僕が高校生の時の事です。

ある夜、僕は親戚の家に泊まっていました。

たしか、夜の11時半頃だったと思います。

僕はコンビニへでかけました。

親戚の家からコンビニまでは500mぐらい。

その途中に電車の踏切がありました。


僕がその踏切にさしかかると、ちょうど遮断機が下りてきました。


僕は立ち止まり、向こう側を見ました。

向こう側には何人かの人が立ち止まっていました。

やがて電車がやってきて僕の視界を遮ります。


駅が近いためか、電車はやけにゆっくりでした。

僕の目の前を電車が通り過ぎる間、何故か・・・何故か僕はフッとこんな事を考えました。

「こんな夜遅い時間だし、もしかしたら向こう側にいる人の中に、この世の者じゃない人がいるかも知れない・・・この電車が通りすぎた後、誰か一人、いなくなってたりしたら怖いよなぁ・・・」

どうしてこんな事を考えたのかは解りません。

ただこの時、何故か僕は「向こう側の人達の中に「何か」がいる」・・・という思いに捕らわれました。


そして、電車が通り過ぎた後・・・







向こう側の人達には何も変化がありませんでした。



「まさかね・・・」


遮断機が上がった後、気を取り直した僕は向こう側へ歩きだしました。


当然、向こう側の人達も、こちらへ歩き始めます。


その中に一人、初老のおじさんがいました。





そのおじさんが、僕の横を通り過ぎる時・・・・




僕の顔をちらっと見て、こう言ったんです。






















「よくわかったね」






僕は一瞬何のことか解りませんでした。




・・・が、ハッとして振り向いた時には、そのおじさんは、街灯の明かりの届かない、闇の向こう側へ消えていました。





信じるか信じないかはあなた次第・・・・




ね?たまにはこんな話もいいでしょ?





あ、そうそう・・・








怖い話が苦手な人は、この日記、スルー推奨だゾw
つい先日の夜。


僕が部屋で横になっていると、三歳の息子が駆け込んできて、出入り口のフスマをぴしゃりと閉めた。

しかも閉めただけではなく、必死にそのフスマを開かないように押さえている。


僕 「どうした?」

息子 「………」

僕 「何で閉めると?」

息子 「入ってくる」

僕 「何が入ってくると?」

息子 「オバケ」


息子は、居間から僕のいる部屋に入ってきたのだが、その間にある廊下(玄関に続いている)から玄関を見たときに「何か」が見えたらしい。


僕 「どんなオバケやった?」

息子 「男の子やった」

僕 「怖かった?」

息子 「怖かった」

僕 「そのオバケ、怒っとったと?」

息子 「怒ってなかった。けど怖かった」

まだ息子はフスマを押さえている。

息子 「オバケ、まだいるかな?」

僕に聞いてくる息子。

僕 「お父さんが見てみるたい」

僕は息子にさがるように言うと、フスマを少し開け、頭を出し、玄関を見た。

そして再びフスマを閉めると笑顔で言った。

僕 「何もおらんよ」

息子 「本当?」

僕 「うん。さ、テレビみようか?」

そう言って僕がテレビに手をのばした瞬間、息子はスッとフスマをあけ、玄関を覗きこんだ。

瞬間、

息子 「うわぁあああああん!!!」

急いでフスマを閉め、僕に抱きつき泣き出す息子

息子 「オバケ、怒ってる!!オバケ、怒ってる!!」

頭をなでてなだめる僕。

僕 「大丈夫、大丈夫」

息子 「オバケ、怒ってる!!僕のせい?」

僕は笑顔で答えた。

僕 「違うよ、お前のせいじゃないよ」




そう……息子のせいじゃない。






きっと「見えないふり」をした僕のせいだ……
その夜、僕は居間に置いてあるパソコンでネットゲームをやっていた。

0時を過ぎたあたりだったと思う。

ふと、背後に気配を感じ、振り向くと……

隣の部屋で寝ていた息子が立っていた。

そして僕を見ながら言う。

「喉が乾いた」

僕は一瞬、頭が真っ白になった。

……が、冷蔵庫を開けて、コップに冷やしたお茶を注ぐ。

そしてそのコップを息子に手渡しながら言った。

「これを飲んだら出ていって」

息子は何もいわずコップを両手で受け取り、ゴクゴクと一気に飲み干す。

そして、コップを僕に返し、

「ありがとう」

というと、トコトコと歩いて部屋に戻り、また眠ってしまった。






息子は当時一歳になったばかりで、まともに歩くこともしゃべることもできなかった。




翌朝、目を覚ました息子は普段とまったく変わりなかった。

どうやらちゃんと「出ていって」くれたようである。





あ、そうそう、久しぶりなんで書き忘れていたけど……


怖い話、苦手な人はこの日記、スルー推奨だゾ。