今日は仕事が休みで久々に母と
車で30分ほどの場所へ買い物に行って来た
その車中での話し。
どういう流れだったか
亡くなった父の話しになった。
父は6年前に、66歳の時
脳幹出血で突然亡くなった。
当時私は、父に多大な迷惑や心労をかけていて
父が亡くなったのは自分のせいだと思ってた。
今もその思いが無くなった訳じゃないけど
前を向いているつもりではいたんだけどな…。
母が
「お父さんが亡くなる1か月位前から、なんか優しくなったんだよね。いつもなら、(母が怒りながら言った事に対し)『うるさい!』って言うのに、『そんなに怒らないで。』なんて、笑って言ったりして。」
と、話し始める。
父は60歳で
高校卒業後から長年勤めた会社を退職した。
それから新しい職場を探したが
すぐには見つからず…。
8ヶ月ほど、家で過ごしていた期間がある。
その時の事を
「今思えば、一緒にいられた
貴重な時間だったのかもしれない。
お父さん仕事やめてから
急に体力なくなっちゃったみたいで。
『るぅの面倒見れなくなる。』って
散歩に行き出したりして。
だから一緒について行ったんだよ。
そこで(母の)実家に寄ってさ。
急に『ご飯食べに行こう。』なんて言って
お蕎麦食べに行ったこともあった。
結局あれが2人で食べた最後の外食だったな。」
「うん…。」
と、頷くことしかできない私。
「お父さんの事、弱い人だって…。
私のが強い強いと思っていたけど…。
いざお父さんがいなくなったら
お母さんのが、よっぽど弱かったよ」
そう言って笑っていた母。
私はそれを聞きながら
母に気づかれぬよう必死で涙こらえた
6年たってもまだ
父の話には、涙が出てしまう。
母が私のせいだなんて思ってないのは
分かっているのに…
私が父と母の時間を
奪ってしまったように思ってしまう。
父は若い頃から借金ばかりして
母には多大な迷惑をかけて生きてきた
「あの人は息を吐くように嘘をつける人。」
なんて父の事を言ってた母。
面倒ごとを避け、親戚中に責められる母を
守ってもくれなかった事もあったと。
母の人生もなかなか波乱万丈だったと思う。
それでも、最期は穏やかに
夫婦で支えあえた時間もあったのだ。
父の借金癖は、孫ができてから
ピタリとやんだらしい
再就職先も65歳で定年退職して
これから母との時間をって矢先だったのに…
それでも父が命をかけて守ってくれた
ゆぅを産んだ事は後悔したくない。
いつか泣かずに父の事を
話せる日がくれば良いけれど…。
