

五渓峰での戦いで三洞の元帥達を討ち、孟獲を捕らえるも、南蛮人を心から降伏させるため、孟獲を放つ。

孟獲は兵を集め、再び蜀軍に立ち向かう。

蜀軍は暑さ、害虫、毒蛇などに苦しみながらも進軍する。

馬岱は流沙口を渡り、夾山峪で蛮軍の補給路を断つ。

孟獲は、これを討つために3千の兵を向かわせる。

★★★⭐︎⭐︎

蜀呉の死闘

魏では、漢朝の献帝を強制的に退位させ、曹丕が帝位についた。献帝はわずかな旧臣をともない田舎へと落ちていった。

蜀の劉備は、曹丕の即位を認めないため、また天下を統一するため、蜀の皇帝を宣した。
そして、孔明たちの反対を押し切り、関羽の仇を討つため呉に進攻する。

張飛も出陣しようと準備をするが、部下に無理難題を与え、恥をかかせたことで恨まれ、暗殺される。

劉備は、関羽と張飛を失った悲しみを抑えて軍を進める中、張飛の嫡子 張苞と、関羽の次男 関興が参陣し、連戦連勝で快進撃を続ける。

呉の孫権は、張飛の首と、張飛を討った者たちを劉備に届け、和睦して昔の状態に戻そうとするが、劉備ははねつける。

孫権は、亡き呂蒙も認めていた陸遜を大都督に任命し、呉に対抗する。
陸遜は深才遠計をもって、劉備を追い詰める。

魏は、呉が蜀になだれ込む好機に呉を奪いとろうと、三路より出陣する。

孔明が準備していた石兵八陣の恐ろしさから、蜀は国内の守りを固めていることを悟り、また、魏が呉を狙うことを予感した陸遜は、呉に引き返す。

魏と呉が戦い、呉の勢いに敗れた魏の曹丕は引き返す。

劉備玄徳は、呉に大敗し、多くの将兵を失った心労から体調を崩し、世を去った。
そして、太子劉禅が皇帝に即いた。

★★★⭐︎⭐︎

関羽の不覚

呉の呂蒙は仮病を使い、陸口の守りを地位も名声もない陸孫に任せる形をとって、関羽を油断させる。
その策に嵌った関羽は、陸口の兵を樊城に動かす。
呂蒙はその隙をついて、荊州を奪い取った。

荊州城に入った呂蒙は人心の安定をはかり、関羽を追い詰めていく。
この間に魏も関羽を攻める。

関羽は荊州を奪い返そうと進撃するが、兵達は家族同士で戦うことを嫌がり、士気は上がらず、脱走者も出る。

関羽は麦城に立て篭もり、上庸の劉封と孟達に援軍を求めるが、断られる。そして、麦城からの脱出を試みるが捕らえられ、首を打たれた。

その2ヶ月後、呂蒙は病で命を落とした。
劉備が関羽の仇を取りにくることを恐れた孫権は、関羽の首を曹操に届け、関羽を討ったのは曹操ということにしようとする。

曹操はそれを知りつつ、禍を転じて蜀に恩を売ろうと、関羽を盛大に国葬する。

そして、曹操も故人となる。
魏では、曹操の長男の曹丕が王位を継いだ。

曹操の死を知った劉備は、関羽の無念を晴らすため呉の孫権を討ってから、魏を討つことを決める。 そのため、関羽に援軍を送らなかった劉封と孟達を罰しようとするが、それを察した孟達は魏に降伏し、劉封を攻める。

劉封は成都に逃げ帰るが、惨敗の責から処刑された。

★★★★⭐︎

久しぶりに、流し読み。

心が疲れているときに読むと、これでいいんだと思えて、少し気持ちが楽になる(笑)。

「ハリネズミ」で、先端恐怖症のヤーさんにむりやり注射を打つためにイラン人を準備していて、
 「先生、困ラセル、アラーノ神ガ許サナイ」
と、笑わせてくれる。

人間誰でも、外に出るとハリネズミになってる。
そこから、ただのネズミに戻るのも、悪くはない。




★★★⭐︎⭐︎

4月に新入社員への教育をする機会があるので、新入社員の気持ちで、そしてこの本を新入社員へお薦めしたいので、さら〜っと読み直した。

初版が1999年と20年以上経っているが、内容に古さは感じない。

むしろ、大前さんの本は、この頃までが面白かったなぁ、と改めて思った。
なんというか、言っていることに新鮮さが感じられた。

新入社員たちに、前向きに自己研鑽に励むキッカケを与えたい。