連勤が続くと、まず削られていくのは時間で、
次に削られるのが体だ。
そして最後に残るのが、
「ちゃんと休めていない」という感覚。

休めない日をどうやり過ごすか。
それは長い間、気合か我慢で乗り切るものだと思っていた。



でも、週休4日の生活から、
久しぶりに5連勤を経験して気づいた。
頑張り続ける前提で組み立てた一日は、
想像以上に体と心をすり減らす。

それを知ってからは、
連勤中こそ意識して“緩める”ようにしている。

たとえば、徒歩通勤をやめて自転車にする。
ほんの数十分の違いだけれど、
体力の消耗がまるで違う。
「歩いた方が健康的」という考えより、
「今日は体を守る」を優先する。

帰宅後は早めに夕飯を食べて、お風呂に入る。
ゆっくりしてからではなく、
早く寝るためにやるべきことを先にする。



夜は何かをしようとしない。
体力を使い切る前にやめる。

休み方を決めないのも、大事な工夫のひとつだ。
回復のために最適な行動を探し始めると、
それだけで疲れてしまう。

今日は「頑張らない」で終わらせる。
それを許可するだけで、
一日の消耗はぐっと減る。

体を消耗させないというのは、何もしないことではない。
無理を重ねない順番で、一日を並べ直すこと。

完璧な組み立てはできていない。
でも、体を敵にしなかった分、
今日の終わりは、少し静かだ。

“緩める”ことは、特別な休みを取ることではない。
連勤の中でも体を守る小さな逃げ道をいくつ持てるか、ということ。

今日も完璧にはできていないけれど、
無理を重ねなかった分、明日の自分は少し楽だ。

それで十分だと思えるようになった。