はっきりとした理由があるわけではない。
数字を見て危機感を覚えたわけでも、
何か大きな出来事があったわけでもない。


ただ、直感的に「今年は、お金の使い方をちゃんと考えた方がいい」と思っている。

ニュースを見ても、周りの話を聞いても、
生活が楽だと言える人は、決して多くない。
物価は上がり、先の見通しは立ちにくく、
頑張っているのに余裕がない、という声もよく耳にする。

それでも、不安だから締め上げる、
我慢で乗り切る、という方向には、もう戻りたくないとも思っている。



だから今考えているのは、
「いくら減らすか」よりも、「どこに使うと、暮らしが壊れにくくなるか」ということ。


安心を増やす使い方。
体力を温存する使い方。
心の摩耗を防ぐ使い方。


同じ金額でも、
不安を大きくする使い方と、
不安を小さくする使い方がある。
今年は、その違いを丁寧に見ていきたい気がしている。

生活が厳しい人が増えている今だからこそ、
「正解の節約」や「理想の家計」ではなく、
それぞれの暮らしに合った使い方が必要なのだと思う。

お金は、不安を消すためのものではなく、
暮らしを続けるための道具。
その距離感を今年はもう一度、引き直したい。

これは決意というより、
自分への小さな注意喚起のようなものだ。
流れに任せるだけではなく、
怖がりすぎることもなく、
今の生活にちゃんと合った使い方を選んでいく。

そんな一年にしたい、という
まだ言葉になりきらない感覚を、
今日はここに置いておく。