ひとつはどんな状況においても構え過ぎないという事、そしてもうひとつは私にとって余計な対象を構えないという事、この2つです。
今年、私は空手を再びやり始めましたが、始めたおかげで過去にやっていた時よりも遥かに多くの事を、この一年で学ぶ事ができました。
まず体力の大切さ、体力というのは心の生きる力と比例しています、体力があればずっと元気でいられます。
そしてその体力があるからこそ、構えずにいられるという事、確かに今はまだ体力が戻り出したところなので、どうしても組手では構えてしまいますけどね。
その構えないというのを今年からは日常に応用しています。今までの私は何か構えて生きていたところがあるので、それをしなくなった事によって物凄く心が落ち着くようになりました。
構えないという事は心の余裕を作るという事です、それを空手で改めて教えて頂きました。
ただ全く構えないという事ではありません、必ず構えの形はあります。私の言う構えないというのは、構え過ぎないという事です。
組手で構え過ぎてしまうと、相手に行動を読まれてしまうからです。それは日常でも同じ事ではないかと気づいたからこそ、私は落ち着いたのかもしれません。
そして日常の中を構えずに落ち着いてまわりを見渡す事によって、私が今まで必要のない対象まで構ってしまっていた事にも改めて気づく事ができました。
その前から私は心の断捨離を行っていたので、そのタイミングが良かったのもあります。
やっと私は皆さんと同じように、自身に必要のない対象を構わずに生きられるようになれたのかもしれません、まだまだだとは思いますが。
そうやって「構えない大人」を今年からの目標にして、できるだけ努力を惜しまず生きていこうと心に誓いました。