アクション製モーゼルC96「レッドナイン」に関する発火報告:あくまで私見
〇使用カート等
①マルシン製9ミリリアルサイズPFC(プラグファイアカート)
最新のアルミ製X-PFCではなく、従来の真鍮製のタイプのうちプライマーにゴム製のOリングを1個ないし2個装着するタイプ。プラグは同社オリジナルのものではなく、商品名「爆音プラグ」のロングタイプを使用するとともに、キャップ火薬は金色のMGキャップを使用。
②MGC製9ミリリアルCPカート
通常の真鍮素材剝き出しのものではなくシルバーメッキのもの。「シルバーチップ」という名称であったかも…。
インナーの発火ピンは通常のCPタイプでキャップ火薬は①と同じくMGキャップ。
〇発火の状況(発火の順番は①⇒②)
①の発火・最初の10連射
動画のとおり全く問題なく10連射。発火音、エジェクトの勢いとも申し分なく発火を楽しめた。
②の発火
①に比べリコイルがきつい。また、ボルトが後退しきった後一瞬そこでとどまり、ほんの僅かの後に前進を始めることが何度もあった。動画をよく見ていれば分かるはず。何がどうなっているから、という説明はできないが明らかに過剰なパワーが原因だと思う。
もう一つ。5弾目発火後、次弾の6弾目がチャンバーに入らないまま飛び出しそうになっている。先日報告したマイルドキックカートにおける装填排莢時の不具合症状によく似ている。メッキ処理がされていない通常のCPカートならば、もしかしたらこの症状なかったかも。
動画は以下のとおり↓
〇ささやかな総括と提案
先の述べた、マイルドキックカートでの装填排莢トラブルが私のモデルに固有なのならばそれでいいが、モデルに共通して発生する可能性が高いのであればぜひ対応いただきたい。
純正指定カートと他のカート合わせて百数十回の手動による装填排莢とわずか40発の発火の結果であるが、私個人の意見としては現状PFCカートがベストだと思う。
ただし、問題はエジェクター。写真を用意したが都合40発の真鍮製カートを発火した後の状況がこれ。
*接触する箇所が本当に狭いため、たかだか40発でもこんな感じになる。
何かしら丈夫な金属を別パーツとして設けなければ早晩トラブルに見舞われる。
生き物も食べるばっかりが能じゃない、出す方も考えなきゃなあ。モデルガンも同じよっ、てことでなんとかならんもんかなぁ。
以上
忖度なし宅急便第二弾
終了