どこ鉄185 〜景色に戻って | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。



今回はどっさりとやっていきます。



まずは前回の記事を出した夜にガクちゃんから届いた1枚。

いやいやいや、なんですかこれは?


「床の写真が欲しいかと思って」って、あの記事を読んでどうしてそうなるんだ親友よ!!


しかも届いたのは夜22:30をまわった頃。私ともあろう者は例外なく酩酊が深まっている時間です。



さすがにこんな床は放置しようか…と思いかけた時。

……あ分かった豊洲だ!!



↓↓↓

東京メトロ有楽町線・豊洲駅、記事を上げた直後のキレキレ頭脳で確保!



↑この写真だと分かりやすいですが、豊洲駅は本来2面4線の構造だったところ、真ん中2本の線路に蓋をして通路を広くしているのです。(再開発やゆりかもめ延伸で利用者が想定以上に多くなったため)

問題写真のホームドア、黄色い線があるのはドアの向こうですね。

どんなに酩酊していてもここに違和感を持てた私の勝ちです。フゥーッ!!



と、以上のことが詰まった当夜のやりとり↓



なお東京メトロ有楽町線はこの豊洲駅から延伸計画

があるので(平仮名の「し」のようになる珍しいルート)、この景色もいつか元に戻るでしょう。というか元々この計画ありきで2面4線になっていたはず。




よしマトモに戻ったぞ。

続きまして加瀬さんシリーズから、1枚目。

ふーむ、、、、、

(前回のアミアミに比べたら超良心的と思える)



郊外、森林、住宅街との高低差、そして上下線の間が広いこと。



武蔵野線沿いの風景に思えてならない。



配線略図大先生。

問題写真では本線の横に、保線車両用とおぼしき引き込み線がある。

船橋法典が怪しい。



では問題の写真↓


すぐに見つけた写真↓

このアミアミはしょうがないですからね!


というわけでJR武蔵野線・船橋法典駅付近の陸橋、キッチリ確保。



2枚目。

やはり標準軌(線路幅1435mm)の分岐は、JRなどの狭軌=1067mmとは一味違いますね。素敵。


京成津田沼。

最近これほど鉄道要素満載の写真は滅多に来ないですから瞬時に栄養として吸収=確保されます。ありがとうございます。



ちなみに日本一の標準軌ポイント複雑駅といえば近鉄の大和西大寺駅で、僕も先日大阪滞在の時にもちろん行ってきましたよ。

(この駅から乗ってきた鉄道好き少年が目を輝かせながら来たので、これだけチャッと取って場所を譲りました。後進を育てるの大事)





3枚目。

車両が常磐線のE531系なのは一目瞭然。



問題はこれだけ寄りの画角のなかでどうやって探していくかだが、、



常磐線といえば上野から茨城県・福島県の沿岸部を通って宮城県に至る長大路線。

最近は上野東京ラインで品川まで乗り入れていますね。

このE531系の運用範囲は品川から、、高萩くらいまでだったか?


とりあえず車両の上に見える特徴的な壁を探してみよう。

さらに上にビルのようなものも見えるから、大きな駅だろう。



手っ取り早くGoogle Earthで壁を見つけられるか東京・品川駅を見たものの、これではよくわからない。


他になにか要素はないか…写真を凝視。

窓の向こう、金網があってさらに一段高いところに線路があるように見える…



やはり東京駅じゃないか?

東京駅は右側(八重洲口川)から東海道新幹線のホームが3本、東北上越北陸方面の新幹線ホームが2本、

そして在来線の東海道線(上野東京ライン)のホーム。

赤線を引いたところが今回狙うゾーン。



駅構内へ。

きたっ!!


暗くて見づらいけど、一段高いところに新幹線のホーム。壁に見えていたのはその新幹線ホームの屋根だった。

架線柱にガイシがやたら多かったのも、新幹線用だと分かれば当然のこと。


さて。

ズバリこの場所を探し出すにはどうするか?



ふむ、、



ここ、屋根材のパネルに若干隙間があるな。




隙間を探して駅構内徘徊開始。

そして。

見つけた。



というわけで東京駅の壁材パネルの隙間、確保!



気軽に写真を送ってくれるのは嬉しいですが、思った以上に気持ち悪い方法で解いていますからね、ご注意くださいね!





今回ラストは伊豆の工藤さんからの1枚。

素晴らしい景色の広がり。


最近ゴミゴミした写真ばかり見ていたから胸のすくような感じですね!



とは言えすぐに特定できそうな要素は皆無。

電化された線路が、やや距離を開けて2本。

おそらく日本有数の幹線だろう。

こういう幅広くゆったりした敷地を取れるのは、古くから日本の動脈となっていた路線によくある風景。



他に何か要素はないか?

架線柱には黄色と白の帯で数字。



さらに、

山の上に風力発電。



いい!こういうの良い!!



しかしそもそも風力発電があるのは風の強い場所=海沿いや山の上なのが当たり前。


さすがにこの検索から当てるのは難しいか……



架線柱の別の部分に注目。

架線とは別に架けられている電線のガイシが3連。



最近、出かけるたびにその地域の鉄道設備を眺めるクセがついたんですが(こういう時のため)、見れば見るほど直流区間か交流区間かの判別が分からなくなってきています。


架線柱って1本隣でも全然違う形をしてたりするし、やはり根本的な電気の知識がないとこの世界に入ってはいけません!



…と言いながらも、たぶん70%くらい交流区間な気がする…直流区間ならガイシは2連くらいのはずだし…シロウトが2個と3個で識別なんて根拠が薄すぎるけど…



とにかくまずは交流電化された幹線から調べよう。



日本の交流電化はざっくり言うと北海道・東北・北陸・九州地域。

で、九州の架線柱は白い帯だけだったはずだから…↓

(以前に苦しめられた写真)、東北と北陸から当たっていこう。北海道はまた景色が別。



まずは東北本線。

白帯か。



次は奥羽本線。

伊豆の工藤さんだけど、故郷は山形。

ただし福島〜山形〜新庄は山形新幹線が通ってて標準軌(線路幅1435mm)なので、その先をチェック。

ありゃ、単線だった!


そうか、いかに大幹線と言えども県境の山越え区間なんかは流動が少ないし、単線なのも当然か…


そもそも端から端まで全線複線電化なのは東海道・山陽・東北・北陸本線くらい(憶測。但しを言いだすとキリがないので割愛)。



その北陸もいちおう見てみよう。今では大部分が3セクになっちゃったけど。

こちらも白。そして踏切の名称らしき看板が出てるのも北陸特有。



東北に戻って羽越本線。

北陸本線から続き、新潟から秋田〜(奥羽本線)〜青森へと至る日本海側の大動脈。複線と単線が入り乱れているのが有名(と思ってるのはオタクだけ)

うーむ、この区間は単線だったか。



そこから歩を進めて。

きたーっ!白と黄色の帯!!!



よーしこのあたりだな。へっへっへっ。



ここまで温存していた検索発動。

なるほど。

という事はあのカーブのあたりが匂うな、、


ここだ。


さらにズームイン。

うまいこと上下線の間が離れてる…へっへっへっ。



では問題の写真↓


探し出した写真↓

完璧!



JR羽越本線・羽前大山〜羽前水沢間にある踏切、素人なりの根拠をもとに確保!!!



解いた直後の興奮状態で駅名を間違えちゃったけど、まあ良いでしょう!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



また次回!