どこ鉄 〜あっち行ってこっち行って | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。


昨日、道を歩いていたら「パーン!!」という大きな破裂音が街に響いて、すわ事件かと皆ビックリして周囲を見回したんですが、それは自転車屋さんの目の前で自転車がパンクした音で、乗っていた女性はそのまま自転車屋さんに入っていきました。



「運が良いのか悪いのか分からないな」と思いました。


皆様お元気でしょうか。



さて今回もやっていきましょう。


嵐電の回でおなじみの沖田文子さんから、立て続けに3枚の挑戦状が届きました。ありがとうございます。




まずはこちら。
一見モノクロかと思うような、車両と駅構内の写真。




これは瞬殺中の瞬殺でした。




車両に書いてある「CT」のロゴ=JR九州の車両、そして真っ直ぐなホームと手前の絶妙なスロープ感。


これはJR九州の門司港駅です。たまに出る断言です。


3枚目の写真が届く前に正解を答えてしまいました。



すぐに分かった理由はこちら。
2012年の時間堂「ローザ」のツアー公演の時、劇団員たちを説得して、わざわざ門司港駅に寄ってもらった時の写真。


この駅は、鉄道駅として初めて国の重要文化財に指定されたほどの駅で、鉄道マニアにとっては聖地なのです。


その時の興奮した様子↓
(噴水の音と僕の滑舌で聞き取りづらいのはご容赦ください)
https://youtu.be/ZAHLaaLWaiU

 

時間堂画日記070 門司港駅に大興奮リンクYouTube 

 

ちょっと懐かしさに浸ってしまい、失礼しました。

まあそのくらいの駅なので、構内の様子も当然覚えがあった、という事です。



いちおう、構内の様子はこちら↓

素敵ですね。





さて2枚目はこちら。

ほう。タヌキがずらり。




タヌキの焼き物といえば信楽焼、という固定観念があるので、まずは信楽高原鐵道を瞬時に捜索にかかります。



すぐさま、

おっ、駅の向こうに橋、また瞬時に辿り着いちゃったか!



そしてストリートビュー。

…………。。。




タヌキも居るんだけど、数も少ないし、橋の構造も長さも、なんか違う……





何度か言っておりますが、正解の駅に辿り着いた時には形容しがたい確信の感覚が身体を通り抜けるものですが、




それが起こらない。




むむう、違うのかも……ということで、元の写真に戻ります。
窓枠が赤い。



それで、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車かな?と推測しました。

こちらですね。



そして「嵯峨野観光鉄道 タヌキ」で検索。



一発。


嵯峨野観光鉄道・トロッコ保津峡駅(京都府)、確保!!!



この保津峡という駅、行ったことはありませんが、「電車でGO!」というゲームが初めてプレステに移行された時の第1ステージに登場する駅なので、思い入れがありました。僕も当然専用コントローラーを買って、やり込んだものです。


それと去年の10月に出演したロデオ★座★ヘヴン「日本演劇総理大臣賞」で、嵯峨野さんという役人を演じさせてもらった事も印象深いですね。
むしろ当時、台本をもらった時に役名を見て、真っ先にこの路線の事が思い浮かびました。



チョイチョイお芝居の思い出を挟んで、自分が俳優だという事を少しずつ確かめます。そうしないと、自他ともにただの「鉄道おじさん特殊系」だという認識になってしまうからです。




さて3枚目。
これは難しかったです……。


まずは車両の特定から。


このように窓が並んだ形は関東ではあまり見ないので、はじめ京阪・阪急を当たりましたが、該当なし。


内装から観光列車だと思われるので「観光列車 水色」で検索、すると西武鉄道の「52席の至福」が出てきました。
西武の4000系車両を改造してつくられた、食事やお酒を楽しめる素敵な観光列車ですね。
写真をよく見ると「💧52」と車体番号のように表記があるので、これでしょう。


なるほど、西武の4000系だったか!



しかし、ここからが問題です。



まずはこの列車が運行されている区間の停車駅から調べるのですが、

写真には、景色と呼べるものがほとんど写っていません。
この、窓の向こうに見えるものと、窓に反射した景色を頼りにするしかないのですが、これがまた錯覚みたいなもので、目も頭もメチャメチャ疲れます。


写真の露出を変えて、上部で白飛びしているビルも見てみましたが、知らないビルの壁の一部分を眺めたところでそれがどうしたという感想でした。



それでも何とか池袋・西武秩父・飯能・所沢・西武新宿と主要駅を当たってみて、全SUKA。



うう……。


こうなると、回送列車がその辺の駅で止まっているだけの予感……面倒なことになったぞ…。





別の角度からアプローチしようと思い、
この車両が何両目で、
池袋←→飯能の、どっち側を向いているのかを調べようと思いました。
(西武池袋線は、飯能駅がスイッチバック構造になっているので、池袋方と西武秩父方の先頭車は同じになります)


4両編成で、すべて外装デザインが違うなかで、
この車両に違いない。「52席の至福」ホームページより。


そして走行中の写真を何枚も眺めて、池袋方の先頭車両だということを確認。
(これが新宿線だと逆に所沢方先頭車になるのですが、言葉で説明するのは面倒なので割愛)



まずは、車庫のある駅で、この車両が停まると思しきホーム近辺を探します。



保谷、小手指、上石神井、新所沢……


ほんとにここじゃないんでSUKA。




なにしろ風景の情報が少なすぎて、合っているのか分からない。



ただ一つ、窓に反射した景色をずっと見ているうちに、「2面4線」構造の駅だという推測が確かになってきました。



ようし、こうなったら2面4線の駅を片っぱしから当たってやる…。



さ、いつものあの方にお世話になりましょう!(やっとその段階まで来た)


いつも頼りになる配線略図.netさん。


まずは東長崎から見てみます。
何となく、池袋という始発駅の入線待ちの際、直前のここで止まるかな…と思ったので。


すると。



元の写真↓


やっぱり当たると感覚が違うもんだなという写真↓
キャー!!!!来たー!!!


窓からチラリと見えた謎のシマシマはパチンコ屋の看板!
そしてその前の、駐輪場の屋根!!!!



駐輪場の屋根に、こんなに興奮したことはありません!!!!ありがとう駐輪場の屋根!!!!




というわけで西武池袋線・東長崎駅(東京都)、さんざんの紆余曲折を経て、確保。


いやー、疲れる問題だった…!!

〜〜〜〜〜〜


今回は以上となります。最後までお読みくださり、ありがとうございました。



ではまた。