知らん間に 二月になってました。__YZF1000R 4SV | 街の小さな修理屋さんの日記

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日々の色々な事かな




流石に 寒い時期なんで 少々 観光客の 少ない 京都です。

こんだけ 寒いと 店の前を キャリー 引っ張って 歩く 外国の方も

見なくなりました。



また 暖かくなって来たら 通って行くのでしょうかね。







さて~





フロントフォークに 取り掛かっていきましょうかね


こんな感じで ダストシールが 割れて来てたら フォークは お手入れしないと



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ダメに なりなすよ。


ダストシールを はぐって 見ますと



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これは まだ 大丈夫 ですね。


もう 片方も ダストシール はぐりますと



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こんな感じで ストッパーリングが 錆びて 来るのですよ

これが 更に 進行していくと オイル漏れが 確実に 発生します。


上のは ステージ 3 位かな?


この辺まで なってるだけで 溝掃除 と 磨き作業は 必須です。






フォークオイルはと


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かなり きてます・・・

寒い時期なんで 臭いの方は マシだったのですが

暑い時期だと もうね 鼻が 曲がりますよ~



まぁ こうなると フォークとしての お仕事は あまり・・・ なんです






中を 出していきますが 今まで 経験の無い 構造です。



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C クリップで スプリングの 位置決め してます。

外す時は まぁ いいとして 嵌める時に 中に 落とした時は 悲惨な 事に・・・・(涙)





カラーも こんなのです



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次々と 中身を 抜いていきまして



分解完了




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ここからが 洗浄ですが 手がね とっても 冷たい

溝掃除が なかなかの 強敵でして・・・






時間が かかりましたが 洗浄完了です。



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この後 各部 確認と 測定しましたが スプリング長も 大丈夫でした。

インナーチューブは 点錆びが 有りましたので 磨きで 対応

指先に 引っ掛かりが 無くなりましたので OK




今回は ブッシュ類に 問題が 無かったので シール関係を

新品に 交換します。


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シール 入れる時は シリコングリスを 塗布して



リップに キズが入らない様に 丁寧に 入れていきます。



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この 車両の インナーチューブ 48mm 有りますので

何時もの 汎用シールハンマーでは 入らない・・・



昔に モトクロッサーに 使ってたのが 探したら 有りまして それなら

簡単? に 入りました。




工具は 捨てられませんね~





シール 押し込んだら ストッパーリングに グリス 塗布して 取り付け


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これも 珍しい Cクリップ みたいな ストッパーです。


オイルは 安心の 純正で


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カートリッジタイプなので 水みたいな 01で

規定量が 500cc 以上でしたので 二本 必要でした。





入念に エアー抜きして 暫く 放置


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1時間位してから 最終は 油面で 合わせます。

今回は 何も無く 標準で 合わせました。





二月に入って また 大寒波来襲で 週明けは 大雪の予報が・・・

ホンマに この冬は 雪が 多いですが 災害だけは 無しにして欲しいです。












でわでわ また