どこ鉄175 〜知識の残像 | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。



今回も愉快な写真が揃いましたので、早速やっていきましょう。



まずはてっしーさんからの1枚。


そりゃ返信も正直になりますよ。


すると即座に追加されました↓

大して変わらない、線路が斜めに交差するだけの写真。

なるほどね。



てっしーさんは僕もたまにお手伝いさせてもらっている舞台映像チームの優秀メンバーなのですが、そこのボス・ムーチョさんから以前送られてきた写真がフラッシュバックします↓

絶対同じ場所だろう。


この写真は新宿の東急歌舞伎町タワーから撮影されたもの(当時瞬殺)。

そもそも線路の立体交差は私のような鉄オタにとっては大好物、この角度での交差なんて脊髄反射レベル。


Googleアースで捉えても、元が殺風景すぎて何が何だか。


というわけで問題写真のここは、


ここ!↓


東急歌舞伎町タワーから見たJR山手線&中央線の立体交差、同じ手は2度通用しません!





さあ続きまして、恵理さんからの1枚。

穏やかな風景。さっきのとは大違いですね。

非電化単線の踏切。

 

写真を拡大。

踏切動作灯に186の数字、後ろの植物はどことなく南国っぽい?


奥には30キロの速度制限標識。

黄色地なのはJR西日本によくある形式だった気がする。(恵理さんは岡山県の津山在住)



最近よく出てくるAIの植物認識。

一応両方チェック、有益そうな情報としては関東南部以西に分布しているとの事。



しかし「どうも西日本ぽい」というだけで膨大な非電化ローカル線の旅に出るのは危険だな……


踏切の地面にも数字が。



……これもしかして踏切の名称なんじゃないか??



調べちゃおう!

一番に出てきた「島原外港」の文字。

長崎県の島原半島。そこを走る島原鉄道はもちろん非電化のローカル線。



GO!

終点の島原港駅前に踏切。その先の線路は緩いカーブ。

(またGoogleの駅文字が白くなってる…💢)



では問題の写真↓


見つけ出した写真↓

ストリートビューのコマ的にこれが最大値。

それでも左側で途切れる線路、踏切動作灯や南国の植物はキッチリ。


回答後送られてきた写真↓

ヨシ!


島原鉄道・島原港駅前の第186号踏切、その名称のおかげで一発確保!



気になって調べてみたら、島原鉄道では全部の踏切に数字が振られているようです。

180箇所以上踏切があるって事か!



起点の諫早駅から1つ目の踏切が3号だったので、廃止された踏切もあるっぽいですね。



写真のおかげで乗ったこともない鉄道のことがいろいろ知れるのも、どこ鉄の楽しさです。ありがとうございます!





今回ラストは美佳さんからの1枚。去年の10月14日(鉄道の日)に頂戴して以来、動けずにいた写真。

だだっ広い平原にある駅。

ミラーがあるからワンマン運転区間か、ホームの感じもかなりローカル。

ただ電化設備はそこそこ立派。

ホームの両側に黄色い点字ブロックがあるから、島式ホームか。

今や絶滅危惧種の「白線」が残っている。



ちょうどこの時期秋田(大曲)へ出張があり、だだっ広い平原の真ん中で仕事していたのもあって、美佳さんの故郷である秋田県ではないか?と一瞬疑ったものの、

電線類を見る限り、直流電化っぽい。

(秋田県の電化路線は交流なのでもう少しゴテゴテしている)



いちばん気になるのはその下、

銀色の鉄道電話。これを検索しよう。


しかし検索は捗らず。

鉄道電話(沿線電話)の検索で有益な情報に辿り着いたためしがない。それでも検索してしまう進歩のなさ。

ただ電話が銀色ってのはJR東日本・西日本・九州の色ではない気がするけど、、。



電話の背後にあった速度制限標識も捜査。


なるほど、写真の先に分岐があって、それが70キロ制限ということか。



場所は絞れないけど……分岐した先が70キロ制限って、そこそこ規格の高い路線じゃないか?

(↑記事に出ている数字のように、駅構内の分岐は30〜45キロ程度に制限される事が多い)



まずはJR東海から初めてみよう。

電化路線で多少ローカルで、だだっ広い平原が広がってそうなのは、濃尾平野のほう。


基本的に駅の周りには建物が密集している事が多い(少し考えりゃ当たり前)なかで、平原に面した駅を発見。

これは良い!



どうだ……??

↓↓↓

うあーーーホームの感じが違うか!残念!!



この地域の捜索無事終了、次は御殿場線へ。

黄色い点字ブロックの風合いが同じ!

期待が大きく膨らんだものの平原にたたずむ駅は皆無。JR東海の平原部捜索完了。




うーむ。

これだけ広そうな平原、、素直に関東平野で探してみようか。



関東平野でこんなエリアを通る路線でまず浮かぶのはJR相模線だけど、ホームはこんなにワイルドじゃないよな…?とりあえず見てみよう。

駅前に平原が広がっているのはこのエリアのみ。


相武台下駅へ。

思ってたより住宅が近かった。ホームもやはり整備されている。撤退!



そこから関東平野の外縁を走る両毛線などJRローカル線の捜索へ出てSUKAを繰り返し、電化ローカル私鉄に照準を切り替え。

まずは北関東の平原を走る秩父鉄道。

おおっ?

ホームの感じも、オレンジ色のラインも良い!これは鉱脈来たか?


沿線を丹念に捜索。

だだっ広いぞ!さすが関東平野!



これ以上の進展なく秩父鉄道捜索完了。

↑2つ上の写真のように秩父鉄道のミラーは柱がオレンジで、問題写真のようなシルバーの柱を見つける事はできず。



他に北関東の電化ローカル私鉄は、、上毛電鉄・上信電鉄があるけど、あんな平原あるかな……?

ん待てよ、秩父鉄道の北側を東武(大手私鉄)が走ってて、何もない所に駅があると見聞したことがあるような……


ちょっと行ってみよう。

ここだ。県(あがた)駅。



(この時閃いていた知識の残像↓)




とりあえず駅の画像へ。

あーっ!黄色い点字ブロックの外側に白線!!

そこからはみ出す雑草!!!

丸っこい照明の形も同じ!



ここだったのか………!!!




では問題の写真↓


ようやく探し出した写真↓

駅構内の画像にあんなのは無いのでこれが精一杯!



東武伊勢崎線・県駅、何もないことに苦労しながらも確保!



こちらのブログ冒頭にある写真が、撮影地点としてはいちばん近いですね↓



分岐先が70キロ制限なのは妙に速度が高いなと思っていたけど、大手私鉄のローカル区間だったか。



とにかく何もない写真を解けてよかった!




回答後に美佳さんから「1枚目失敗したやつ」と送られてきた写真↓

確かに東武特急「りょうもう」の車両だという事は分かりますが、景色が隠されているので当てづらい写真ではありますねw



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今回は以上です。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。


現在のストック、まともな捜索で解けそうな写真は1枚しかないですが、引き続きがんばっていきたいと思います。



ではまた!