成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン=危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。(「BOOK」データベースより)



こちら、図書館の借り本。

なんで漫画っぽい表紙なんやろう~と思いつつ借りたのですが、
いやはや、このイラストがなかなか効いています。

途中の頁にもお話毎に1ページの漫画がついてるのですが、
これも男子のテンションに合っててナイス。
表紙の元山くんのツッコミ通り、そういう話ではないのですが、
テンション的には割とそういう話です・笑

不覚にも最後のイラストには泣きそうになりました。
あれは反則だーー。


もうね、お馬鹿なことに全力で取り組む男子たちの眩しいこと眩しいこと。

男子って、なんて楽しそうなの!!

・・・と女子なら羨ましくなること間違いなし!!
でもって、かつての男子は懐かしく読めるんじゃないでしょうか。
現役の学生さんにはピンとこないかもしれないな。

女人禁制の部室を覗かせてもらった気分になりました。
女子は結構冷めてるからねぇ…
それに女は群れたがるから、部の中でもグループ化してしまって
あそこまでの一体感も生まれないだろうしね。

んでも、あの時のただそこにいるだけでキラキラしてる感じは分かる。
その時間がどれだけ貴重だったかは
それを手放してみないとわかんないですよね。
わたしも当時大人たちに言われたけれど、
その時は全然ピンとこなかった記憶があります。
で、自分の居場所じゃなくなってからやっと気づくんですよねぇ。
彼らと同世代なので、なんだかひどく懐かしいような
切ないような気分になりました。


しかし、「お店の子」こと元山くんがすご過ぎ!
実家が喫茶店(街の主婦が溜まり場)じゃ、あの激務はこなせないかと。
純粋に元山くんが相当デキル子なのだと思われます。

あと、大魔神こと大神さん。
彼は怒らせたら怖いだけで、
言ってる事は至極まともで常識人だし、
大魔神の大魔神たる由来がよくわかりませんでした。
彼だけ恋愛パートがあったせいか、わたしの中では普通に好青年でした。
一番好きなキャラなので、恋愛以外の話も読みたかったなー。

その大神恋愛パートも楽しめましたが、
せっかくの男子の花園?なので、全編男臭い話を読みたかった気もします。

結局、れっきとしたキケン人物は上野だけだったような(汗)


こちらは有川さんのお話にしてはかなり甘さ控えめなので、
恋愛モノが苦手な方も楽しめるんじゃないでしょうか^^


★★★★☆


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2月はお初の作家さんの本を3冊読めました。
「ステップファザー・ステップ」と「新世界より」が面白かった。
特に「新世界より」は今年最高の本に出会ってしまった感さえあります。

3月も引き続き快調に読んでます♪
読書に夢中になってる分、他の趣味が疎かに^^;


2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1638ページ
ナイス数:121ナイス

さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)感想
音楽ミステリー…というよりは音楽小説。ピアノに全く縁のないわたしにも曲の迫力や魅了が伝わってくるようだった。ただ悲しいかな、音楽に造詣がないせいか「それより事件は?事件はどうなったの??」と気になって仕方がなかった^^;猛特訓の描写や薀蓄にちょっと退屈に感じてしまったりして…。唐突に始まる謎解きにかなり驚かされました。あの人はノーマークだったな。それにしても岬さん…あまりの人間離れした完璧属性っぷりに、逆に可愛げがないと思ったわたしはやっぱりひねくれてるのかも^^;新条先生のが人間味があって好きだなぁ。
読了日:2月27日 著者:中山 七里

GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)感想
アニメ好きな家族に薦められて。典型的なツンデレキャラではあるけれど、ヴィクトリカがとっても可愛らしい。ミステリとしては見え見えの展開だけれど(アレックスの口調はちょっと反則気味では…と思ったり)、クローズドサークルの雰囲気にはワクワクさせられた。これはキャラ読みの作品なんだと後半になってようやく気づく^^;慇懃無礼でめちゃくちゃ頭がいいのに、下界では幼い子のようになるところとか、切なさもありつつ可愛すぎです。まじめで健気な一弥くんもいい。二人のやり取りが可愛いので、2巻読書中です。
読了日:2月20日 著者:桜庭 一樹

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)ステップファザー・ステップ (講談社文庫)感想
ホームコメディの微笑ましさにミステリのスパイスを振りかけたような作品。これ、大好きです!頬が緩みっぱなし。双子の男の子たちがもうかわいくてかわいくて(〃∇〃)なんやかや言いながら父性に目覚めていくお父さんも、擬似親子を温かく見守る柳瀬の親父さんも、お札を模写するのが趣味の画聖も、みんなすごくいい。時にはくすりと笑わされ、親子愛にほろりとし、最後はちょっぴり切ない余韻を残してお話は終わります。続編が単行本化されない(らしい)のは残念。図書館で借りたけれど、荒川さん版の文庫、欲しいな…
読了日:2月9日 著者:宮部 みゆき

新世界より(下) (講談社文庫)新世界より(下) (講談社文庫)感想
これはとんでもなく面白い物語だった。前半から人間にこき使われるバケネズミには同情していたので、最後のオチは衝撃的ではあったものの、ストンとはまった感じ。そして、これはわたしの悪癖かもしれないが、早季も覚も好きになれかった。人間のために死んでほしいとお願いしてみたり、あんな惨劇の後においてもまだ「神の力」を信じて疑わなかったり。人間の嫌なところを描くのがお上手なのだろうけど。好感が持てたのは奇狼丸、影の主人公はスクィーラーだと思う。余韻にどっぷり浸る。「新世界ゼロ年」がどのように書かれるか非常に楽しみ。
読了日:2月4日 著者:貴志 祐介


読書メーター


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ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。第8回『このミス』大賞受賞作品。 (「BOOK」データベースより)



今年は未読の作家さんの本を10人以上読むと
勝手に心に決めているのですが、中山七里さんはその3人目。
着々と計画は進行中。


音楽ミステリー・・・
ミステリーもいろんなジャンルがあるもんですね。
個人的には、ミステリーというよりは音楽小説かな、と感じました。

この作品がデビュー作とは思えないくらい、
ピアノの描写が凄まじいのです。
ピアノにもクラシックにも全く縁のないわたしでさえ、
演奏の優美さ、迫力が伝わってくるようでした。


ただ、これは完全にわたしの問題ですが、
音楽に造詣がないために事件から離れて
延々と続くピアノの猛特訓の描写や
薀蓄にちょっと退屈に感じてしまったりして^^;
火事真っ最中と、大やけどを負った後の描写も
想像力逞しく読んでしまい、結構キツかったです。

それより事件は?事件はどうなったの??と大いに焦らされ、
すごいタイミングでいきなり真相が提示されのでびっくり。
amazonのレビューではミステリー慣れしてたらすぐ気づくという声も多いようですが、
全くのノーマークの人物だったので、素直に驚きました。

ピアノを習ったことがあったり、
クラシックがお好きな方はハマるのではないでしょうか。


それにしても岬さん・・・
ピアノの天才で教え方も上手く、
柔和な物腰ながら洞察力にも優れ、その上イケメン好青年。
あまりの人間離れした完璧属性っぷりに
どこか欠点がないと愛着が持てないと思ってしまった
わたしはやっぱりひねくれてるのでしょうか^^;


主人公がコンクールで弾いたドビュッシー2曲。
すごくきれいな曲で気に入りました。






★★★☆☆


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