これは過去の記録です。
父が亡くなって一週間後
るぅの生活発表会があった。
子ども達がいてくれたから
日々の生活に追われて毎日何とかやってこれた。
でも人と会うのはまだツラい
けれど、るぅの頑張りをきちんと見届けたい。
運動会の時もそうだったけど
妊娠中はほとんど園行事に参加してやれなかった。
産まれてから
やっと行ってあげられるようになったのに
今回も心から楽しみに行ってあげられない…
るぅには本当に申し訳ない
発表会には、ゆぅを連れて夫と３人で見に行った。
幸いゆぅは、おとなしく寝ていてくれ
私達は落ち着いて見ることができた。
るぅ自身も色々な事があった中で
三匹のこぶたを一生懸命演じていて
見に来れて本当に良かった
赤ちゃんを連れた私を見て
同じクラスのママが何人か話しかけてくれた。
私は精一杯対応したつもりだったけど
やっぱりどこかぎこちなくて
感じ悪かっただろうな…
ただでさえ、人見知りで緊張で
無愛想に思われるのに。
同じクラスというだけのママ達にまさか
ゆぅに障害が出るかもしれなくて
父が亡くなって、今つらいんですなんて
言える訳もなく…
早々に帰った
それから1週間位たった頃からか…
夫が何の気なしに
「焼き肉食べに行こうよ～。」とか
何か美味しいものを食べに行こうと言うように。
だけど、私は食欲も戻らず
毎日をこなすのに、本当に精一杯だった。
ゆぅのミルクの飲みもまちまちで
吐き戻しも多くなり。
ふと父の事を思い出せば、泣いてしまう。
全然心の整理がつかなかった。
だから、そんな事を何度も言ってくる夫が
ものすごく無神経に思えてしまった。
最初のうちは
「まだ、そんな気持ちになれない。」
そんなふうに流していた。
でもある時、どうしても許せなくなってしまって…
「暖かくなったらさ、ディズニーランドでも行こうよ
」と、言われたのだ。
父が亡くなってまだ１ヶ月も経っていなかった。
暖かくなるのが数ヵ月先でも
今はまだとてもそんな事、とても考えられなかった。
「何で、そんなことばっかり言うの
焼き肉食べに行こうとか、ディズニーランドとか。今はそんなこと全然考えられないのに。無神経すぎる
」
もっと色々言ったと思うけど
あまり覚えてない
夫にしたら、この暗い気持ちを
切り替えたかったのだろう。
るぅの為にも何か楽しいことをしてあげたかったと。
私は暗すぎる。
こんなんじゃ、子ども達も可哀想だ。
亡くなった人ばかりを思って
生きてる人を蔑ろにされてるように思う
とも言われた。
私は私なりに頑張っていたつもりだった。
本当は何もせず、ずっと塞ぎこんでいたい。
そう思ったこともあるけど
子ども達がいたらそんなことできない。
ゆぅの血便のこともあり
病院にも通わなきゃならなかった。
父を亡くしてから、体調を崩しやすくなった母。
そんな母の心配もあった。
実際体調を崩し、食べられそうなものを買い込んで
見舞いにいったこともある。
これからどうしたらいいんだろう…
両親に助けられていた部分が大きいから
これからは私が母や弟を支えなきゃならない。
父を失った痛手は大きくて。
甘えすぎてた私には自業自得なのだけど。
だから、夫とのケンカはダメージ大だった
終いには「あんたの親が死んだら、その１ヶ月後に同じこと言ってやる
ディズニーランド行こうって。」
そんな言葉まで言ってしまった
そこからどうやって仲を持ち直したのか…
この頃の記憶は、曖昧なことも多い。
この記録はずっとつけている日記を見て
振り替えっているけれど。
父が倒れてから、１ヶ月以上…
日記が真っ白になっている。
かろうじて、子どもの排便記録だけ
夫とは、こうやって時々
価値観の違い？で激しくケンカすることがある