2月1日よりクラウドファンディングに挑戦】
今夜も26:30から、J-WAVE「WITH」OAです。
今夜のゲストは、先週に引き続き、
WHILL株式会社の榊原幸佑さんをお迎えしました。
デザイン性も機能性も兼ね備えた、障害者と健常者の垣根を超えて
誰もがカッコよく乗れるパーソナルモビリティWHILL。
2月1日(水)より、WITH ALSでは、
このWHILLを介護保険が使えない40歳未満のALS患者さん
レンタルシェアサービスを行う為に、
全ての人の行動の自由を叶える為に、
ぜひ皆様ご支援よろしくお願い致します。
WHILLの詳細についてはこちらから
https://whill.jp/
このプロジェクトのことも今夜のWITHで詳しくお話しさせて頂
ぜひクラウドファンディングへ、皆様のあたたかいご支援、
ご協力をよろしくお願い致します。
■J-WAVE RADIO「WITH」(毎週金曜26:30~27:
http://www.j-wave.co.jp/
https://www.facebook.com/
WITH ALS
武藤将胤
DAY ALS823 ALS宣告→現在
http://withals.com
2017.01.26
通勤できない人を積極採用。テクノロジーが広げる、障がいのある人の“働く可能性”
2017.01.26
通勤できない人を積極採用。テクノロジーが広げる、障がいのある人の“働く可能性”
ICTは、働く場所や時間だけでなく、職業選択の自由度を拡大する。オフィスと労働者の物理的な距離の解消だけでなく、例えば、障がいを持つ人が、スキルを活かし、自分が働きたい仕事に従事する機会を広げることにもなる。その技術を活用し、重度障がい者の在宅雇用を推進してきたパイオニア的企業が、OKIワークウェルだ。同社では、独自開発の音声コミュニケ―ションツール「ワークウェルコミュニケータ」による“バーチャルオフィス”で、社員の半分にあたる43人が、在宅勤務で日々の仕事に従事しているという。ICTは、障がい者の仕事における壁をどのように飛び越えさせてくれるのか。企業の成り立ちから今後のビジョンまで、津田 貴社長に話をきいた。
きっかけは、自身がケガをしたこと
OKIワークウェルは、IT企業であるOKIのグループ会社だ。現在、代表取締役を務める津田氏もその出身であり、ソフトウエア開発に従事していた。しかし、ある日、会社の球技大会で足を骨折してしまう。
「松葉杖が必要だったので、通勤したくても電車に乗ることがすごく怖かった。働く意欲はあったものの結局2カ月休職せざるを得ませんでした。そして、職場復帰後、会社に社会貢献推進室なるものが設置されているのを知りました。休職中、“福祉”というキーワードが頭の中に浮かんでいたこともあり、その扉を叩いてみたのです」
社会貢献推進室には、すでに、障がい者の在宅勤務プログラムというアイデアがあった。それを実行レベルに押し上げるために、技術畑だった津田氏のスキルや経験、そして熱意は重宝され、みずからもマネジメント役に挙手したという。
「企業が社会貢献するとき、本業とかけ離れたことをすると継続しにくいと思います。だから、IT企業であるOKIらしいことをしよう、と。プログラミングやデータベースの構築、ホームページの制作ですね。これらの仕事は、当時もアウトソーシングされることも珍しくはありませんでした。だったら、在宅勤務者でも実行可能なものだと思ったのです。通勤ができない重度の障がいであっても問題なく働ける環境、つまり通勤できない人を積極的に採用しようじゃないかということですね」

在宅勤務者が働きやすい“オフィス”をITで実現
当時は、離れた者同士のコミュニケーション手段は、電話やメールが主流。仕事や意思伝達のスピードも決して早くはなく、マネジメントできる範囲も限られていたそうだ。それを大きく変えたのが、自社独自開発の「ワークウェルコミュニケータ」の導入だったという。
「在宅勤務者は、まず、サーバー上の勤怠管理システムにログインしメールで始業を全員に伝え、会社が貸与するパソコン周辺機器を使って、ワークウェルコミュニケータでネットワークに常時接続しながら仕事をします。ワークウェルコミュニケータは、チャットだけでなく音声でのコミュニケ―ションを可能にするソフトウエアで、“会議室”などの部屋が割り当てられたいわばバーチャルオフィスのようなものを視覚的に実現しています」
