勢いで書いておりますので違和感を感じてもスルーして頂けると幸いです(汗)
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イトシイイトシイイウココロ⑦
市井での買い物を終え気分良いまま典医寺に帰って来ると部屋に何故かチェ・ヨンがいた。
「・・・え?」
不機嫌さを隠す事無く椅子に座り腕を組んで憮然としている。
勝手に女性の部屋に入ってる・・・なんて事は今更言わないけど何でいるの?
チャン先生が呼んだのかしら?
既に私に気が付いているだろうし無視する訳にはいかないか。
「ただいまー・・・」
返事は無いがチラッと視線だけを寄こす。
・・・何それ?
後ろにいるテマン君を見るとわからないと首を振って慌てて外に出てしまった。
溜め息を吐いて買った物を仕舞い始めると漸くチェ・ヨンは声をかけて来た。
「・・・何か問題等はありませんでしたか?」
「いえ?特に何も?護衛もいたしテマン君もいたから」
棚に物を仕舞いながら返事を返すがそれから何も言わない彼を不思議に思い顔を向けると目が合った。
しかしすぐに逸らされる。
「・・・そうですか」
そしてまた黙る。
何が言いたいの?
何を買ったか報告しろとでも?
そういえばテマン君はこの人は不器用だけど優しいと言っていた。
もしかして心配していたとか?
「あ、ねぇチェ・ヨンさん?」
「・・・何ですか?」
手を後ろに隠しチェ・ヨンに近くと怪訝な顔をした。
「だから何です?」
「物に拘りてある方かしら?うーん、ま、いっか・・・」
「・・・?」
机の上に小さな包みを置きチェ・ヨンに差し出す。
チェ・ヨンはそれを険しい眼差しで見つめ視線をウンスに戻した。
「これは?」
「貴方に買って来たの」
使うかどうかはご自由に。
と小さく呟きウンスはまた動き始めてしまった。
包んである薄い紙を広げると中には藍色布地の手巾があった。
端に黄色い花の刺繍が小さくありどちらかというと女子が持つ様な可愛らしい品物だった。
「・・・これは女子の物では?」
「べ、別にいらないならいいわよ!私が使うから・・・」
何故?いらない等と言っていないではないか。
ムッとなりウンスを見るが背中しか見えない。
しかし、ふと髪の隙間から見えた頬が赤く染まっていてハッと手巾に目を移す。
医仙が俺の為にこの品を・・・?
俺だけの為に・・・
いきなり早くなる鼓動に顔が熱くなる。
「・・・頂戴致します」
そっと手巾を握り、この方が好きだという黄色い花の刺繍部分をそっと撫でた。
「・・・し、刺繍が入ってるのが女性用にしかなくて・・・でも、アクセントとして刺繍がある方が可愛くない?それに自分のだって目印にもなってわかりやすいでしょう?」
貴方って蒼って感じなのよね、何でかしら?と恥ずかしながらも笑顔で此方を向いた医仙を見て思わず引き寄せたくなる衝動を辛うじて抑えつけた。
「・・・これだと枯れる事もありませぬ」
刺繍をジッと見つめ親指で触れた。
何度も。
愛おしい、しかし触れる事さえ出来ない貴女を想いながら・・・
⑧に続く
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読んで下さった方ありがとうございます。
長いし短編は省きました(汗)
少し二人動き始めてます・・・
ヨンは役目があり追うのは止めたのと行きづらくなってます。
今回短いわ・・・
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