懸念が…
前回手動による装填排莢には全く問題なし、としたが「ちょっと待って」っという感じになった。
10発装填し手動で装填排莢を何度も繰り返すと、排莢時、次弾まで一緒に飛び出したり、最終弾が装填されずそのまま飛び出すという現象が発生した。
最悪の場合、以下のようになる。
10発装填しボルト閉鎖、初弾チャンバーに入る
⇒ボルトを引き初弾排莢しようとすると次弾までもがそのまま飛び出して、結果3発目が装填される
⇒再度同じ動作(ボルトを引き排莢)をすると3弾目と同時に4弾目がそのまま飛び出す
⇒以降9弾目までは正常に装填排莢が行われるが、9弾目排莢時最終弾が飛び出しボルトストップ
いつもこのようになるわけではないが、フル装填時の次弾同時排出や最終弾の排出は比較的よく発生した。通常のマガジンで言うと「リップの締めが甘い」という感じ。
関連しているのか分からないが、このモデル、マガジンスペース内の前後長にかなりゆとりがある。カートを込めてた際、後ろに寄せるか前に寄せるかでカートの位置がかなり違う。これはどうなのかな?上の不都合な症状もこれに起因しているということはないのだろうか。
参考までだが、MGC系のリアルサイズ9ミリCPカートで試してみると上記のような不具合は発生しなかった。重さによるものか、ケース形状(テーパーの有無)の差によるものか、材質による表面の摩擦係数等によるものなのか私には全く不明であるが状況はそうだった。なお、CPカートの場合は先端ホールを少し広げなければならないことと、発火ポイントは全く考慮していないことを承知願いたい。
もう一つ、カートクリップが固くなかなかうまく装填できない。思い切り強く押し込むとカートクリップが所定の位置よりも深く押し込まれボルト操作に支障が発生。大いに慌てた。以降クリップは使わず、片手でボルトを押さえもう片手でカートを押し込んでいる。
上記と全く別だが、シアースプリングのロックフレームストッパーに作用する力が弱い。グリップの仕方次第で指の股でストッパーを押し上げてしまい、ボルトを引いたとたんレシーバーとフレームが分解ということが2度あった。少し曲げてきつく作用するようにしたがちょっと慌てる。
ということで発火はまだ。
と言いうか相当躊躇している。