前回のブログに書いてたんですが、
神戸阪急出展の話の最後に書いてたので、
改めて。
今日、安倍総理のコロナに関する会見がありましたね。
治療薬について『アビガンの承認』の話がありました。
富士フイルムが、インフルエンザ用に作った薬です。
新薬の開発には時間がかかるので、
既存薬も臨床して使えそうなものは使っていこうという動きで、
中国が、この「アビガン」のコロナウィルスへの効果を発表していましたが、
日本ではまだ臨床中という形でした。
イタリアでの状態は、
ニュースで流れてる通り悲惨な状況で、
そんな中、
日本いるイタリア人のYouTuberが、
『日本には「アビガン」という薬があるから、日本人は、外出制限なく過ごせてる。』
と、流し、イタリア中に広まりました。
↓
『このニュースは本当?』とメールがきました。
日本人がみんなアビガンを持っていて、
それで外出ができてるわけじゃない。」
と、説明しましたが、
その後、3/23にロンバルディア州(ミラノのある州)知事の会見で、
アビガンを輸入して使用する方向で動くという内容が。
↓
公式に薬として認められているとなって、
日本にたくさんアビガンがあると、
やはり思われていて、
「アビガンを送ってもらえませんか?」
と、というメールがまた友達からきました。
日本にいるイタリア人にゆかりのある人は、
ほぼほぼ全員言われてるらしく、
私のイタリア語の先生にも、アビガンを送ってほしいという連絡が、殺到してるみたいです。
イタリアは、
外出制限も長くなり、
精神的にかなりキツイ状況が続いていて、
経済的にも、精神的にも、
限界になりつつあります。

葬儀も追いつかず、
火葬も何週間待ちだとか。
スペインでも遺体安置所が足りず、
マドリードでは、スケートリンクに遺体を置いてるらしいです。
その点、まだ日常を送る日本が、
すでに沈静化した国に見えるようです。
友達には、
「アビガンは持ってないし、まだ承認されてない。」と再度説明しました。
アビガンは、
そんな経緯の薬だったので、
今日、政府が効能を承認したというのは、
とてもいいニュースです!




既に政府は、富士フイルムに増産を要請しているようです。
(中国ではアビガンの物質特許が切れているため、ジェネリックを作るみたいです。)
他の既存薬でも、コロナに効くのではないかと臨床中のものがあるみたいです。
コロナの新薬でなくても、
効果のある薬が早く投薬されていけば、
死者数を減らすこともできるだろうし、
もしかかっても、治る薬がある!
ということで、安心感にも繋がる。
ということが、大きいと思います。


新薬も、世界各国開発中ですしね。


とにかく早く、
世界が治りますように。


一日も早く、安心して暮らせる日常が、
世界中にかえってくることを祈ります。



