#9 第112話 『長く仕えし者』
Ab Aeterno
顔中包帯だらけのイラーナに会いに来たジェイコブ
以前のロングバージョン
リチャードは
『島にいる全員が既に死んでいる ここは地獄だ』
と ビーチから逃げてしまう![]()
1867年―
カナリア諸島テネリフェ島
リカルドゥス・アルパートは 妻:イザベラの看病をしていたが
ある時 血を吐いた為に 医者の処へ馬を飛ばす
医者は 雨が降ってるし 遠いから 往診には応じず
薬を出すが アルパートのお金が足りないので渡さない
2人が揉み合っていると 医者を突き飛ばして殺してしまう
薬を持って 妻の元に戻るが 既に息を引き取っていた
逮捕されるアルパート 死刑の宣告を受ける
英語の聖書を読んでいた為に
「新世界」への奴隷商人に買われる
(新世界とは 新大陸の事)
船の名前は
ブラックロック号
船長は マグナス・ハンソ
奴隷は船底で鎖に繋がれている
大嵐の中 巨大な彫像がある島に近づいて
ほかの奴隷がそれを見て『悪魔だ!!』と叫んでいる
大波に乗った船は 彫像に激突![]()
そのまま島のジャングルに漂着する
奴隷商人が口減らしの為に 奴隷を殺傷するが
アルパートの番で カチカチと音が聞こえ
甲板の乗組員が
黒い煙に襲われ
眼前のイギリス人も 屋根の隙間から吸い取られる
ある日 死んだ妻が現れて またもや
黒い煙が来る
そして 黒い服の男 が現れ鎖を解いてくれる
妻は悪魔に捕われている と短剣を出して
彫像にいる男を殺す様に仕向ける
「煙は殺せない」と言うと
『煙は僕だ』と黒服の男は言う
彫像に着くと 逆にジェイコブに反撃される![]()
彫像の下の部屋には 招いた者しか入れない
黒服の男は
「人は本能的に罪を犯し堕落する」と信じている
ジェイコブは
「自分で考えてほしい」
「何が良いのか悪いのか 僕に言われず 解ってほしい」
「強制したら無意味だ 介入する気はない」
その為の島に来た者たちとの
仲介人になってほしいと頼まれる
代わりに
1. 妻を生き返らしてほしい → 無理だ
2. 罪を赦してほしい → 無理だ
3. 死なずに永遠に生きたい → それなら僕に出来る
アルパートは再び 黒服の男に会い
ジェイコブからと 「白い小石」を渡す
黒服の男は 落し物と言って
妻から貰った十字架のペンダントを渡し
姿を消す
<本編>
ビーチから逃げ出したアルパート
大きな木の下に埋めていた 十字架のペンダントを出す
偽ロック(黒服の男)を呼ぶが
出てきたのは後を付けてきたハーリー
『傍に奥さんが来てるよ』と会話の仲介をする
そして
『黒服の男を止めろ 島からだしちゃいけない
そうしないと みんな地獄へ行く』
と最後の言葉を伝える
それを遠くで見ていた 偽ロック
つづく
今回は<パラレルワールド>編は無く
リカルド・アルパートの過去編
片足だけの彫像の理由
(あんな高波だったら もっと被害が大きいんじゃねぇ)
一度 彫像全体を見た過去に戻っているが
250年前以上に戻ったって事![]()
ジャングルの中にある難破船の理由
アルパートが自殺しようとした時に鎖を眺めていた
ソーヤがロックの父親(詐欺師)を殺した時の場所
2つがようやく回収された
冒頭でハーリーが誰か幽霊と話をしていて
ジャックに『ジェイコブか?』と聞かれ
『ジャックには関係無い』と毅然とした態度
ここはちょっとおもしろかったが
外国語までしゃべるのねぇ
黒い服の男(辻親八)から貰った短剣は
サイードが刺した短剣と同じでいいのか![]()
道厳がサイードに言った言葉 と同じ事を
黒服の男が言ってた![]()
ソーヤが言う『アイライン野郎』
顔がアップの時は 良く解るが
まつ毛が濃いのか![]()
※
ジョン・ロック = 麦人
『CSI:科学捜査班』の ジム・ブラス警部
黒服の男 = 辻親八
『CSI:マイアミ』の トリップ巡査部長