「近年は在宅勤務者の人数も増え、スキルや経験、その人の介助や通院のスケジュールも加味しながら、チーム制を取るようにしました。すると、管理者から勤務者へ、勤務者個別のメッセージだけでなく、チーム内で同時にコミュニケーションを取りディスカッションする必要がでてくる。そういった時に、“会議室”を使うのです。例えば、“会議室1にON”すれば、そこにいる人たち同士だけが同時に音声や文字のやり取りができます。また同時に、管理者も、誰と誰が“会議室1”で打ち合わせをしているという状況を確認把握できます」
もちろん、テレビ電話などの機能もあるが、メインで使われているのが、この音声と文字でのコミュニケーションだという。インターフェイスも極めてシンプルだ。
「重装備されているからといって、優れている、つまり、使いやすいとは限りません。また、それがかえって在宅勤務のやりにくさに繋がる可能性があるんです。例えば、オフィスでは上司が部下に、『ちょっと、このプロジェクトの進捗どうなってる?』とか、部下が『ちょっと、この企画書をチェックいただけますか?』と言ったりしますよね? 在宅勤務者は、その“ちょっと、ちょっと”のコミュニケーションを求めているのです」

データの確認や納品は社内サーバーを使えばいいし、ストレスなく、かつ孤独感を感じさせない、“ちょっと、ちょっと”の会話がしやすいコミュニケーションツールを用意することで、事実、働き手のモチベーションや生産性はアップし、同時にマネジメントもしやすくなったそうだ。では、具体的にどういった案件の仕事がここで行われているのか。
「案件の約97%は、OKIグループからの発注です。営業チームが使う顧客管理システムや、社内研修システムなどの開発、ホームページの更新やデータベースの構築、また社内報のデザインなども行っています。グループ外の案件は、障がい者委託訓練や新しくできた学校の校章、“ゆるキャラ”のデザインも。当初、われわれが抱えていた品質や納期などに対する不安は、いまではほとんどありません。事実、今では、依頼が増えてお断りするケースもあるほどです」
ICTは、障がい者雇用の枠を超える
インフラが整い、実績も高く評価された今、津田社長は「在宅勤務コーディネイターの存在も、大きなカギを握る」と言う。在宅勤務コーディネイターとは、在宅勤務者と会社を繋ぐ人。それは、仕事のマネジメントだけでなく、在宅勤務者と特別支援学級に赴き、実際にICTを活用した働き方を伝える「出前授業」や、「遠隔職場実習」など、社会にコミットした活動も広げていきたいという、津田社長の想いでもある。
「そもそも障がい者の在宅勤務制度が、企業の障害者雇用率を高めるためだけのものになってはいけませんから。いわゆる仕事以外の活動にも力を入れていきたい。在宅勤務者のキャリア形成に役立っているし、特別支援学校の先生や子どもたち、またその保護者たちにも喜んでもらっています。まだ、多くの人が、“通勤できないと就職できない”“軽作業などできる仕事の内容は限られている”と思っていますから。障がいのある方は、お世話してほしいのではなく、働きたいと思っています。そのことを理解してアプローチできる在宅勤務コーディネイターの育成が不可欠です」
また、現在、OKIワークウェルでは、このICTツールを、仕事の場だけでなく、教育というフェーズに活用することも試みている。2016年にも、特別支援学校で、ワークウェルコミュニケータに他のデバイスを組み合わせ、遠隔社会科見学を行った。
「ネットワークカメラと、タブレット端末でのネットワーク上の黒板ツールを組み合わせて、北海道と東京の特別支援学校の生徒が、香川県の小豆島の醤油メーカーで社会見学をするという遠隔授業を行いました。いまや、タブレット端末などは、ほとんどの学校で使われていますから、お金をかけなくてもできることです」
北海道や東京から香川県へ移動するということは、容易ではない。物理的な距離は、障がい者も健常者も同等だ。ある意味、ICTを活用したサービスは、誰にでも同じ恩恵を与えてくれるということである。
「私は近眼。眼鏡がないと普通に歩けません。たまたま目が悪い人が多かったから眼鏡という道具が生まれ、普及し、それをお店で買えば、普通に暮らすことができる。いまはインターネットが普及し、通信速度も上がり、端末や入力出力のデバイスも進化しています。眼鏡の方が早く誕生しただけとも言えるでしょう」
