首を短くして待つたいへん困っています。このままでは、いつか終わりの日がやってきます。それは、目に見えているというより、肌で感じています。それにしても、探せども探せども見つかりません。休日の何時間を費やしただろう。同じ場所を何度、探しただろう。仕事をしていても、電車に乗っていても、ふと考えるのは家の収納内部のことばかり。ほんとに、可能であるならば去年の自分に訊いてみたい。「マフラーをどこにしまったんだ」