こういうブログを運営している以上、避けては通れない問題がある。
それは、不思議な世界を否定する方たちの、文字通り否定的な意見だ。
内容が衝撃的過ぎれば衝撃的なほど、その様な意見を頂く。

しかし、我々「制作集団 真美漢」は、
その方たちの意見を有り難く頂戴している。
それだけ真剣に、我々の「漢的恐怖劇場」と
向かい合ってくれている証拠であるからだ。

今回、特にその方たちの意見が多かったのは以下の二つのエピソード。
漢的恐怖劇場 第八十四話「2014 FIFA W杯 - 敗因 - 」の「魔物」と、
漢的恐怖劇場 第九十五話「全米オープンテニスの怪 」の「魔物」のことである。

どうも双方が似ている、つまりは使いまわし、インチキ写真ではないか?
……との意見なのだ。
では、改めて双方を見てもらいたい。

 

【フィールドの魔物】

 

 

【コートの魔物】

 

今見ても、全身が粟立つほど恐ろしい姿である。
「フィールドの魔物」は先に開催された
FIFAワールドカップで日本代表を翻弄し、
「コートの魔物」は先に開催された
全米オープンテニスでひと暴れした忌まわしい存在だ。

どうであろうか???
使いまわしや、インチキ写真に見えるだろうか???
勿論、我々は断言する、双方は全く別の存在であると!!!!!
どういう視点で、双方が同じ存在に見えるのかが、
我々には不思議で仕方が無いが、ここは一つ一つ検証を行ってみようと思う。


検証① 頭部

まず頭部を見ていただきたい。
聡明な方ならひと目でわかるだろう。
頭部だけでも「フィールドの魔物」と「コートの魔物」には大きな違いがある。

 

 


 
【頭部の違い】

 

偶然の一致とは恐ろしいもの……
双方の「魔物」の頭部には、彼らのシンボルマークらしきモノが掲げられている。 
「フィールドの魔物」の頭部には、W杯のトロフィーが掲げられており、
魔物だというのに神々しさすら感じてしまう。

ところが、「コートの魔物」には、トロフィーはどこにも見当たらない。
ただただラケットがなんの芸も無くクロスしているだけであり、
自分は「コートの魔物」であると自己主張している。
そう、全く違うのだ。
それは、べルトのバックルにも言える事であろう。


検証② バックル

 


 【バックルの違い】

 

基本的に頭部の違いと同じだ。
それぞれのシンボルマークが、クールなバックルとなっている。
これも全く違う。


検証③ 胸部

次に胸部を見て貰いたい。

 


【胸部の違い】

 

「フィールドの魔物」には、
一番シンプルなデザインのサッカーボールが二つ刻まれている。
ところが、「コートの魔物」には、
硬式のテニスボールがエジプトのピラミッドの様に刻まれているのだ。
これが「同じモノ」?
いいや全く違う。


そして最後。
これは一番見落としがちになるかもしれない部分だ。
双方の目の部分を注目して頂きたい。
ここは、反対派ではない多くの人たちでも気が付かなかったかもしれない。

検証④ 目

 


【目の違い】

 

まず、「フィールドの魔物」。
怪しげなピンク色に輝いているのがわかる。
それに対して「コートの魔物」。
ホラ、卑しく緑色に輝いている。
やっぱり全く違うのだ。


どうだったであろうか?
こうして比較してみると、双方が全く別の存在だという事は一目瞭然である。
似ているところといえば……
強いてあげるなら「黒くて、半袖、半パン」というところだけであろう。
「使いまわしや、インチキ写真」だと指摘した方たちは、
その部分しか見えていなかったのかもしれない!!!




いや、もしかしたら……
その方たちは「魔物」たちの
その恐ろしい「魔力」によって
マインドコントロールされていたのかもしれない。