2017年には、指の動作に不自由がある方も入社する予定だという。電話のボタンを押すことができない。しかし、ワンキーマウスを使えば入力作業もでき、アプリ越しに通話もできる。デバイスを換え、ICTを駆使すれば、働くことができると判断したそうだ。
「今後、ICTを始め、デバイスも進化していくと思います。それにより、さらに障がい者の仕事における壁はなくなるだろうし、仕事をするという面で、障がい者も健常者も変わらなくなるかもしれません。オフィスに通勤できるということが、雇用において優位になるとは限らない日が来るかもしれません。それが理想ですね」

津田 貴
株式会社沖ワークウェル取締役社長。グループ会社である沖電気工業株式会社(OKI)在籍時に、社会貢献推進室を中心に障がい者の在宅雇用プロジェクトを推進し、マネージャーとして参加。2004年、株式会社沖ワークウェルを設立後、2010年現職に就任。2010年には、在宅勤務社員が執筆した『障害者が思いっきり仕事できる日本でいちばん働きやすい会社〜OKIネットワーカーズ物語〜』が出版に。2016年には、「第9回ワークバランス大賞優秀賞」、「平成28年度 テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰」を受賞。
コラム
理不尽に対して、黙って泣き寝入りはしません
前稿で情報提供のご協力をお願いしましたところ、これまでに全国の読者の皆さんから貴重な情報を頂いています。ありがとうございます。
当連載、初回の結びに「読者のあなたの航海と、私の航海とが交差して何かが生まれたら」と筆者の願いを記しました。今、その何かが生まれようとしています。
情報を寄せてくださった方のお母さまの言葉が心に響いています。
「自らが思いを発信したからこそ起きた今の変化です。自分が変われば周りも変わる」
ここでいう「変化」とは24時間ヘルパー介助で自立生活を実現したことです。お母さまは50代の時にALSを発症され、その後、在宅生活を全うされたそうです。自ら声を上げて。難病を持っても必要な介助を得ることで、最後まで自分の人生を生きられたお母さまのことを伺って、私は希望を感じました。
信じがたい区からの回答
聞き取り調査は親身に思えただけに、あまりにひどい回答内容にショックは大きかった
昨年9月、仙台市に重度訪問介護、毎月799.5時間の「サービス等利用計画案」を出しました(内訳は24時間×31日[744時間]+2人体制が必要な入浴と、外出・通院介助の時間)。
それに対して、区の担当者から相談員に回答があり、経由して私にも伝えられました。12月2日のことです。
それは想像を超える 酷 い内容でした。
障害者が生きることは、こんなにも険しいのか。
後ろから無言のハンマーで殴られたかのような衝撃でした。
区からの回答の要旨は、以下のような内容です。
●「市ではこれまで24時間介護支給の認定は、気管切開を行い人工呼吸器を使って、たん吸引を頻繁に行う必要がある人を対象にしてきたので、他の世帯との均衡を考えると現時点において岩崎さんへの適用(見守りも含む)はできない」
●「市における重度訪問介護の〝家電製品の操作介助〟の考え方により、岩崎さんが使っているパソコンの準備や片付けを制度のヘルパーが行うことは難しい」
●「深夜帯は、両親を呼ぶ回数と岩崎さんの体質に照らし介護支給増の必要はあっても、常駐でなくても対応できる。常時見守りではない形で介護が必要な時間を算定してください(例えば深夜2時と5時に1時間ずつ身体介護など)」
訪問しての聞き取りでは、区役所の職員の言葉や様子から、こちらの窮状と介護の必要を理解してくれたかのように感じられていたので、こうした回答を受けるとは思いもしませんでした。
私に対しての介護支給量は、現状から夜間帯の限定的な増量で当面は十分対応できるとする判断は、常時人工呼吸器を使っている障害者への無理解が深刻なのと、両親が引き続き私の介護を行うことを前提にしなければ出てこない内容です。
承服はできません。
直ちに相談員を通して異議の申し立てと問いただしを行いました。その後、区の担当者から、質問についての回答と話し合いを21日に行いたいと連絡がありました。
