どこ鉄 〜また新しい文句を言う | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



オリンピックも終わり、リアルな日常というものはこれからどうなって行くんでしょうかね。



私はワクチンの予約も1ヶ月後の1回分しかできていない愚鈍な民なので、変わらずおとなしく過ごしたいと思っております。




では通常運転でやっていきましょう。




まずはおなじみ先頭打者の中山有子さん(2枚・同一駅)。


同じ地点で、視界の上と下でしょうか。



錆びた壁が目立つのみで、取り立てて路線を特定する要素は見当たりません。



それにしても毎回ほとんど2枚組で送ってくれるのは、何かのこだわりというか様式があるんでしょうかね…。僕は解くだけで精一杯なので、送る側の心理までは推し量る余裕がありません。




さて、手掛かりにするのはここ。

赤で囲んだ部分は「踏切動作反応灯」という設備(の上半分)。


これまで幾多の踏切写真の経験で知っております。JRにはなく私鉄特有の設備だという事も。




画像検索から、反応灯の上に映っている4灯の信号機が何なのかを掘り下げていきたい。

ほう。



左側でズラッと4灯が並んでいる画像、特殊信号発光機だと。




特にピンと来ないので脳みそを通さず「特殊信号発光機」でさらに検索。

出てくるのは五角形のものばかり。正方形に4灯ってのは珍しいんだな……




一通り調べてみても、正方形に4灯は↑↑2つ上のズラリ写真の下赤塚、すなわち東武鉄道しか見つからず。





とりあえず東武か。




いま一度問題写真に戻り、

おそらく2面2線の対向式ホームの構造である事を確認。



さらにこの写真の最上部を拡大↓

……なかじま?ながしま?と、青い「BOX」の看板が踏切すぐ横に見えます。




さあ配線略図大先生の出番。



まずは下赤塚駅がある東武東上線から捜索開始。

都心部から2面2線の駅を当たっていきます。


そして埼玉県の東松山駅まで来た時。

ムッ。



踏切のすぐ横にあからさまな化粧品店を発見!




ここだな。





では元の写真↓




見つけ出した写真↓

2枚がいっぺんに入る素晴らしい画角。



東武東上線・東松山駅、10分かからず確保。




どうなんですかね、個人的には特に体温も変わらず機械のように仕留めたんですけど、「つまらない」と思われるのか「気持ち悪い」と言われるのか、気になるところです。






お次は最近レギュラーに定着しつつある、ありぴーさんからのこちら。

また海外だ。終着駅か。



「隠したりする姑息な真似はやめました(笑)」という事で、惜しげもない看板が右側に建っております。




見る。

おっ。

上のほうの案内はともかく、一番下に「で、ポルトガル」と書いてありますね!




国がわかった。どう進めていこうか。




ポルトガルの鉄道のことは全く知らないので「ポルトガル 駅 青い壁」などで検索しようかとも思ったんですが、それじゃ面白くないのでもっと乱暴にいきたいなと。




ポルトガルといえば、まずは首都リスボン。




乱暴にリスボンへ飛びます。

うむ。

この街のどこに鉄道が走っているかも知らないぞ!




先ほどの看板に戻ります。

メトロ。



=この駅には地下鉄が通っている。




Googleマップで「路線図」の機能をオン。




海外では鉄道が実線で表示されないとさんざん愚痴をこぼしておりますが、路線図をオンにすると地下鉄だけは表示されることを知っているのです↓

ほら出てきた。




地下鉄の線を追いながら、地上に問題写真のような行き止まりの終着駅がある場所を探してゆきます。

こんな感じの場所ですね。

それにしてもリスボンはほとんどの建物の屋根が朱色で統一されています。ヨーロッパって感じ!




2駅目。





元の写真↓


探し出した写真↓

ポルトガル・リスボンのSanta Apolonia駅、3分で確保。




ありぴーさんの写真が投稿されてないかと何百枚の画像を探し続けた時間のほうが、よっぽど疲れました(10分探して見つからず)。





今回は快調だな!!




