久々の更新です。
もう一週間前になりますが、
出演していたJACROW #23『骨と肉』おかげさまで無事に終演いたしました。
ご来場くださったお客様方、ありがとうございました。
楽しんでもらえていたら幸いです。
頼れるスタッフの皆様、手練れの共演者の皆様、そしてJACROWの劇団員の皆様と主宰ののぶさん、本当にお世話になりました。
公演後あえなく風邪をひき週末も療養三昧でしたが、ようやく振り返ってみようと思います。終わってからの役者紹介みたいなもんです。
JACROWではお馴染みの炎のカメラマン・鈴木淳さんの写真をもとに。
まずは主演の会長役・谷仲惠輔さんと、妻であり母親役の吉水恭子ねえさん。JACROWの劇団員であるお二人とは長いつきあいです。
谷仲さんとは共演がもう8回ぐらいになります。
普段は気を使いすぎるくらいのお人好しで筋金入りの飲み会番長で、つねに一番のいじられ役みたいになっています。
しかし舞台上では他の追随を許さぬ存在感。
僕にとっては先輩というより敬愛する人です。「稽古場から近いコンビニはどちらか」と言って揉めたりしています。今後も長いつきあいになると思います。
ねえさんには同じく所属している芝居屋風雷紡でもお世話になってましたが、JACROWでは制作や脚本での参加が多く俳優として本役をやるのは初めてで、最初はその緊張がまわりにビシビシと伝わってきました(笑)
しかし演出のぶさんの手綱とご本人の力で、本番ではねえさんにしか出来ない、ものすごい母親に。あれを客席で観て(聞いて)いたらどんな気分になっただろう…
もうお一人主演である娘社長役・川田希さん。
今回初めての共演でしたが、とてもアクティブでエネルギーのある方で、あの大変な役も体調ひとつ崩さずやりのけていて、凄いです。こういう人が主役の作品に出られることは嬉しいと思いました。
まあ綺麗な人なので僕はだいたい見惚れていましたが、笑顔よりも困ったり眉間に皺を寄せている時のほうがグッときますね。ぼくは何を言っているのでしょう。
映像や大きな舞台でも活躍されている希さんに、少しでも追いつけるよう精進したいと思います。
会長夫妻の末娘・しっしー(宍戸香那恵さん)と、その婿・モンキー(小平伸一郎)。
しっしーとは3回目の共演でした。
ふんわりと可愛いらしい、じつに女性らしい雰囲気を持っているのに、なぜかいつも過激な役をやっています。今回も末っ子らしいアバンギャルドさ全開で、でもしっしーがやると全然嫌味がなく、観に来た女性陣から絶大な人気を集めていました。
たまに男性陣を鋭く抉る発言をしていて、そのギャップがまた最高です。
モンキーは同い年で長いつきあいです。
いつの間にか僕から(時間堂)のカッコが取れて、モンキーが(JACROW)になっていますね。
ライバルではあるんだけど、キャラクターも違うし、お互いいい感じにジリジリしあってやっていければ良いかなと。
今回も男女問わず多くの共感を得る笹生君を好演してましたが(いや、演技はだいたいいつも良いんだ)、普段の言動がとてもうるさいのはJACROW劇団会議で議題にあげ早急な対策を提示して欲しいところです。
これまた同い年の俳優。モンキーと仲良し3人組を形成しておりました。
アシケンはお互い観たことはありましたが初共演でした。本人の雰囲気からいつもクセのある役ばかりやっていたのでどんな人なんだろうと思っていたら、僕やモンキーよりよっぽど真っ当で、しかし見た目どおりの変態性を持つナイスガイでした。
今回シーン中で、興奮してジャケットが着られずそのまま出ていく場面がありましたがミスではなく彼の技術のたまものです。本番中にのぶさんから「着られないことが上手くなりすぎている。もっとミスっぽくやって」と謎のダメ出しを受けキッチリ修正していました。
風雷紡から2度目の共演でした。
写真を見てのとおり、あえて外連味のある芝居を選択しながらJACROWにも馴染ませる技は、さすがです。
今回も「小ネタのロック」として会議シーンの稽古であらゆる小ネタを持ち込んで旋風を巻き起こしていました。特に、写真でわかるように隣に座っている社長の希さんの殺意を育むのに役立っており、芝居上でのテーマ「中森を説得する」からいつの間にか「ロック殺す!」に変わっていました。ギターウルフを思い出します。
外部での共演やなふみさんの団体「こねじ」でもお世話になっています。
安定のなふみ印、とでも言いますか、稽古でも舞台上でも安心感が凄いです。こんな嫌味ったらしい格好して鼻につく喋り方しているのにすごい説得力持ってるし。
今回も稽古場に手作りのお惣菜を持ってきてくれたり、東北の優しいお母さんのような所が魅力の源泉じゃないかと勝手に思います。
社外取締役(社長派)明田・うっちー(内田健介)さん。
うっちーさんも舞台で観てましたが初共演でした。
今回よく対立する役柄だったのですが、明確な裏付けを持ったうえでシンプルに演技されるので、やっていてとても楽しかったです。
家が同方向なので帰りの電車でもいろいろ芝居のことを話させてもらいました。
ときどき、どうしようもない子供みたいな言動をするのも面白かったです。本番直前にソワソワしながら周囲に八つ当たりする芸は、また見せて頂きたいです。
このような素敵な共演者陣に恵まれて、余計な気を一切使わずずっと建設的に稽古と本番ができたこと、本当にありがたいことでした。
ちょっとだけ自分の演技について振り返りますと、
今回自分より10歳ほど上の役ということで、なかなかに難儀しました。
終わった今思うことは、「そんなにやり過ぎなくてもよかったかな」という事です。
見た目はともかく、どうやって10歳上の人物として説得力を持たせるか。いろんな拠り所を作ったつもりでしたが、身体的に明確な制約を作ってそれ以外はもっと自由にやれたらよかったかな、と。
今後の予定は決まっておりませんが、舞台も出たいと思うものは乗り込んでいって、もちろん映像も地道にやっていこうと思っております。
長々と読んでくださり、ありがとうございました。
また下らないだけのブログも書きたいと思います。