金融工学と音楽理論
なぜモーツアルトのような音楽が現代人に作れないか?
坂本龍一はこの問いに対し、音楽学校ではあたかも彼の音楽には法則があるようにルール化し、それを真似ればモーツアルトのような曲が作れると思っているが、そんなことはできない。自分たちが勝手に彼の音符に都合のいいように解釈しているだけで、本当は様々な要素があってこそ彼の曲が出来上がっているんだ 。
だから同じように曲を作れないし、できたとしても本質的にはうわべだけの似たような曲でしかなく心を打つものではない。
そんな風に言っていた。
一方、金融工学の世界で株価のグラフに法則があるとし、それを数式で表したものがノーベル賞を取った。
これも坂本の話と同じじゃないか。本当は人々の感情が入り乱れて複合的な要素があるにもかかわらず都合にいいようにグラフを見て金融工学を編み出したが、科学的に証明できない部分があることがわからなかった。
中田 考え続けることの大事さ
「誰にでも良い時と悪い時があり、それがなぜ起きているか、自分がなにをしてきてなにをしていてなにをしなけれ
ばいけないか、それらをどちらの時も考え続ければ、今が良い時か悪い時かなんて関係なくなる。」
柳井正の本にも同じことが書かれていたなあ。
思考停止が一番怖いんだ。