僕がいた そこに僕がいた
頁をめくればそこに

彼女を好きだった自分
信じていた自分

そして 彼女に信じてもらっていると
うぬぼれていた自分

僕は怒った
何に怒ったのか
最初は彼女にだっただろう

話してくれなかった彼女にだ

その怒りには不甲斐なさもあった
僕は自分が情けなかった

信じさせてやれなかった

鋭い痛みだった
一閃 滴るものを理解し
僕は叫んだ
声を限りにわめいた

どうして どうして どうして

あの時の僕がここにいる
頁をめくればここに

伝えたいことがある
今だからこそ 
傷つけたくない
君がそう思っていたことがわかる 今だから
君に 伝えたいことがある

ねえ 2人で悩みたかったよ

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P.S.これは有川浩さんの小説「レインツリーの国」を読んで、高校時代の恋愛を思い出して綴ったものです。
赤色の涙を添えた君を見る
愛が欲しかった 愛してほしかった
だから僕は保存した

愛を保存した

消える愛が怖くて 凍結した
君の赤色のそれは君のせい
僕が欲しいものを与えた君のせい

僕は悪くない 君も悪くない
けど君のせい


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P.S.自分は頭に浮かんだ考え、単語を羅列する形で詩にします。
  結果として短いものがほとんどとなっています。長い詩を書い
  ている方で、自分がどんなふうに綴っているか聞いてみたいの
  です。
  教えていただけませんか。
君から届いた一枚の真っ白い紙

ねえ、これはなに?

それは私

また君から紙が届く
今度は白だった

ねえ、これはなに?

それは私

次の日は二枚 君から紙が届く
一枚は真っ黒でもう一枚は少しくすんだ白

ねえ、これはなに?
それはあなた
こっちは今日の私

毎日毎日紙が届く 
君から一枚ずつ紙が届く
続くやりとり

やがて紙が灰色になったころ

ねえ、これはなに?

これは未来

次の日はまた真っ白に戻っていた

ねえ、これはなに?

これも私だったらうれしい

え?

まただんだんと届く紙が黒ずんでいく

灰色と白の丁度真ん中になった頃

ねえ、これはなに?
未来の未来

ああ、そうか
でも、きみはなんでここまでしてくれるの?

それを聞いてかすかに笑みを浮かべる君の姿は
僕によく似ていた
永遠を信じたあの日
2人をさえぎるものは何もなかった

空気は空間となって2人は1つ
あの夜は暖かかったね

風が私たちを纏うのではなく
あの時は私たちが風を纏っていた
暖かい風の毛布に2人で包まれた

今 私の隣にいるあなたの前のカクテルグラスに
再び液体が注ぎ込まれることはないのですか

今度はテキーラでもウォッカでも構わないから
ねえ 甘くなくてもいいから
空になったグラスを見つめる私の頬を伝うのは、液体

終わりにしようといって扉を開けたあなたを追う
キンという音を放つような冷たい空気は
2人を別の空間に閉じ込める

風はもう私を見ていなかった
僕は"さよなら"が嫌いだ。
だから"またね"と言う。

僕は"Bye-Bye"が嫌いだ。
だから"再見"と言う。
ここにあるのは微かな印象の違い。

"さよなら"は悲しい。
"またね"は嬉しい。
"Bye-Bye"は淋しい。
"再見"は温かい。