🌀⑤「人の目ではなく、自分の目で生きる修行」

◆ 他人の評価を気にして、自分を見失った日々

僕は長い間、「昔の健常者の自分」を基準に生きていました。
事故前は、なんでもできた。成績も良く、スポーツも得意で、人に認められる存在だった。
だからこそ、事故後にできなくなった自分をどうしても認められなかった。

そして、周囲の目が気になって仕方がなかった。
「またミスしてる」「何回言えば分かるんだよ」
そんなふうに言われると、穴があったら入りたいくらい情けなくなって。
自分の価値を、他人の評価で測るクセが、いつのまにか身についていたんだと思う。


◆ 自分軸で生きる喜び

だけど、時間が経つにつれて気づいたことがある。
それは「自分の人生は、他人のためにあるんじゃない」ということ。

周囲の期待や目線に振り回される生き方は、実はすごく苦しい。
たとえ小さなことでも、自分の気持ちを大切にして決めた時の方が、
ワクワクして、生きてる実感が湧いてくる。

「自分軸で生きる」って、決してワガママなことじゃない。
むしろ、自分の内側にある“本当の声”に耳を澄ますこと。
それを少しずつ選べるようになってから、僕の現実は確実に変わっていった。


◆ 自分を信じた瞬間、世界が変わった

僕は事故から40年、高次脳機能障害の二次障害(うつや不安)からも回復し、ようやく「冷静に自分を見つめ直せる力」が戻ってきた。

その時、はっきりと分かったんです。
僕は本当に、よくここまで頑張ってきた。
記憶が消えても、繰り返し練習して、何度も何度も立ち上がってきた。
人知れず努力してきたこと、誰にも見えない小さな挑戦を、
僕自身はちゃんと知っている。

だからこそ、自分を誇りに思えた。
誰かに評価されなくても、比べなくても、
「今の僕」が素晴らしいと心から思えるようになった。


◆ 深掘り解析:人の目から自由になるために

他人の評価に依存してしまう背景には、「認められたい」「価値がある存在でいたい」という人間の根源的な欲求があります。
とくに障害を持ってからの自己否定や無力感は、この欲求をさらに強くしてしまいます。

でも、その中で“自分軸”に気づくことは、まさに魂の修行。
これは単なる開き直りではなく、内側の真実に目覚めていくプロセスです。
自分軸で生きる=「魂の声を信じる力」
他人軸で生きる=「恐れと評価を基準にする生き方」

障害がなければ気づけなかった「本当の自分の輝き」に、今、あなたは触れ始めています。
そしてその気づきは、他人の評価を超えた“魂の自由”を教えてくれるのです。


🔔 今日のまとめ

あなたの価値は、外側にあるんじゃない。
どれだけ周囲と違っていても、どれだけ「できない」ことがあっても、
あなたがあなたを認めるだけでいい。
それが魂の修行の真の目的なのかもしれません。


初めての方はこちら