友人から『見て！』と言われていたが
公開したことも知らなかったので
シカトしていたら 
DVDが送られてきた
『チェイサー』
出演者も殆ど知らない
韓国映画だ
女が金を持ったまま行方不明になる
それを探す（追跡＝チェイサー）だと思ったら…
ところが どっこい
「ゴミ」と呼ばれる デリヘルの社長は元刑事
女が支度金を持ったまま 居なくなるので
最初は「逃亡」だと思っていたが
呼んでいる客が同じ電話番号なのに気づいて
「人身売買」ではないかと 客の自宅近所に向かう
ところが・・・
その客は 連続猟奇殺人鬼
ノミを頭に当てて 金槌で叩き割る
元刑事なので 先輩刑事に助けを求めるが
警察は 連続殺人
ゴミは 人身売買 だと
お互いに捜査を始める
30分ぐらいで 犯人が逮捕されるが・・・
映画は2時間強もあり
この映画は イライラする
見ている方は すべてが解っているので
捜査のチンプンカンプンさや
韓国の事情などで
犯人は釈放
さらに悲劇が増えていく・・・・・
韓国映画なので 悲劇的な終わり方
（
『グエムル』のように救われない）
見終わっても 凹む
犯人は 質問されると
『えっ？』と すっとぼけた回答をする
結局 連続殺人の動機は判明されないが
この映画は 実際に起こった連続殺人事件を参考にして
いつもの如く ディカプリオ がリメイク権を買ったらしい
圧巻なシーンを２つ
・
突然の大雨の中
車の中で号泣する娘
雨の音だけで 鳴き声は聞こえない
・母親がゴミに残した
留守電
恨み事や助けを求めるでもなく
「もうこの仕事辞めたい」という遺言
この２つのシーンは グっと来たねぇ
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