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ワールドカップが終わりましたね。
私も試合は見ていたのですが、実は試合よりも心を掴まれたことがありました。
それは、
「タータン・アーミーとボストン市民」
開催期間中は、アメリカ・カナダ・メキシコのあちこちでサポーターと市民たちの交流が盛んでしたが、一番心惹かれたのがアメリカのボストン市民と、スコットランド代表のサポーター「タータン・アーミー」たちの交流です。
ちなみにタータン・アーミーとは、タータンチェックのキルトを着た軍団(アーミー)という意味です。
始まりは、朝6時半になったバグパイプでした。
スコットランドvsモロッコの試合のためにイギリスからボストン入りしたサポーターたち。AirBnBに夜中に到着した彼らは、寝不足から朝早く起き出して、どういうわけか早朝からバグパイプの演奏をはじめます。(迷惑)
それを笑いながら向かいの自宅から撮影していたのがボストンに住むマイクさん。
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その映像が大バズりし、マイクのフォロワーが一夜にして激増。
早朝バグパイプ(元気が出るテレビの早朝バズーカ思い出した)に文句一つ言わず、むしろ「せっかくだから一緒にビールでも飲みたい…でも挨拶しに行ったら迷惑かな…」と迷う彼をフォロワー・アーミーたちが背中を押す。
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フォロワーたちに勇気づけられお向かいのスコットランド人宅を訪ねたマイク。
すぐに受け入れられ、朝8時から一緒にビールを飲む。
(休暇は朝から飲むのはイギリス人の基本)
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その後、今夜の試合に向けて支度をする彼らに「腹ペコで試合に送り出すわけにはいかない」とマイクがBBQを振る舞う。全スコットランド人のハートを鷲掴み成功
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マイクの行いに感動したスコットランド・サポーターのヘレン登場。
「余ったスコットランド戦チケットをマイクにプレゼントしたい」と名乗り出ます。
(のちの「聖なるヘレン」である)
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これに感動したマイクさん。地元野球チームのボストン・レッドソックスに「ボストンを代表してぜひ聖なるヘレンをもてなしてほしい」と要望。
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聖なるヘレン、レッドソックスの試合に招待される。
電燈掲示板には、ボストン市民から聖なるヘレンへの感謝と賛辞の言葉が。
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野球を知らないスコットランド人たちが大挙してレッドソックスの試合観戦に。誰にも頼まれていないのに、事前に集合しバグパイプを演奏しながら行進で会場入り。野球そっちのけで球場全体がカラオケ大会。
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一方ボストン市内では、タータン・アーミーによりありとあらゆる銅像に道路に置いてあるコーンが被せられる事案発生。ボストン市民はこれを受け入れ。
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ホリデーでは朝起きた瞬間から酒を飲むのが通例のイギリス人。タータン・アーミーたちが朝からパブに突撃し歌い踊り、ボストン市民も対戦国のサポーターも巻き添えでパーティー。市内の全ての酒を飲み干す。
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イギリスと異なり公共の場所(公園や道路)では飲酒禁止のボストンが、タータンアーミーに感化され、W杯期間中は所定の公共エリアでの飲酒解禁。
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ボストン郊外に宿泊のスコットランド人たちは、高い電車移動でなく地元のスクールバスをチャーター。黄色いバスを連ねて試合へ向かう彼らを地元アメリカ人たちがスコットランド旗を振ってお見送り。支払い後に余ったお金(300万円ほど)を地元ボストンの小児がんチャリティーや病院に寄付。
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この移動中の中継地には、地元アメリカ人男性が自費で水やビール、ホットドック等のテントを設営して無料でスコットランド人らに振る舞う。
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ボストンの小児がん病院で毎日恒例となっている、入院患者の子供達に外からトーチを振っての応援にタータン・アーミーもバグパイプを吹きながら参加
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あまりに素直にはしゃぎ、誰彼構わず一緒に楽しむスコットランド人たちに「ボストンに住んでいてこんなに楽しいことはなかった」とボストン市民の声が続々。
市民間で「姉妹都市提携を」の声が。
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1週間後、最速でボストン市とスコットランドのグラスゴー市が姉妹都市締結。
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ボストン市民から「タータン・アーミー・ロス」を不安視する声
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ボストンからマイアミに移動するスコットランド人たちのために、「私たちのタータンアーミーたちを頼む」とボストン市民がお願い。陸路で移動する人たちには、東海岸の様々なエリアから「ぜひうちの街に寄って行って!ビールはある!」と熱烈歓迎アピール
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入れ替わりでボストン入りしたイングランド人(スコットランドの永遠のライバル)たちには、「うちのビールは飲ませない」とパブ休業。
(ロンドンはイングランドです。苦笑)
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スコットランド敗退後、ボストン地元紙『ボストングローブ』はタータンアーミーたちへの公開ラブレターを掲載。スコットランドの『ヘラルド紙』もボストンへの感謝の全面広告を掲載。
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現在は、スコットランドとボストンでのスポーツ交流イベントの開催を検討中。
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いやー、もう本当に。
こんなニュースばっかり聞いていたい!
タータンアーミーの人たらしっぷりは他のサッカー大会でも健在で、これまでにもヨーロッパの様々な街を「スコットランド推し」に転換させてきた実力者たち。
何がいいって、本人たちが純粋に楽しんでいて、相手国を貶めたりせず、地元の人たちと一緒にというのが最高。
私が何よりも驚いたのは、地元ボストン市民たちの懐の大きさ。
朝6時半にバグパイプ吹かれたら、私なら確実に舌打ちしてる。
勝手に銅像にスコットランド方式を持ち込まれたら、なんやねんと思う。
野球がカラオケになったら、まあ一試合くらいは許すかもしれない。
それなのにボストン市民ったら!
そこに躊躇も駆け引きもなく、ただただ楽しんでいってもらいたいというカロリー高めの熱量だけでおもてなし攻撃。こういうところは、アメリカだなー(地域性ごとに特色はあるだろうけど)。イギリスにはない。
もちろん、期間限定のお祭りという特別な状況ではあるのだけど、そのお祭り騒ぎに全力で乗っかっていける瞬発力よ。
純粋に楽しもう!というのは愛だよな。
こんなに純粋に楽しんでくれたら、早朝バグパイプも許しちゃうよな。
そして、政治まで動かしちゃうんだな。
物事が停滞する時期って絶対にあるのだけど、いろんな要因やタイミングが重なって一気に物事が進んでいくこともある。
彼らの交流は、その流れを具現化して見せてくれたようにも感じています。
…と最後は半分無理やりまとめてみました。
◆ ヒーリングセッション
【遠隔セッション】(対面セッションは+15ポンド / 3,000円)
60分: 80ポンド / 16,500円
90分: 110ポンド / 22,000円
スカイプやZoomを通してのセッションです。
インターネットの環境があれば、どこからでもセッションをお受け頂けます。
◆ 「心の壁」を取るセッション
古い感情が折り重なって心を覆うように作る「心の壁」。これをリリースすることで、ご自身の心の声がより聞き取りやすくなります。上記のエモーションコード・セッションの中でお受け頂けます。




