前だけを向いて歩くことなど僕にはできないから
後ろを確認して 安心して やっと前を向けるから
前を向いても後ろを振り向かないと進めないから

妬ましい

前だけを向いて生きていける人が

妬ましい

他人は無関係な人が

妬ましい

そして僕は僕が

憎らしい

ピラミッドの最下辺にいないことを常に確認する自分が
前を向いて歩く人を妨害しないと居られない自分が

憎くて 醜くて 

でもそれが僕だから
受け入れて生きていくしかないから

せめて うつむかないで僕は
知りたいと思った。 もっと知りたいと思った。
だけど、なによりも知ってもらいたいと思った。
何もかも全部わかってもらいたいと思った。 僕のことを。

互恵 共存 依存
のめりこんでいく、奥へ奥へ。

好奇心 関心 恋心 
堕ちていく、深く深く。

磔刑 ほどけないしがらみ。

転機、晴れ渡る空。 
僕は息づいた。 清く澄んだ心。 
色づく日常。

ああ、君を愛してる。
いつのまにやら時が過ぎ行く。気持ちが色褪せるのも同時に進行していく。
そう思っていた。

けれど、どうして僕は馬鹿らしい。僕の気持ちは亜光速を維持して走り続ける。
こんなところに相対論。 速度維持装置が永久機関であればいい。そう思うんだ。
しゃぼん玉割れた

吹いては割るのこの繰り返し
見つめる僕の焦点は遠く

ヒトの一生としゃぼんの一生は
地球の一生とヒトの一生の簡易モデル

ミクロな刹那のその中でしゃぼんは輝く
マクロな刹那のその中で
ヒトは生きる

無限の想像は果てしなく
限りがないから恐れはない
有限への想像は
やがて不安との闘争となる

散る
だからこそ 有限は舞う
人はみな想いの欠片を紡いで生きる。
その想片は数多(あまた)ある。
例えば 友情
例えば 慕情

そして、【愛情】。

君の紡いだ未来に僕はいるのかな。
想うだけで心が不安にうずく。