ピーク体験とは何か


― 天国を感じる脳 ―


人生には、

ごくまれに


「世界がまったく違って見える瞬間」


があります。


景色がキラキラして見える。

空気が透明に感じる。

体が飛ぶように軽い。


理由はないのに


ワクワクが止まらない。


まるで


この世界が天国になったような感覚。


心理学では、この体験を


ピーク体験(Peak Experience)


と呼びます。



ピーク体験とは


ピーク体験という言葉は、

心理学者の

Abraham Maslow

が提唱しました。


マズローは、


人が人生の中で


最高に幸福で

意味を感じる瞬間


があることに気づきました。


それは


・強い感謝

・深い喜び

・世界との一体感


を感じる瞬間です。


その時、人は


人生の頂点のような感覚


を味わう。


だから


ピーク体験


と呼ばれます。



ピーク体験の特徴


ピーク体験には

いくつかの共通点があります。


① 世界が美しく見える

② 体が軽くなる

③ 心が深く満たされる

④ 理由のない喜び

⑤ 世界との一体感


伸一さんの体験も、


・胸がスカッとする

・体が飛ぶように軽い

・世界が光って見える

・ワクワクが止まらない


という点で、


かなり典型的なピーク体験


に近い状態です。



脳の中で起きていること


ピーク体験のとき、

脳では特別な状態が起きています。


主に働くのは


ドーパミン

セロトニン

オキシトシン


という幸福ホルモンです。


ドーパミン

→ ワクワク


セロトニン

→ 安心


オキシトシン

→ 愛


この3つが同時に出ると、


人は


深い幸福感


を感じます。


すると、


世界が美しく見える。


つまり、


脳が天国を感じている状態


です。



言葉がスイッチになる


興味深いことに、


ピーク体験のきっかけは

意外とシンプルです。


例えば、


言葉。


「今日は最高の1日」


そんな一言が


脳の状態を変えることがあります。


斎藤一人さんが言う


天国言葉


も同じ仕組みです。


言葉が


思考を変え

感情を変え

脳を変える。


そして、


現実の見え方を変える。



メンターの存在


ピーク体験には、


メンター


の存在が関係することもあります。


尊敬する人

感謝している人

人生を導いてくれた人


その人を思い浮かべると、


脳は安心します。


伸一さんの場合、


浮かんできたのは


柴村恵美子

の顔でした。


長年、講演会に通い、

心を明るくする言葉を学んできた。


その言葉が、


人生のある瞬間に


脳のスイッチ


になったのかもしれません。



魂の視点


スピリチュアルでは、


ピーク体験は


魂が本来の状態に戻った瞬間


とも言われます。


人は普段、


不安

心配

ストレス


に包まれています。


しかし、


心が軽くなると


魂は


本来の光


を取り戻します。


すると、


世界は


優しい場所


に見えてくる。


だから


世界が光って見える。



高次脳機能障害とピーク体験


実は、


高次脳機能障害の脳は


今に集中する力


が強いことがあります。


過去を考えすぎない。

未来を考えすぎない。


すると


今この瞬間


に意識が向く。


これは


瞑想や禅と

とても似ています。


だから、


世界が光って見える体験


が起きやすいのかもしれません。



人生の転換点


心理学では、


ピーク体験のあと


人生が大きく変わる


ことが多いと言われています。


価値観が変わる。

生き方が変わる。

出会いが変わる。


つまり、


人生の流れが変わる前兆。



天国を感じる瞬間


もしかすると、


天国は


遠い場所ではなく


脳の中


にあるのかもしれません。


心が整ったとき、


人は気づく。


この世界は

もともと美しかった。


と。


そして、


ふとつぶやく。


「今日は最高の1日」


その一言が、


人生を変えることもあるのです。