私は自分もその回答の場に立ち会いたいと希望しましたが、担当者は、前さばきとして先日の質問に対する回答と状況確認をしたいので相談支援との2者協議としたいと同席を拒否しました。
おそらく、本人を前にしては言いにくい回答になるので避けたのでしょう。当事者を抜きにして説明をする不誠実さに怒りが湧きました。私としてあくまで3者協議を求めることも考えましたが、押し問答にしかならないので、その日は2者の場で区の回答を聞くことにして、協議の内容は録音してもらうことにしました。
音声を聞きました。約1時間ほど。
区の担当者3人が話す言葉を聞きながら、あまりに酷い内容で言葉を失いました。「やはり顔を見て話さないとギスギスしますから」といって笑いさざめく場面もあり、私は悲しい気持ちでいっぱいになりました。結論としては、「24時間の支給決定は現時点ではできない。介護支給量を段階的に増やしていくことで対応したい」という回答で従来と同じです。「段階的に増やしていく」ので間に合うなら24時間の支給は求めていません。
このままでは、私に生死に関わる事故が起こるか。両親が倒れるか。在宅生活が崩壊の瀬戸際にあるから求めているのです。区の担当者は「市の運用に従って対応するしかできない」と言うのみなので、これは市の本庁と直接交渉していくしかないと思いました。
良い情報なので共有します。
http://www.poran.net/ito/archives/4156
視線入力装置ポータブルセット(ほとんどAmazonで購入可能!)
視線入力装置がローコストになり、たいへん身近になりました。
ここポランの広場ではよく出てくる話題です。
たとえば,視線入力を実現するための一式はAmazon でそろいます。
ここでは、持ち運びすることを前提としたポータブルセットについて記しておきます。
私は、イベントや訪問時には、このセットを持ち歩くことが多いです。
重度障害者の利用を前提として、何をそろえたらよいのかをまとめました。
身近になった視線入力装置
「ローコスト視線入力装置による意思伝達利用の有用性と課題」 ~第3回日本難病医療ネットワーク学会学術集会~
機器固定に使える便利品
視線入力装置は、それ自体だけあっても使えません。
パソコンと対応ソフト、そして固定具が必要です。固定具、重要ですね〜。
それぞれについて購入方法を具体的に記します。
すべて Amazon で買えるものというのがポイント。
ソフトウェアについては、無料で使えるものだけを挙げました。
パソコン 2017年1月16日修正
Windows 10 のパソコン
13インチ以上のディスプレイ(可能であれば)。
視線入力装置&ドライバ
Tobii Eye Tracker 4C *個人輸入
こちらのページを参考に購入してください。
Tobii EyeX Controller / Sentry Gaming Eye Tracker の後継にあたるローコストの視線入力装置。
視線の検出頻度が1.5倍になっており精度も向上しています。
USB 2.0でも動作し,ケーブルの取り回しもよくなっています。
固定具
フリクションアーム Amazon で購入
ひとつのノブで3ヶ所のヒンジを調整できます。
これより安いものを使うとイマイチしっかり固定できません。
クランプ Amazon で購入
フリクションアームの土台です。
オーバーテーブルや支柱にしっかり取り付けできます。
ノートPCデスク Amazon で購入
フリクションアームに装着します。
視線入力ソフト
視線入力訓練ソフトEyeMoT 3D
「風船割り」で成功体験を獲得することをおすすめします。
視線入力訓練ソフトEyeMoT
訓練用ソフト。
段階的に視線入力を訓練できます。
HeartyLadder
文字入力用ソフト。
Hearty Ai と組み合わせて利用します。
Hearty Ai
視線マウスソフト。
HeartyLadder と組み合わせると文字入力が行いやすくなります。
miyasuku EyeConLT
視線マウスソフト。EyeCon の機能制限版。
目の動きがマウスの動きになります。
視線マウスでWindows 操作が行えるようになります。
視線マウスにより、視線入力でWindowsパソコンが使えるようになります。
ここではその方法について述べませんが、たいていのシーンでその効果は大きいと言えます。





