SIMPLE MINIMAL -12ページ目
梅霖の街を
淡い紫の花が彩っています。
アガパンサスは
雨空に打ち上げられた花火のよう・・、
空に向かって咲いています。
露を花いっぱいに蓄えて・・。
夏の太陽の恵み~トマト。
ブイヨンは使わずにトマトの
グルタミン酸だけを存分に味わう
トマトの冷製スープです。
完熟トマトのヘタをくり抜き、
1/4くらいの大ぶりに切ります。
キャセロール鍋など、
厚手で重みのある蓋付きの鍋に
トマトを入れ、塩を少々振りかけます。
蓋をして、極弱火にかけ、
30~40分静かに煮ます。
トマトから出た透明な液体を
ペーパーで濾します。
塩、胡椒、砂糖で淡い味に調えます。
透明な液200mlに対して
ギリギリ固まる量の
粉ゼラチン2gを溶かし込み、
冷やして固めます。
トマトの果肉は
ザルなどで裏漉してペースト状にし、
少量の塩、胡椒、砂糖で味を調えたら、
冷蔵庫で冷やします。
器に冷えたペースト状のトマトを敷いて、
バジルの葉をちぎって飾ります。
崩したトマトのゼリーを
そっと覆うように盛り付けたら、
EXVオイルをひと回しかけて出来上がり。
トマトから出たエキスのゼリーは
トマトだけの旨味とは思えないほど、
トマトのチカラを感じます。
このスープはトマトだけなので
応用範囲が広く、
冷製パスタやブルスケッタ、
色々な魚介や豚の冷しゃぶなど、
冷製のトマトソースとして活用できます。
フレンチレストランでよくみかける、
この透明なトマトのエキスは色々な
抽出方法がありますが、
鍋で煮るこの方法が
最も手軽で簡単だと思われます。
また和食のダシとしてもよく合います。
料理は想像力の結晶だと思います。
食材の取り合わせや、
調理過程、盛り付け、味・・。
全てがイメージ通り
運べるわけではありませんが、
その場の閃きも想像力あってこそです。
そして、
最も大切にしなければいけない想像力は、
食べる人に対する“想い”だと思います。
スプーンですくい易い大きさに
食材を切り揃えることや、
暑い時期の冷菜ならしっかり冷やして
饗することなど・・。
その先にあるのは
食べる人の笑顔と健康だから・・。
そんな食べる人への優しい“想い”が溢れる
JUDYさんのレシピ
より、
豆腐ハンバーグ
とコーンごはん
です。
JUDYさんの豆腐ハンバーグに
和風のあんをソースにし、
同じくJUDYさんのコーンごはんを添えて
ワンプレートに盛り付けました。
ご家族の健康を気遣い使用した
赤身の肉は、全体量の半分以下という
健康的なハンバーグです。
健康を気遣ったメニューは、
どうしても見た目のボリュームが減り、
地味になりがちですが、
このハンバーグなら
ボリューム満点で目にも鮮やか、
満足度の高い料理です。
ハンバーグの半量近くが豆腐ですから、
あっさりした味を想像しましたが、
言われても気付かないほど濃く、
豆腐で柔らかさが増すので、
ジューシーで肉汁をより多く感じます。
ダイエットや健康メニューとしてだけではなく、
定番のハンバーグレシピにオススメです。
SPECIAL THANKS!JUDYさん
墓前の香炉に残った灰を捨て、
花筒に溜まった雨水を流す・・。
どろどろとぬめる藻やゴミが、
久しく誰も来ていないことを
物語っているようです・・。
今日は死んだ友の誕生日。
墓参りを怠っていたことを
ずっと気がかりでいたのですが、
それでも足は遠のき、
心のつかえは募るばかりでいました。
忌日や彼岸などにこだわりは無いと言いつつ、
この“誕生日”の機に導かれるように、
午後の仕事を抜け、彼の墓に向いました・・。
墓石に水をかけ、汚れを素手で擦る・・
見渡して一通りきれいになったら、
仕上げに明るい黄色の百合を立てます・・。
ひと息ついて
額に滲んだ汗を手の甲で拭い、
中空を見上げると、
雲の切れ間から光芒が優しく辺りを包み、
涼やかな風が抜けていきました。
そう言えば・・、
あいつと一緒に夜通しはしゃいで迎えた朝も、
こんな柔らかな暁の光でした・・。
トンボが一匹高いところを飛んでいます・・。
肴に・・
アボカドと刺身の山葵マヨネーズ和え。
コチュジャンのタレを作ります。
・コチュジャン 小さじ2
・ケチャップ 小さじ2
・醤油 小さじ2
・オイスターソース 少々
・砂糖 小さじ1
・こま油 小さじ2
味をみながら材料を加減して入れ、
よく混ぜ合わせます。
アボカドを角切りにします。
マグロ、ホタテ、サーモン、白身魚の刺身も
アボカドに合わせて切ります。
レモン汁少々、ワサビ、マヨネーズを加え、
和えたらお皿に盛り付けます。
コチュジャンダレを周りに垂らし、
白髪ネギ、松の実、ピンクペッパー、
セルフィーユをトッピングします。
全体を和えて頂きます。
コチュジャンのタレが決め手ですが、
彩りが目的だった松の実やピンクペッパーが
いい仕事をしてくれました。
・・・
彼は明るく、
いつも周りを気遣う優しい男でした。
ちょとしたことでも、
冗談めかすように
「お前はいい奴だ」と、
照れくさくなるほど大袈裟に
褒めてくれました・・。
・・後悔なのは、
何で彼が僕を褒めてくれたように、
同じように彼のことをもっと
褒めてあげることが
できなかったんだろうということです・・。
・・だから、君に誓うよ・・。
きっと、偽善者と後ろ指をさされるだろうし、
相手を勘違いさせてしまうかも知れない・・。
でも、強く、
僕は褒める人になるよ。
だって、どんなに難しい顔をした年配の人も、
良いところを見付けて褒めると、
少年のような笑顔を見せてくれることを
知っているから・・
君が僕のことを褒めてくれたときのように。

