好きなフランス料理は?


と問われたら、


筆頭に南仏の名物料理、


“スープ・ド・ポワソン”を挙げます。


魚のアラを大胆に使い、


ブイヤベース程肩肘張らない


家庭的なビストロ料理というイメージ。


見た目の華やかさは無いものの、


丁寧な仕事で凝縮された魚の力強い味は


フランス料理の真骨頂を思わせます。


SIMPLE MINIMAL-スープ・ド・ポワソン材料


今回の魚介はホウボウ、小鯛、エビ、アサリ。


これら全てが“液体”になります。


内臓を取ってブツ切りにした魚は


臭みを除くため塩をしてしばらく置いた後、


霜降りして、さらにエビの殻と共に


グリルで焼きました。


アサリはワイン蒸しにして殻を外し、


蒸し汁は濾しておきます。



圧力鍋で長ネギ、玉ねぎ、ニンニク、


人参、セロリをオリーブオイルで炒め、


魚介を加えしっかりと焼きます。


トマト、トマトペーストも入れさらに炒めたら、


白ワインを入れ軽く煮詰めます。


ローリエ、ブーケガルニ、


サフラン、アサリだし、


ひたひたの水を注ぎ圧力をかけ


骨までやわらかくします。



ハーブを除き全てをミキサーにかけます。


濾しますが、完全に固形物を取り除かず、


ミキサーで細かく粉砕された魚介の粒子が


スープに多少残るようにします。


すりおろしたジャガイモを加え煮詰めたら、


塩、胡椒、カイエンヌペッパーで


味を調えて出来上がり。


SIMPLE MINIMAL-スープ・ド・ポワソン


マヨネーズにカイエンヌペッパーと


おろしニンニクを加えて簡単に作った


ルイユとバゲットを添えて頂きます。



深い濃厚な魚のエキスは旨味の塊。


やはり辛口の白ワインや


シャンパーニュが合うと思います。



ホウボウの肝はサッ湯通しして


ポン酢で頂きました。


嬉しい副産物です。

日本製の食品は


どれも研究された跡が感じ取れ、


本当に美味しく信頼できます。



しかし、とりわけ、


ミックススパイスやミックスハーブは


海外で購入したものの方が


美味しいものが多いように思います。



中でも特に良かったのが、


このニーマンマーカスのチリミックス。


SIMPLE MINIMAL-ニーマンマーカスのチリミックス


日本で市販されている


チリパウダーとは段違いの味。


銀座KIHACHIを有名にしたスペシャリテ、


“オマール海老のスパイス焼き”も


チリパウダーベースの似た雰囲気ですが、


こちらの方が美味しいと思います。



内容量約384gとかなり多いようですが、


コブサラダ、タコス、チリコンカーンなど、


用途が広いので直ぐに使い切ってしまいます。


海外で購入したスパイスは使い切ったら


大概は其れ限りになってしまいますが、


これだけは常備していたいと思い、


ニーマンマーカスのホームページで


探してみましたが見付からず・・、


結局LAで暮らす妹に頼んで


定期的に送って貰っています。



そのニーマンマーカスチリミックスを使って、


スパイシーチリチキン。


SIMPLE MINIMAL-スパイシーチリチキン


鶏もも肉を一口大に切り、


鶏300gに対して塩小さじ1くらいと、


酒大さじ1、片栗粉大さじ1を揉み込みます。


やや多めのオリーブオイルで


鶏を香ばしく煎り焼き、


七分通り火が通ったら、


みじん切りのニンニクを加え炒めます。


鶏にほぼ火が通ったらチリミックス大さじ2、


胡椒、一味唐辛子を少々振り


全体を絡めたら盛り付けます。


マヨネーズを添えるとまろやかになります。




ジャンバラヤなどの米料理に添えたり、


トマトやレタスと共にサンドイッチや


トルティーヤで巻くと最高です。



チリミックスは甲殻類とも相性がいいので、


海老でも同じように作れます。


SIMPLE MINIMAL-殻付き海老のスパイス焼き


殻付きの海老を背開きし、


身の方に片栗粉を付けます。


後は鶏と同じようにオリーブオイルで焼き、


ニンニクと一緒に炒めます。

まゆ玉飾りのような


薄紅色の枝垂れ梅が、


春光に揺れています。



流れ降る梅の傘の下、


揺れるたびに香りも馥郁と降るよう・・。



久方振りの好天に心が躍ります。




米茄子の肉味噌かけ。


SIMPLE MINIMAL-米茄子の肉味噌かけ


肉味噌を準備します。


肉味噌の分量

・合挽肉 約150g

・ニンニク 1片

・生姜 1片

・長ネギ 5㎝


合わせ調味料

・甜面醤 大さじ1/2

・味噌 大さじ1/2

・醤油 大さじ1弱

・砂糖 大さじ1/2強

・味醂 大さじ1

・酒 大さじ1

・水 100ml

・片栗粉 小さじ2

・一味唐辛子 少々

・ごま油 少々


熱したフライパンに薄く油をひき、


挽肉を炒めます。


挽肉から出た水分が飛んで


油が透明になったら、


おろしたニンニクと生姜を入れ


香りを移します。


みじん切りした長ネギも加え炒めたら、


合わせ調味料をよく混ぜながら注ぎ、


煮詰まってとろみが付いたら火を止めます。



米茄子は縦半分に割り、


格子状に切り込みを入れます。


揚げるか、多めの油でじっくり焼いて、


香ばしい揚げ色が付いたら油を切って、


上から肉味噌をかけ、


万能ネギをちらしたら出来上がり。



茄子の切り込みにスプーンを入れ、


茄子と肉味噌を一緒に掬い頂きます。


とろりと溶ける肉厚な米茄子と


濃い目の肉味噌でコク深い一品です。