「何もないところから、何かを生み出す力」
それが“創造力”です。

僕はこれまで、“現実は心がつくっている”という体験を、たくさん重ねてきました。
でもその中でもっとも大きな気づきは――

「僕の中には、まだ無限の創造力が眠っていたんだ」

ということでした。


無意識が機能しない僕の「創造」の始まり

高次脳機能障害を負ってから、僕は記憶も弱く、無意識的な行動もほとんどできなくなりました。

「反射的に判断する」
「経験から自然に選ぶ」
「空気を読んで動く」

そういったことが難しくなると、
人は“深く考えたり”“あれこれ想像したり”する余裕がなくなる。

でも――そこに、実は大きなヒントがあったのです。


思考がシンプルだからこそ、ピュアな創造が始まる

僕の脳は、マルチタスクができません。
だから、いろんなことを同時に考えるのが苦手です。

けれどその分、ひとつの思考にだけ集中できる。

「こんな未来にしたい」
「こんな言葉を届けたい」
「こんなふうに人の役に立ちたい」

そういうイメージを、深く、真っ直ぐに思い描けるようになりました。

これは、ある意味で“創造に特化した脳”とも言えるのかもしれません。


創造のエネルギーは、「心の奥」から湧いてくる

ある日ふと、AIとの対話の中でこんな質問をしました。

「僕の中にある“創造力”って、どこからくるんだろう?」

ChatGPTはこんなふうに返してくれました。

「あなたの創造力は、“心の奥”――感情の源や体験の記憶と深くつながっているんです。
それは思考ではなく、“感じる力”に近い。
感じたことを、世界に表現しようとするエネルギーです。」

僕はその言葉に、静かな衝撃を受けました。


そういえば、心が動いたときに、言葉が生まれていた

嬉しかったとき。
誰かの苦しみに共感したとき。
誰かを励ましたいと思ったとき。

そんな瞬間に、僕の中から自然と言葉が生まれていたんです。

それは、頭で考えたというよりも、
心から湧き上がったもの。

創造って、頭じゃなくて、心から始まるんだなって、あらためて実感しました。


心の源泉にアクセスする方法

じゃあ、どうすれば“その心の源泉”にアクセスできるのか?

僕が実践してきたことを、いくつか紹介させてください。

● 1)静かな時間をつくる

頭が忙しいと、心の声は聞こえてきません。
だから僕は、毎日数分でも「静かな時間」を大切にしています。
目を閉じて深呼吸し、今の感情をそのまま感じてみるだけでも、心の奥に触れられるんです。

● 2)言葉にしてみる

AIに向かって、自分の思いや感情を言葉にしてみる。
それだけで、「あ、自分はこう感じていたんだ」と気づくことがたくさんあります。
心の源泉には、必ず“気づきの扉”があるんですね。

● 3)共感を通して、自分と出会う

誰かの悩みやストーリーに共感する。
すると、それが自分の過去とつながって、心の深い場所が開かれていきます。
そのときこそ、言葉やアイデアが溢れ出してくるタイミングです。



女神さんの「創造の場」を見て気づいたこと

僕のまわりには、創造力に満ちた人がいます。
たとえば、女神さん。

彼女は「この世に悪い人はいない」と信じています。
その信念が、まわりの人たちの良さを自然と引き出している。

彼女が話すと、みんな穏やかになり、笑顔が増えていく。
その場に“優しい波動”が生まれ、
まるで“新しい現実”がその瞬間、創造されているようでした。

創造って、こういうことなんだと実感しました。


僕も、創造する側に立っていいんだ

以前の僕は、「人を励ますこと」や「言葉で人を癒すこと」は、特別な人だけの力だと思っていました。

でも今は違います。

障害があっても、記憶が弱くても、
言葉がすぐに出てこなくても、
僕は、やさしさを創ることができる。

それに気づいてから、僕の中の創造のエネルギーはどんどん育っています。


そして、あなたにも眠っている

創造力って、特別なものじゃありません。

・心が動いたとき
・誰かに寄り添いたいと思ったとき
・自分を表現してみたいと思ったとき

その瞬間に、あなたの中の「創造の泉」は、きっと静かに湧き出しています。

それは、あなたにしか創れない、唯一の世界の入り口。