これは過去の記録です。
カウンセリングに通い始めた私
初回は70分。
女性のカウンセラーの先生で
話し方の柔らかい、雰囲気も穏やかな感じ
緊張はあったものの、話しやすい先生で良かった。
私は、自分で相談したいと思ってきた内容を
先生に話し始める
子どもや夫に怒りキレて、自分では
怒りのコントロールがきかなくなってしまう。
これが今、一番相談したい事。
そして、自分の性格の歪んでいる部分の苦しさ。
自分の生い立ちや、今悩んでいる事。
等々、不思議とスラスラ悩みが話せた
前は人見知りがすごく強かった
それは今でもあるのだけど
だいぶマシになったと思う。
結婚や夫の転勤、自己都合で
今まで5ヶ所の職場を転々とした。
行くとこ行くとこ慣れる迄に時間がかかり
本当に苦痛だった
新しい職場では、まず自分を出せない。
自分から話しかけるのが苦手で
常に緊張しているので挙動不審だし表情もかたい
緊張しすぎて話しかけられないだけなのに
周りの人からは、冷淡な態度に見えたり
積極性がない人だと思われたりした
だからけっこうな時間が経ち
職場に慣れた後の私のギャップによく驚かれた
でも、こどもが産まれてから
本当に鍛えられたと思う
るぅの発達やてんかんのこと。
ゆぅが早産未熟児で産まれ
障害が出るかもしれなかったこと。
フォローアップにも通った。
るぅもゆぅも、アレルギーにも悩まされたこと。
ずっと孫を大切にし関わってきてくれた父が急死。
途方に暮れたこと…
そんな中で色々な所に相談し、助けを求めた
人見知りで助けを求められないなんて
言ってられなかった
じゃないと
本当にどうにかなってしまいそうだったから。
自分でもけっこう無理してたなぁと今は思う。
よく頑張っていたとも…
そのおかげで自分から話しかけることが
前よりずっと楽になった
相変わらず緊張もするけれどマシにはなった。
初対面の先生と
強く緊張する事なくすらすら話をしている自分に
なんだか不思議な気持ちになった
ちゃんと良い方向に変われている自分もいるんだ
それから、父が急死したことで
私の環境の変化を加速させた事も大きかった。
夫にも、父が亡くなった悲しみなんてわからない
そう思わされてショックを受けたりもした。
残された、母と弟への心配。
今まで、母にはたいていの事は相談できたし
夫の愚痴なんかも話せていた。
今でこそ、父が亡くなった当初より
元気を取り戻した母だけれど…
確実に体調を崩す事が増えて
とても心配かけるような話しは
出来なくなってしまった
今まで支えてもらってきた分
今度は私が支えていかなきゃならないのだと
思った瞬間だ
そうはわかっていても
父が亡くなってしまった事は
大事な支えを失ってしまったと思わざるを得ない。
それに、母と弟の関係は
お互い相手を思いやる気持ちはあるものの
あまり良好な関係ではない
それを父が潤滑油となってくれていた所がある。
母はいわゆる、過干渉な人だ
私は結婚し家を離れ、毎日母といる訳ではないから
今でこそ何か言われても受け流すことができる。
こどもの頃は、母が何でもやってくれる人だった。
待てない人なので、例えば部屋が散らかっていたら
子どもにやらせるより先に
自分がやった方が早いとやってくれる。
病院に行けば、先生は症状を子どもに聞いてるのに
母が先にベラベラしゃべってしまうので
「お母さんはちょっと黙ってて下さい。」
そんなふうに言われる
私が言われたら絶対凹むと思うんだけど
母は「こんな事言われちゃって~。」
と、笑い飛ばしちゃえる人。
先回りして色んな事をやってもらえるのは
すごく楽でありがたい事だけど…
大人になってからちょっと大変だったかな
誰かがやってくれるだろう精神は
仕事始めてからや、結婚してからは
だいぶ苦労した

弟は今もそれが抜けていない。
続
