のエピソードは、ある伝説の人物を紹介するものです。
よって、随分と昔の話となります。
インターネットが、まだまだ一般的ではなかった時代。
彼は、確かに存在したのです。

今はもう一般社会で働き、家庭を築き、
ごく平凡な幸せな生活を送っています。
そして今年、この件に関して
公にしてもいいという本人の承諾を得る事ができました。
ご本人の希望により、画像はご本人とかけ離れた姿で紹介しています。
では、この伝説をご堪能ください。


制作集団 真美漢 代表:真美漢



俺の友人に、狙った“アイドルお宝画像”
は必ず手中に収めるという“トレジャー・ハンター”がいる。

世界中に広がるインターネットの世界からピンポイントで、
目的の画像を手に入れるのだから、彼のパソコンのハードディスクには、
彼のお気に入り「鵜川ハルカ」のセクシー画像が満ちあふれている。

そう言う俺も、実は彼程じゃないが、
お気に入りの清純アイドル“櫻井あつ子”にゾッコンだ。
彼女の画像のほとんどはゲットしている。

しかし……だ。

実は彼女には幻の水着グラビアが存在する。
2年前の“週間ジゴロ派”7月12日号、巻頭4ページのグラビアがソレだ。
その雑誌は、お宝ショップでも高値で取り引きされている。
俺のような貧乏学生では簡単に手が出ない。

いや、仮に金があってもその雑誌自体がそうは出まわらないのだ。
だからこそ、ネットで探しているのだが……。
この手のコレクターは、美術品コレクターと同等で、
目あかが付くといって、簡単に人に見せない。

ただ希に、惜しげもなくホームページにアップしてくれる人が居る。
俺は、何とかソレを見つけてダウンロードを試みたのだが……
途中で、パソコンがフリーズしてしまい中断したのだった。
そして直ぐに起動しなおし、ログオンしたのだが、
その時にはもう消されてしまっていたのだ。

その日以来、そのグラビアはお宝中のお宝になった。
そうなのだ、一番肝心の、おしりをカメラに向けた
セクシー・ダイナマイトショットが欠落している。

コレがそろわない限り、ボクの気がおさまらない。
ボクはそのためだけに常時接続にして、
ありとあらゆるお宝サイトを訪れた。
しかし、どこにもアップされていない。
また、情報も無い。
もうこうなったら、彼に嘆願するしかない!

 

 

 

 

 

トレジャー・ハンターにっ!



「イタズラにお宝サイトをチェックするってのは、効率が悪いよ。」

俺の話を一通り聞いてから、トレジャー・ハンターが静かに語った。

「いいかい、検索サイトを上手く利用するのがコツなんだよ。」

トレジャー・ハンターは、そう言って
誰もが使っている検索サイトにアクセスした。
もちろん俺も使用したことのある検索サイトだ。
ここからピンポイントで、目的の画像をとらえるなんて……
いよいよ、トレジャー・ハンターの腕の見せ所だ。

「キミのお目当ては、『櫻井あつ子のおしりをカメラに向けた
セクシー・ダイナマイトショット』だね。」


俺は、強く頷いた。

 

 

 

 

 

う、嘘だろ……?