時間堂「ローザ」
おかげさまで、すべての日程・すべての行程が終わりました。
(@静岡アトリエみるめ)
2012年5月に始まった公演。
四角い箱の中に白い舞台。
東京公演では、さっそく天井と床が抜け、どん底や遠い星空を見ました。
それでも何とか立ち続けました。
全国ツアーでは、四方の壁がパタパタと倒れてなくなりました。
いろんなところに行き、いろんな景色を見て、素敵な人々に初めて会いました。
手をつなぐ力が、強くなりました。
そして最後のえだみつ。
子どもたちがワラワラとやってきて走りまわり、あたたかい商店街の方々もいらっしゃいました。
劇場のみなさんに助けられながら、ぼくらも彼らのほうへ出かけて行きました。
白い舞台は境界がなくなっていました。
そんな、ながいながい旅でした。
もうほんとにほんとに、関わってくれたすべての人に心から御礼申し上げます。
ありがとうございましたっ!
そして、また会える日を楽しみにしてます。
菅野貴夫(時間堂)
最後に。
どれほど聡明で先見性があって勇敢な革命家であった彼女をもってしても、まさか21世紀のそれも日本で、自分を題材にした演劇あそびをする酔狂な連中が現れるとは夢にも思わなかったでしょう。
ローザ・ルクセンブルク。
未だにあなたのことも演劇のこともよくわかりませんが、あなたのおかげで、数えきれないくらい大切な経験をさせて頂きました。
ありがとう。
おやすみ。