先日のニュースで、温室効果ガスが過去最大の量になった、という報道がありました。
これだけ環境対策について騒がれ、いろいろな対策も出されているのに、どうしてでしょう?一向に改善は見えてきていません。
今年の夏も猛暑でしたね。日本でも、まるで熱帯のようなスコールが降ったり、今まで考えられないような自然災害が起きたり、まさに「想定外」の出来事が起きています。
まさに地球は「温暖化」の一途をたどり、それに歯止めがかかっていないのが現実なのです。
「宇宙船地球号」ってご存知ですか?以前テレビでもこの名前の番組が放送されていましたが、これはバックミンスター・フラーが提唱した「私たちは地球という宇宙船の乗組員であり、パイロットである。地球という宇宙船をどの方向に持っていくかは、私たちの操縦いかんにかかっている。」という考えで、この思想は映画「2001年宇宙の旅」でも反映されています。
私はこの考えが大好きです。
温暖化による影響は、直接地球上の生物すべてに影響してくるのに、私たちはまだまだその対策に対して他力本願になっているのではないでしょうか?
宇宙船地球号のパイロットである我々一人ひとりができることはまだまだたくさんありますし、実はこの積み重ねこそが、大きな力になると思うのです。
私たちは「洗剤を使わない生活」を提唱していますが、水質汚染の最大の原因はいまでも「家庭排水」特に「洗剤汚れ」です。化学洗剤は水の中で浄化をしている微生物を殺してしまいます。そこで、排水処理の現場では電気分解や塩素殺菌を行っているのですが、これらで分解された水は生物が棲めない水となってしまうため、自然浄化が行われず、汚染が進行していきます。
世界中の一般家庭が洗剤の使用量を半分に減らせば、地球上の水質汚染は解決するといわれています。
最先端の科学技術で地球の大きな流れを止めることはできません。できるのだとしたら、大型台風による水害や、猛暑などを止めることができてもいいはずです。
やはり、宇宙船地球号のパイロットがすべきことは、地球から与えられた恵みを大事に使い、大事に返す、ということではないでしょうか。
きれいな水をきれいなまま返す。これも一つの方法だと思います。
シンプル生活
佐藤 晋一
http://www.my-simplelife.com