こんにちは、しむしむです。
この前の日曜日、母から電話が来ました。
最近はLINEでやり取りすることが多くなったので、電話は滅多に来ないので電話が来るとドキッとします。
それでもたいていは他愛のない内容。
家のネットがつながらなくなったどうしようとか、ブラウンファーム(スマホのゲーム)が出来なくなったとかね。
でも今回は違いました。
電話の内容は、「メイがたった今、息を引き取った」というもの。
ここ最近、メイの調子はあまりよくなかったので、ビックリはしなかったんだけどショックは大きかったです。
寝て起きなくなることもあったみたいだし、足腰も弱くなってしまって歩くのもやっとな状態でした。
でも正月に行った時には、食欲もあってまだ大丈夫かなぁって思ったりもしたんだけどね。
心臓や腎臓に持病も抱えてたし、体は限界だったんですね。
うちの実家では今までメイを含めて4匹のワンコを飼ったことがあります。
先代の3匹のワンコたちは、いずれも病院で息を引き取りました。
母的には、自分のそばで最期を看取ってあげたいっていつも思っていたようなんですが、それはなかなか叶わなかった。
でもメイは、母の膝の上で静かに息を引き取ったそうです。
15歳10か月でした。
母は仕事をしているので、平日だったら仕事から帰ってきたら亡くなってたということになっていたかもしれない。
メイが亡くなったのは日曜日なので、母もずっとそばで面倒を看てあげることも出来たし、最期を看取ることも出来た。
メイも母がいるところで最期を迎えたかったのかもしれないね。
母の膝の上で最期を迎えられるのは、先代のどのワンコよりも幸せな最期だったと思う。
昨日、火葬したんだけど、僕も行ってきました。
メイを抱っこ出来るのも最後だし、母が一人で行くのも心細いと思ったので。
大学生の姪っ子がちょうど授業が休みで来てくれたんだけど、それも母の気持ちを和らげてくれたので良かったな。
とても悲しい別れだけど、メイが虹の橋に向かうのを見送れて良かった。
メイが実家にやってきたのは、2011年の夏ごろです。
東日本大震災で、運営出来なくなったブリーダーから引き取った保護犬でした。
そのブリーダーとは面識はなく、知り合いを通して引き取ったそうです。
実家にやってきた当初のメイは、幸せな生活ではなかったような感じがしました。
歯は歯槽膿漏でボロボロだし、どこか怯えた感じの様子。
特に男性が怖かったようで、男性が触ろうとするとビクッとする感じだった。
リードを付けて散歩したこともなかったみたいで、最初は外の散歩すら出来なかったんです。
これは想像だけど、きっとずっとゲージに入れられて、ただ繁殖犬として使われてただけなんだと思う。
うちに来た時、メイは6歳。
メイの犬生の最初の6年は辛いものだったんだと思います。
実家に来た当初のメイと先住犬のヒナ。
どこか距離がある感じ(笑)
ヒナは目を合わせようともしませんでした。
でもヒナは大人しいワンコだったので、メイをいじめたりはしなかったな。
じゃれることもなかったけど。
メイは次第に実家に慣れていきました。
階段の上で母を待つ2匹。
このころ、メイは母の後をずっとくっついて歩いてた。
この人が面倒見てくれる人って、わかって来たのかな。
この写真はメイがやってきて半年くらいたった時のもの。
毛がモコモコしてきて可愛くなった(笑)
ヒナは我関せずだったんだけど、メイはヒナとの距離を縮めて行きました。
ヒナを枕にして寝るとは(笑)
これまた、母が上がってくるのを待つ2匹。
メイの前のめり感がすごい(笑)
メイちゃん8歳の時の写真。
超モコモコにカットされて可愛い。
実家にやってきた時と大違いね。
2014年4月にはひたち海浜公園のネモフィラを見に行ったりもしました。
この日はちょっと暖かかったので、ずっとはぁはぁ言ってた(笑)
ネモフィラ畑をバックに写真が撮れてよかったね。
これもひたち海浜公園で撮った写真。
綺麗な花畑と一緒でご満悦の2匹。
この年のGWには八景島に潮干狩りにも行ってきた。
妹一家も一緒で、みんなでワイワイしながら行ったのが楽しかった。
この時も母から片時も離れようとしないメイ(笑)
2015年のGWには埼玉にいちご狩りへ。
このころになると、メイはヒナを押しのけるように(笑)
メイはこの時10歳で、まだまだ元気いっぱいだったので、飛行犬撮影にも挑戦。
一応、飛んでるね(笑)
耳がぴょーんってなってるのが可愛い。
11歳の時にはコスプレデビューも。
スーパーワンになってもらいました(笑)
その年のクリスマスはサンタワンに。
コスプレも似合ってて可愛いね。
近所の公園で撮った桜バックの写真。
この時、メイは12歳。
桜と一緒で嬉しそう(笑)
同じ年のメイ。
舌が出てると笑ってるように見える(笑)
僕のお腹の上でくつろぐメイ。
お腹のクッションが気持ちよかったのか(笑)
14歳の時のメイ。
床にペタンって寝てる姿は、メイの可愛い姿の一つ。
そして14歳の時には那須に旅行にも行きました。
サービスエリアで休憩中のメイ。
お花がよく似合うね。
ロープウェイでだけど、那須岳にも登っちゃった。
これもいい思い出になったなぁ。
ニジマスを美味しそうに食べるメイ。
食欲はとどまるところ知らず。
一緒に旅行に行けて良かったなぁ。
そしてこれは去年3月のメイ。
15歳になったばかりの時。
足は弱ってきていたけど、まだまだ元気だった。
そして、これが去年の年末のメイ。
この写真が最後の写真になっちゃった。
トリミングしてもらったばかりなので、綺麗で若々しく見える。
うちの実家にきて10年弱。
犬生最初の6年に比べたら、すごく幸せに暮らせたんじゃないかな。
2年前ヒナが亡くなったときに、メイに癒されて喪失感に耐えられた部分もあります。
特に母はそう。
今回メイが亡くなって、ワンコがいなくなりました。
もう散歩も行くこともないと、母のため息が止まらなかった。。。
僕も実家に行ってももうメイがいないと思うとすごく悲しい。
だけど、これはペットを飼っていたらいずれ通る道。
悲しいけど乗り越えなきゃいけないことですよね。
実家には、あと三毛猫コムギだけになっちゃった。
コムギも腎臓に持病を抱えてるので心配なんだけど、今のところとても元気。
ここに来て体重も増えたようだし、毛艶もすごく良くなっていました。
メイの分も長生きしてほしい。
メイ、安らかに眠ってね。
僕も母と同様、当分ため息が止まりそうもないなぁ。。。