そんな中、本日届いた直江さんからのこちら(2枚・同一駅)あなたもですか。



……。



なんなんでしょう、「2枚あるからひどい画角でも大丈夫だろう」みたいなのがあるんですかね。




(チラッと見ただけで「これはすぐでしょ(笑)」と返信した僕もどうかしています)




まず↑1枚目、線路に砂利が敷かれてないことをチェックします。これはなかなか特徴的。




そして2枚目の左下を拡大。

ホーム向かい側の壁(鉄骨)。


これは高架駅ならではの構造でしょう。そして非常停止ボタンはおそらくJRのもの。




右下も拡大。

あちら側にもホームがありそう。


(柱の青いラインもチェック)


両側にビルが見えるから、それなりの都市部だろうな…。




JRの高架路線で砂利が敷いていない→まず思いつくのは埼京線。そのなかで2本のホームがあるのは武蔵浦和。

壁がSUKASUKA。




違ったか…。




早くも弾切れ。





弾1発だけでよくあんな威勢の良いこと言ったな!俺のバカ!





ともかく。

次に思いついたのは中央線の中野〜吉祥寺間。

ここは高架複々線区間だから、望みが大きいぞ!




高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪・吉祥寺と馴染み深い駅たちを捜索するも、目ぼしい結果は出ず。




……というか景色が細すぎて、よく分からんぞ!



柱の青いラインから京浜東北線沿いを見てすぐ諦め、全然関係ない代々木駅などを見ながら、またたく間にやる気を失っていきます。




もういいや!高校野球を見よう!




それを察したわけではないでしょうが、しばらくすると直江さんから「反対側のホームがチラッとだけ写ってるのもありますが」とのメッセージ。




すかさず「見せてもらおうか。」


たしかに言うとおり。



しかし、ここで僕が注目するのは向かいのホームではありません。

乗車位置の表示。



「11両・15両」。




すなわち、横須賀線・総武快速線。




〜わかりやすく役に立たない解説〜

関東のJRでは最大15両編成の電車が各方面に走っているんですが、その多くが基本10両+増結5両の編成を繋げて走っています(需要が減る郊外で切り離したり、早朝深夜は基本10両のみとか)。



そのなかで横須賀・総武快速だけは11両+4両の組み合わせになっているのです。(留置線の長さの関係)


〜〜〜


というわけで、11両の表記はこの路線独自のもの。



さあ路線が絞られた。


しかも横須賀線側にはこのような高架駅はないと熟知しているので、総武快速線一本縛り。




各駅停車(向かいのホーム)と並走する区間の停車駅を全捜索。





見つからず。





アレ〜??




どうもやはり景色が細すぎて決め手がない。


見つからなかったけど、100%違うとも言い切れない……




曇った気持ちのまま再び写真(3枚目)を眺めると。

あれ?向かいのホームのそのまた奥、線路が見えない…??



各駅停車との並走区間(都内〜千葉駅まで)じゃないってこと?




急遽略図大先生をお呼びして、千葉駅より向こうで11・15両編成が走っている区間を探し始めます。

すみません、こんな写真でお呼びして!

向かいのホーム奥に線路がないとしたら、四街道のような線路配置かも…?



しかし総武本線・外房&内房線の目ぼしそうな駅を探しても、どんどん郊外になっていくばかり。




やはり問題写真のような高架駅とビル群となると、千葉駅よりは都心側か……




先ほどの写真も、たまたま壁と線路が同化してるとか、砂利の盛り上がりで見えなかっただけかも知れない。




改めて千葉〜錦糸町の複々線区間を、繰り返し捜索。




そして。




では、元の写真を拡大↓


なんとか見つけた景色↓

右側のビルが一致している様に見えますが、分かりづらいですかね……?



では問題左側の、窓が多いビルに注目↓



駅前ストリートビューで一瞬だけ見えたビル↓

最終的に、これを決め手とするしかありませんでした。(結果、正解でひと安心)



JR総武本線・稲毛駅、細すぎる景色に苦労しながらも何とか確保!!




疲れた!!




…つい最近も千葉の駅で一旦スルーする失敗をやらかしたな…!




千葉県にはしばらく近づかないでおこう!



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今回は以上です。



お読みくださり、ありがとうございました。





引き続き新たな写真も募集しております。

よろしくお願いします。




ではまた!

ほんと暑いのでお身体ご自愛くださいませ!